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【若手の先生のお悩み】子どもになめられたくない…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

一緒に組んでいる先生が、落ち込んだ表情をしていました。話を聞いてみると…

「最近、いたずらが続いているんですよね。1つずつは悪質なものではないし、大きなものではないんだけど…。子どもに『もっと怖いイメージだったけど意外と優しい』って言われたり…。この先生なら何やっても大丈夫って思われているんじゃないかと思って…。」

子どもたちって、残酷な面をもっていますよね。先生を試します。

「この先生ってどこまでやっていいんだろう?」

ここをどう制すかがポイントになってきますよね。

先生には怒鳴る怖さが必要?

「子どもに舐められないためには、怒鳴って子どもを制することが大事だ!」

これをすれば、舐められないとは思います。子どもたちも言うことは聞くと思います。

でも…。子どもたちの中では、先生に怒られるからやる。怒られるからやらない。判断基準がこれになってしまいます。子どもたちには、自分で考え、善悪判断したり、やってみたいことに挑戦したり、主語は自分であってほしい!そう考えた時に、この方法は、避けたいですよね。

※ただ、危険なことや人を傷つけることなど、絶対に許されないことに限り、必要な場面もあるとは思っています。これは賛否両論あるでしょうが…。

先生に必要なのは、譲らない厳しさ!

悩んでいる先生は、とても柔らかい、ホワンとした雰囲気の先生です。それって、とっても魅力的。自分の娘だったら、こんな先生に、担任してほしいなと思います。

必要なのは、怒鳴る怖さではなく、譲らない厳しさ。信念をもって、「ここは大切にする!」と決めたことは、貫く。子どもたちは、「このくらいならいいかな?」と探ってくるものに対して、優しい口調で、絶対に譲らない。貫き通す。それこそが、子どもたちに、「何をやっても大丈夫」と思われない方法なんじゃないかなと思っています。

子どもたちにとっても、最低限のことさえしっかり守れば、あとは自由な発想、やりたいことを思いきり取り組める部分が確保されますよね。


私はこんなことを話してみましたが…。皆さんなら、どんなことを伝えますか?

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