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第二話 なにこれ


やぁ、みんな俺の名前を覚えているかな?
俺の名前は留宮前回ひょんなことから留年し、また高校三年生を繰り返している男だ。
早くこの地獄から抜け出せねーかなと思いつつ俺は今ピンチを迎えているそれは、体育祭でやるバレーのチーム分けだ。
俺は自分で言うのはアレだけど、スポーツがクソほど苦手だ。特にどれが一番苦手かと言うとバレーだ。と言うのもバレーは1895年、William G. Morgan(ウィリアム・モルガン)氏の考案によって作られたらしいが正直バレーはなくなっていいと思う競技だ。それくらい苦手だ、はぁー体育祭とか潰れてしまわねーかなぁと思い俺はスマホで競馬予想を調べていると新任が後ろからきたのだ。
新任 ほら!留宮くん今は体育祭のグループ分けでしょ参加しなさい!!参加しないならここからGet out!!
正直俺はこの新任が苦手だと言うのも、俺はこの新任に自己紹介の時に嫌がらせをされたからだ。もし俺がこの新任と教師と生徒じゃなく、同じ立場なら普通にグーで殴っているところだ。だが、もし殴ってしまうと留年どころではなく、退学の可能性があるので俺は潔くスマホをポケットにしまうことにした。
すると新人は俺の行動をみるとIt's good if you knowといい俺の肩を叩き教室の外へ出ていった。
はぁーまたもや、教師や周りの生徒から後ろ指を刺されてしまいなんもやる気が起きねー
そう思い俺は教室を抜け出し学校も抜け出し最寄りのコンビニに向かった。
クソが!どうして俺は留年したんだこの野郎と言いながらも、中学生からずっと毎週読んでいるジャンプを立ち読みすることにした
はぇー今週はこの漫画家がデビューするんだぁ笑と思いながらもジャンプを読んでいる突然俺の目を覆いだーれだ?と言ってくる声が聞こえた。俺はすかさず、誰だ貴様その手をどけろ!と言うと手を覆ってる方向から惜しい!3年4組25番!小林杏奈!でしたと言う声が聞こえたのだ。それを聞いた俺は急に怖くなりマジで誰?と言うと彼女は先輩!!私ですよ!私と言ったのだ、俺はまじで、彼女と面識がないせいか、物凄く怖くなり持っていたジャンプを投げ捨てコンビニから抜け出し俺は一目散に警察署に駆け込むと若手警官にこの時間に子供が何やってるんだ!?と色々と聞かれ俺はうっかり高校を留年し、途方に暮れていること話すと彼は俺を怒るのではなく、俺にカツ丼を与えてくれたのだ。どうやら彼曰く彼も留年した経験があるらしく、留年しかおかげで、私はここまで成長できたと言うと、俺はどこか嬉しくなりまた、頑張ろうと思う気になった。
それから翌日俺はまた学校に行くことにした。
正直学校に行っても俺は浮いてると思うが、そんなの関係ない!俺はこの高校を卒業してやると思い、スマホをロッカーに置き写経をすることにした。
正直写経なんてクソほど興味ないが写経をすると何かが変わると思い俺はひたすら文字を書いた。
勿論最初はラノベに書いてある文字を写経していたのだが最近はジャンプに載ってある漫画の文字でさえ、写経できるようになり、俺が写経しているところを周りが見ると俺のことをすげぇ、さすがと言ってくるクラスメイトも多くなり俺は嬉しくなった。
第二話完

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