その活動が何を目指すかによって、形態が変わってくるよ
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
新年度準備も大詰め。一通りの準備が終わって、一段落してきました。ここ数日、学年を組む若手の先生から質問や相談を受けることが多々ありました。あまり意識をしていないことを質問・相談されるとちょっと答えにつまりながらも、頭の中の奥底に眠っているこれまでの経験や思いを呼び起こして、答えています。そうすると、なんだか自分のやっていることが思いがどんどん整理されていって、ちょっとすっきり。まるで若手の先生にコーチングしてもらっているみたいです。
「音読カードは薄い紙に印刷しますか?それとも厚い紙に印刷しますか?」
ちょっと答えにつまりました…。どっちでもいいかなぁ…。いやいやいや!
「最終的にどういう活用をしたいかだと思うよ。音読カードを貼りためていって、『こんなに分厚くなるまで頑張った!もっともっとやりたい!』と読んだ量を可視化して、子どもたちのやる気を引き出したいなら薄い紙がいいよね。でも、そこにはあまり労力を割かず、本当にちゃんとやっているか確認するためのツールとして使うなら、一定の期間で使い切りを前提に厚い紙がいい。どっちをねらうか。ちなみに私は後者だけど、どっちにしたい?」
こう考えてみると、一見どうでもいい紙の厚さの選択にも、何を目指すかによって変わってきますよね。
「個人目標カードは、白黒でいいですか?」
経費削減のため、必要最低限以外は、モノクロで印刷するようにきつく言われています。
でも、ちょっと待って!子どもが1年間の頑張ろうという思いを書いて、1年間掲示するものなんだから、子どものモチベーションや掲示物の明るさを考えたらそこはカラーでいいんじゃない?
この活動を学年として、どういう目的で進めていくのか…?どんなゴールを目指すのか…?そして、自分はどうしたいのか?
質問や相談を受けるたびに、それが明確になっていきます。
若手コーチング、すごいです!
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