円滑な人間関係のために
以前感情的になりやすい上司の下で働いたことがあり、私には理不尽とも思えることで怒られることが何度かあった。これは私に限った話でなく、部下の誰に対してもそのような態度をとっていた。
決めつけは良くないが、同僚の間では、上司は元々感情的になりやすい人物のうえ、更年期障害なのではないかという話があった。
上司は皆に嫌われていて、職場では上司への不満や悪口が蔓延し、あまり良いとは言えない職場環境になっていた。
ただ、自分で言うのもどうかと思うが、私はスマートな人間である。
人の悪口や不平不満を言うだけでは何も解決しないことを知っているのである。
その為、理不尽なことで怒られる度に私は、心の中で「お前の肛門を見せろ」と思っていた。
肛門を見せてほしいのだ。
上司は女性で私は男性だが、年齢もかなり離れているし、性的な意味で見たいわけではない。
私が上司の肛門を見たい理由を、極めて論理的に以下に記す。
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上司は何も怒りたくて怒っているわけではない。(感情のコントロールが上手くできないだけなのだ)
⇒上司も嫌な思いをしているから怒りとして表出する。(上司のストレス 3ポイント)
⇒理不尽に怒られた私も嫌な気持ちになる。(私のストレス 10ポイント)
⇒理不尽に怒られっぱなしでは納得いかないので、7ポイントの差を埋めてトントンの状態にもっていきたい。
⇒自分も少し嫌な気持ちになり、相手もそれ以上に嫌な気持ちになることは何だろうか?
⇒肛門を見せてもらう。(上司、私共にストレス 13ポイント)
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というわけだ。
こういったことは部下からは言いにくいので、目上の立場の方が、「昨日あいつにキツイ言い方しちゃったな」と思うことがあれば、何も言わずに肛門を見せてあげるとよろしいかと思う。
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