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大阪一人旅。マンゲキ編


丁度、先月の旅の話を今日出しました。なので、一部記憶が飛んでます。すみません。

#わたしの旅行記
4月の終わり。私は初めて1人で大阪に行きました。初めての遠出。
10時29分発の電車を待って深呼吸。行ってきます。私。気をつけてね。私。
私は登校する時、一度乗り換えをするのだが、今日の旅は乗り換え電車のその先へ。そこには私の希望が待っている。
緊張していた私は少しでも和らげようと苦手教科理科の漫画を読んでいた。この漫画の表紙は中身の一部が載っており、その中の一つに「ミドリムシドリンクです。」というワードがあった。見た目完全オタク系女子が理科のギャグ漫画(実際そうだった)を読んでどこに行くつもりだと言わんばかりの目を何人かにされたような気がした。でも、私はただ理科を克服したいし、ただマンゲキに行きたいだけだから私は負けてらんねえと電車の中で密かに闘志を燃やしていた。
しかしながらその闘志は近鉄日本橋に着いた頃には燃え尽きていた。目の前には見慣れない人、人、高層ビル、人、人…な景色だった。心配性な私は前日にこのあたりをGoogleマップでリサーチしていたつもりだったが、全て飛んでいた。そのため、目的地のマンゲキに行くのに30分かかった。リサーチしたのに全部間違えた。声をかけたかったが、ただでさえ、クラスメートに人見知り発動してしまう私が声をかけるなんてできない。だから、着いた時の安心感はすごいものだった。
とりあえず、中に入ってみる。入り口を見ただけなのに感激した。私が一番最初に目に留まったのはマンゲキ所属お笑い芸人さんの写真とサインの数々。眺めていたつもりだったが、気づいた頃にはスマホをカメラモードに切り替え、ハイツ友の会さんを撮ろうとしていた。撮り終わった後、ジュリエッタさんの写真と目が合った。ジュリエッタさんと言えば、一昨日(4月28日)解散発表したてのコンビ。しかも、今日のオープニングアクトに登場する。しんみりした気持ちでありながらももう見れないから記念にとスマホ経由で記録した。
満足できるほどの記録を残した後、チケットを発券した。押す度にゆりやんさんの声がして、初めての私にとってこれを笑わずに終わらすことは困難だった。
その後、いろいろ眺めていましたら、会場時間がやってきた。
劇場は思ってたよりも大きかった。私が座った席はだいぶ後ろの端の方だったけど、49寸の私でも見やすくてまたまた感激した。
ずっと感激してたら、開演。ゴールデンウィーク直前というのもあってかとにかく、お客さんが多かった。本当に面白かった。やはりテレビとかYouTubeで見るのと劇場で観るほとでは全然違う。私はやっぱり劇場が好きだな。
個人的になにわスワンキーズさんとうたださん、清川雄司さんが印象的だった。 三組ともYouTubeとかで何度も拝見しているが、劇場もあってかネタが終わった後の余韻が長かった。うたださんは面白かったというのもあるし、演劇面でも勉強になったので一石二鳥でしかない。間のゲームコーナーも面白かった。全部面白かった。でも、帰るまでずっと大きな脚立の上にいるこじまラテさんが脳内を独占していた。(この時まだなにわスワンキーズさんがジュリエッタさんより先に解散してしまうことは知らないのであった。解散ラッシュが起こることも。)
終演後るんるんとお買い物をした後、今日の旅に区切りをつけにい行く。行った道を思い出して前に進んでいたら、感覚5分で振り出しに着いた。信じられなくてなのか分からないけど、一旦通ってずうっと歩き続けていた。もういいかと思い、電車に乗る。ドアのガラスに映った私は明るい寒色のようだった。
最寄りに着き、帰宅。父親に感想を聞かれたので素直に「楽しかった。面白かった。」と言ったら、一番面白かったのは誰かを聞かれたので一組に絞ろうとしたが、なかなか決められなくていると、さらに一番面白くなかったのは誰かと聞かれた。そんなのいなかったと言いたかったけれど、少し迷った末「センリーズさんかな?」と答えてしまった。noteに書いてしまったが、気づかれないだろう。でも、面白かったのも事実である。楽しかったけれど、かなり早めの熱中症に軽くなってしまった。歩きすぎたみたい。次はどこで一人旅をしようか。


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