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『取り返しのつかないことを、取り返しに来たんだね。』

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

今春のテレビドラマは、父親をテーマにしたドラマが多くて、自分に重ね合わせながら見ています。その中の1つが『さよならマエストロ』。

西島秀俊さん演じる世界で活躍するマエストロが、音楽を志していた娘にある取り返しのつかないことをしてしまい、マエストロをやめてしまったその後を描いた物語。

第1話では、その後別々に過ごしていた父と娘が再び共に過ごすことになるとともに、小さなオーケストラに巻き込まれていきます。そんな場面で、元マエストロに掛けられた一言。

『取り返しのつかないことを、取り返しに来たんだね。』

この言葉にすごくハッとさせられました。本人が、「取り返しがつかない!」と思ってしまえば、そこで止まってしまう。でもそこで「なんとか取り返す!」と思えば、そこから何かが動き出す。

失敗をどう取り返すか?よく言われますが、そもそも、うまくいかないこともそこで立ち止まるから失敗で終わる。それを過程として捉えて、次に繋げれば失敗ではなく、それは成功に必要な欠かせない材料になる。

こういうことをきちんと子どもたちにも伝えていきたいな思います。

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