不登校の親になって~見えない世界のお話~

こんにちは。前田の妻です。

今日、ふと思った事があります。
「不登校、私が引き寄せたな。」
と、言うことです。
完全にそう思います。

話せば長くなりますので、割愛しますが、幼少期の私はかなりのいい子でした。いい子でいなければ生きて来れなかったのです。
本来の自分ではなく、親が求める私を生きてきたのです。
それでもまぁまぁうまく生きてきました。

パートナーシップにおいては苦労しましたが、子供にも恵まれました。
子供は健康に生んだつもりでしたが、1歳でてんかん発作を起こし、病名がつきました。
3歳で発達しょうがいと分かりました。

この時思った事。
「私の育て方が悪いんじゃなく、病気だったのか。原因が分かって良かった。それにしても、この子はどんな才能が有るんだろう。天才と呼ばれる人は発達しょうがいが多いらしいし、楽しみじゃん。」
でした。
全然悲観的な発想はなく、どんな天才を生んでしまったんだ!と思っていたのです。

我が子は前世の記憶があったのですが、「ママを選んできたんだ」と話していました。なんで、私なんか選んできたんだろう?と思っていましたが、「この人なら、障害があっても受け入れてくれる」と思って選んでくれたんだな。と、思っていました。

発達しょうがいだと分かって友人に言われた事があります。
「野球選手がサッカー場にいたら、浮くし、プレーできないよね。野球選手は野球場にいるから才能を発揮できるんだよ。人には一番しっくりくる場所があるから。目も見える。耳も聞こえる。手も足もある。何も不自由はしないわ。」
と、笑っていってくれました。

それはとても有り難い事だったのに、私は間違ってしまったのです。
幼稚園に入り、やっぱり皆と同じを望むようになっていったのです。
皆と同じように出来るようになって欲しい。という、私のエゴをぶつけるようになっていったのです。
小学校に入る頃には、「この子には才能があるはず。」と過度に期待し、プレッシャーをかけ続けました。
「あなたなら出来る!」と。

この人なら、障害がある事も笑い飛ばしてくれると思っていた我が子にとったら絶望だったでしょう。
まさか、人と同じようにと育てられるなんて。

私は人と同じようにできない我が子にどんどん怒りが湧いてきました。
「あなたは本当は出来る子なのになんでやらないの?」
ここに隠れていたのは
「私は親の望むようにいい子で生きた来たのに、なんであんたは親の言うこと聞かないんだよ。」
だったと思います。
自分の子供時代を重ねて嫉妬していたんですね。
これを「投影」というらしいです。

そして、子供が発達しょうがいをもって生まれた意味。
「こうでもしないと個性的で世間でいう常識から外れる事を許せなかったでしょ?」
という事なのかな?と思うのです。
健常者だったら常識的にとか、正しくないとか私はもっともっと子供を追いつめたと思います。
障害があると思えたからこそ「仕方ない」と思えた気がします。
あくまでも個人的な感想です。

生まれながらにして常識的に生きる事に意味はない。
ママはママらしく生きていいんだよ。

というメッセージを我が子は私に伝える為にやってきたのかもしれません。

私は、ありのままの自分で居る事を自分が許可できなかったんですね。
ありのままで受け入れてもらえる自信が無かったんですね。
自分で自分を信じれなかったんですね。

そんな私を変える為に我が子は不登校になってくれたんだな。と思ったのです。
「これなら、気づいてくれる?」と、見えない世界が我が子を不登校にさせたのだと。

「不登校」というのはあくまでも「現象」に過ぎないのです。

私が抱えて生きて来た「悲しみ」「苦しみ」「不安」「怒り」といった感情が、現実となっただけなのです。
人によって感情から生まれる現象は違います。
何を「悲しみ」と捉えるか、何に「怒り」を感じるかが違うので。
私の場合はたまたま「子供の不登校」だっただけの事です。

パートナーが言った「こいつなら大丈夫。信じるだけ。」これも、

自分を信じるんだよ。

と、見えない世界からのメッセージだったと思います。

あなたは自分を信じていますか?
自分が一番の自分の応援団ですからね。

もし、人生うまくいかないな…。
と、思う事があるなら一度思い返してみて下さいね。

置き去りにしてしっまた自分がいないかを。

私も今になって自分の過去の伏線を回収しています。

一緒に人生を好転させましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。

love&peace(。・ω・。)ノ♡
happysmile(*'▽')

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