私が大好きな番組が昇格し、私が大好きな番組が終了する。
その大好きな番組、前者は「イワクラと吉住の番組」で後者は「トゲトゲTV」のことである。
バラバラ大作戦から生まれたこの2番組、始まると聞いた時絶対毎週見てやろうという同じ気持ちだった。
タイトルはイワクラ吉住の方が先だが、トゲトゲから書いていく。
トゲトゲTVはバラバラ大作戦内で約1年半「トゲアリトゲナシトゲトゲ」という番組名からスーパーバラバラ大作戦への昇格を機に感銘した番組。
出演者は3時のヒロイン福田さん、Aマッソ加納さん、ラランドサーヤさんのセンス風芸人三銃士。ちなみになぜ、この3人をセンス系芸人3人衆ではなくセンス風三銃士と書いたのか。私は最初、この3人が番組をやることを聞いて「センス系の3人が面白い番組作るんや！」と思っていたが、始まってから気づいた。この3人はセンスの面した変態芸人だということを。よく思い返して欲しい。私が気づいた順に説明する。最初に気づいたのは福田さん。福田さんに関しては第一回より前に気づいたというかむしろ先ほど思っていたことが後に「…ん？」となった。福田さんといえば、元つぼみ（現・つぼみ大革命）でたまに曲をつくる。さらに、2人の珍獣を操っている。元アイドルなのに。もう違うじゃんと思ってしまった。今のなってはセンス風なのがバレているように見えるから良いけど。その次にサーヤさん。トゲアリトゲナシ…の時にボケとツッコミをシャッフルしてロケをするという企画があった。当時私はサーヤさんは頭が良く、面倒見が良く、大喜利ができ、面白いオールマイティーな社長芸人というイメージしかなかったが、そんなサーヤさんの弱点を初めて見つけた瞬間だと思っている。結論、サーヤさんはツッこめない。この回もひどかったが、後に放送されたツッコミビンゴサーヤさん編ではさらに深刻なものとなっている。かなり、素のサーヤさんが出ているのが印象的だった。最後は加納さん。福田さん、サーヤさんがセンス風だと心の中で確定してじゃあセンス系は加納さんだけかと思ったが、その瞬間私が出た回答は「そんなわけがない」だった。その考え方が後に確認に近い核心続きになっていった。加納さんは数年くらい前はアンタウォッチマンで見た方ならわかると思うが、尖りすぎている。美術室の鉛筆なりにピンピン。でも、今となってはトゲトゲでは完全にいじられキャラへと定着。（初期は福田さんが多かった。）ビビリ企画に恋愛企画、今回はTGCドッキリにもかかった加納さん。色々な加納さん企画を見る度に当時の加納さんが見たら頭抱えるだろうな（もちろんいい意味で）と思ってしまう。これは私の見解なので実際は分からないが、元々福田さんもサーヤさんも関わりがあった加納さんは結婚がバレたことで関わりやすいからいじりやすいに自然と変わったのかなと思う。（間違えてたらすみません🙇‍♀️）
やはり、トゲトゲ側が終了は寂しい。あのちゃんねるみたいにYouTube投稿とかしてほしいものだ。
そして、次に書くのはイワクラと吉住の番組。1年半前にしれっと始まった。出演者は蛙亭イワクラさんと吉住さん。そうそのままだ。トゲトゲの話になるが、トゲトゲの開始が決定し、サーヤさんに番組名が「トゲアリトゲナシトゲトゲ」になった報告をした時のリアクションを今でも覚えている。すぐに言われた番組名を鸚鵡返し「？」で返した。その後「イグナッツ‼︎（2年ほど前にバラバラ大作戦内で放送されたEXITとCreepy NutsがMCの番組）とかさ！わかりやすさは追求しなかった？笑」その分かりやすさを追求しすぎると、この番組名になるの例として相応しいすぎるだろう。（余談だが、サーヤさんは昇格したら番組名が変わることを予言していました。）この2人の掛け合いはまさに「絶妙」という言葉が似合う。毎週見る素人ゆきから見ると、この2人は生きづらいとコントが好きという大きな2つの共通点がある。だからこその波長のバランスがリピートする理由の一つだと思う。また、このペアを望んでいた人も恐らく否必ず1人はいただろう。イワクラと吉住はトゲトゲとはまた違う魅力がある。その中でも最大の魅力なのは現状維持というところだと考える。トゲトゲは最初の頃はサーヤさんと加納さんは「余韻と脚色」というユニットでトークライブをしたことがある関係で加納さんと福田さんは地元が近いそして、同い年という共通点からこの2ペアは仲よい関係ではあったもののサーヤさんと福田さんはほぼ初対面だった。しかし、今となってはいじる後輩といじられる先輩（もしくは加納さんをいじり隊みたいな…？）という関係になっていた。比較するつもりではないが、イワクラさんと吉住さんは最初から同じ距離感で一回もサシでご飯に行ったこともないらしい。しない理由は嫌いになりたくないからだと言う。似ているけれど、これくらいが丁度いい。これを作るのって難しいと思う。けど、そんな2人だからこそできたのかなと思った。10月からスーパーバラバラ大作戦に昇格するが、どこまでもあまり変わらない番組を私は見続けたい。私は個人的にただ好きなものを語る回（コントとかNMBとか）、カワイイもの回、お家回が好きなので昇格しても見たいのが理想。個人的にはまたコント回が見てみたい。
ここまでトゲトゲTV、イワクラと吉住の番組について書いてきたが、私はトゲトゲで女性芸人の可能性と多様性知り、アホに生きることを得た。そして今、イワクラ吉住で女性芸人の未来、人間関係を学んでいる。トゲトゲもイワクラ吉住も女性芸人がMCをしている番組。こんなにも面白い番組をテレビ朝日さんが作ってくれたことに改めて感謝したい。テレビ番組はいつかは終わってしまうが、今は気にせずあるものを楽しもうと。人生とは小さなところヒントがあるらしい。私の場合はお笑いから知ることが多い。男性社会でありつつな芸人界隈に女性芸人が歴史にまた新しく名を刻むのも近いと信じている。
最後に一つちょっとした心配がある。これを読んでいる方は10月からのバラバラ大作戦のタイムテーブルを見た方はなんとなく察しがつくかもしれないが、10月から始まる新番組の一つに「イワクラせいや警備保障」がある。そう、イワクラさんがバラバラ大作戦そしてスーパーバラバラ大作戦内にそれぞれ一本レギュラーを持つことになる。こんなこと過去にあっただろうか。イワクラさん大好き素人にとってはありがたい反面賞レースが近くなってきたので働きすぎないか少し心配である。（余計なお世話かもしれない）芸人さんってやっぱり凄い。
ということで今回は以上です。最後まで見ていただきありがとうございました。それでは、また。

追記
いつもと書き方違うし、よく分からない願望多めですね…（改めて読んだんですが…）
長い割に語彙力皆無になってます。すいません。🙇‍♀️