【Dグレ夜会レポファミリア】文字起こし 第21巻 199夜【リトル グッバイ】

執筆 PN-0122WH

【Dグレ夜会レポファミリア】https://stand.fm/channels/63967d1bdf23c21009e26d56

の文字起こしです。
基本的には自分向けに作っております。そのため問題があれば削除します。
とても長いので出来たところから小分けにして出していきます。
当方、文字起こし初心者です。すべてを正確に文字起こしできているわけではありません。ご了承ください。

※話言葉でできるだけそのまま起こしていますが、私が読みにくい感じた部分の私が間投詞(えー、あのーなど)だと判断した部分はカットさせていだたいております。
※当方がしている文字起こし記事全般のことなのですが、編集途中のままとりあえずで現在(2023/11/23時点)は公開させていただいております。そのため修正点が多くサイレントで書き換えていく予定です。前回読んだときと異なるとこも多くなるかもしれなせんが、ご了承ください。

「」がリスナーのコメント

【】が章のタイトル

〈〉がモノローグ

『』が作品内から引用しているキャラクターのセリフ
※作中にないキャラクターのセリフっぽいものも同じように表記させていだたいます。

括弧を色々な表記にしてしまってすみません。出来るだけ分かりやすく編集するように頑張っています。


D.Gray-manの中で最も好きなシーン5個目。中盤きたね。これは、何巻でございやしたかね。アルマと神田のセカンドエクソシスト編ですね。これは何巻。
おそらくですね、21巻(199夜)の184ページ。【リトル グッバイ】かな。はい、21です、ありがとうございます。神田が壊れかけたアルマを抱きしめて『一緒にここから逃げよう イノセンスも教団も無い場所へ』『今度こそ一緒に…っ』みたいなことを言ってるとこです。ここね。まぁアルマがそれに対して『話…聞いてたのかよぉ…?』っつてねちっちゃいときのアルマに戻っちゃって。で『丸聞こえだバカ』ってところで終わりのところですね。この2ページ、ちょうど見開きのところですね。ここね。ここはですね、なんて言ったっけ私。確かコメントに答えるようにゆったんで。まず『一緒にここから逃げよう』と『イノセンスの教団も無い場所へ』と。
これ神田が最も言わなそうなセリフじゃないですか。今までさ『逃げるやつは切る』『いったこと守らねぇやつは大嫌いだ』『俺たちは破壊者だ救済者じゃねぇんだぜ』みたいなこと言ってた神田さんがね、『一緒にここから逃げよう』なんて死んでも言わなそうなセリフじゃないですか。ここをね。
「涙でさっきから見えませんでした」ありがと。
「スタエフで先生に全部朗読してほしい」ごめんね茶化して。恥ずかしいのよ私も。私も自分の作品朗読するのちょっと恥ずかしいのよ。
「爆笑しています」ありがとうございます。
で神田がね、教団にいてもう冷徹のようなキャラクターになりつつ教団のファインダーのみんなから滅茶苦茶嫌われながら淡々と任務を遂行する、ある意味優秀なエクソシストだった神田なんですけれども。アルマを9年前失ってからそんな風に生きてた神田なんですが、神田がほんっとーにやりたかったことっていうのは、これだったんだよね。アルマと一緒に…逃げたかったんだよね。ていうところでございます。その一言に尽きるよね。本当にもう神田がやりたかったことは、刀で人を切るとかアクマ倒すとかエクソシストの任務を遂行するとか、破壊者になりきるとか、新人に意地悪するとか、そんなことじゃなく。ただただアルマと一緒に、ふたりだけで逃げたかったんですね。それがね、私もここではじめて神田お前ずっと逃げたかったんだなということが分かりました。イノセンスも教団も無い場所へアルマと9年前。本当はふたりともそうしたかったはずなのに、どういうすれ違いなのかできずに、やっとね。神田さんはやっとここで言えたわけです。
で、まぁ、それに対して確か質問いただいたときにそのなんか『丸聞こえだバカ』までのシーンがどんどん画面が白くなってるんですけど、なんでですかみたいな感じで。なんでこういう描写にしたのかみたいな。質問をいただいたときに、確かにDグレってまぁ背景もみちみちだし、背景なくってもクズとか葉っぱとかいっぱい飛んでるし、何かしら小道具がぴちぴちぴちぴち画面に入ってる、大変読みづらい漫画なんですけれども。うちのおかんもね、もうDグレはおかんの老眼には無理って言われてね。読めないこんなにみちみちに描かれたらって感じで言われてね、もう数年、数年以上もう十年以上前かもしれない。もしかしたらもうDグレはじまってすぐかもしれないですけれども、もううちのおかんはDグレ読むのをやめました。画面がみちみちだから。
なんですが、そんなDグレなんですけれども。ここのね、アルマと神田の『丸聞こえだバカ』までの一連のこのシーンはですね、段々ふたりが世界でたったふたりだけの、本当に大事な、お互いが大事な存在だっていうのをちゃんと描きたいなっていう。でその為には、アクマとなってもう今まさに果てようとしているアレン、あ、アレンじゃないアルマの姿から神田も同じく、だいぶ命を消化してもうボロボロになってる姿から9年前の幼かった頃の2人の姿に、戻るんですよね。これはやっぱり9年前本当はそうしたかったんだっていうふたりの時が止まってた、心が止まってたところ、そこのシーンをまずふたりが子どもの姿になったように描いて心の触れ合いのようなシーンにして、出来るだけトーンを使ってベタを使わないようにしてね、現実にはこう見えてないんだけどっていうのを分かりやすく描いたうえで最後、もう神田とアルマ以外一切なんの背景もいれずに、最後は『丸聞こえだバカ』で真っ白にするっていうところで、世界にふたりだけという、ふたりの望みであり……ずっと、そうふたりは思ってたんじゃないかなっていう、自分たちは世界にふたりだけ。それでも全然いいじゃんみたいな。そんな感じでね、ふたりの関係性をうまく描けたらいいなというとこで『丸聞こえだバカ』のところまではだいぶ真っ白な原稿になりましたがこれは決して締め切りがやばくて背景入れるのやめたとかそんなことではございません。あえてです。あえてね。
「どうしてアルマをアジア支部で見たときに神田はアルマのことを『知らない』って言ったんでしょうか」っていったけど、質問が以前にきたんですけれども、神田はですね、もう閉じ込めてたのよ。この『一緒にここから逃げよう イノセンスも教団の無い場所へ』ってことをいうまで、神田は一切自分の心の扉も記憶の扉も、全部本当は心では理解してるんだけど頭が追いつかなくて神田はね、もう反対のことを言っちゃうの。そういう時って。なんで知らないんじゃなくて、アルマを『知らない』って言ったかけじゃなくて、あれは神田の拒絶の言葉ですね。『触れるな』です。『やめてくれ』っていう。神田はそう素直に言えないからさ、語彙力ないから。だからそういう風に言っちゃったんですね。
うちのおかんがちょっと入ってきてますね。おいもフレンズの人が何か言ってますけど気にしないでください。
「語彙力ないか」そうなんです。
で、ここで何か質問いただいたんですけど。セカンドエクソシストは、男子だけなんですね。肉体は、男子の肉体からセカンドエクソシストっていうのは作られてるので、元の素材は人間のちゃんとした普通の赤ちゃんです。こんなことをいうのもあれなんですが、育てられなくて捨てられた赤ちゃんとか、そういう子どもをね、教団側が引き取って、男子をね。男子の方を引き取って、ベースにするんですね。その赤ちゃんの肉体をベースにセカンドエクソシストとして術を施して人造人間にしていったっていうのがセカンドエクソシストなので、セカンドエクソシストになってた人はみんな男性のはずです。ただ移植された脳みその持ち主が必ずしも男性とは限らなかったので、だからこういうアルマみたいにね、以前移植、自分のね移植された脳の持ち主が以前女性であったとか、そういうことは起りえたんですけど。
「セカンドはなんで男子のみだったんでしょうか」セカンドエクソシストを何故男性だけにしたのかというと、戦士として育てるというか、戦士としてセカンドエクソシスト計画というのは、戦士を作る計画だったから、女性の身体より男性の身体の方が戦闘に向いているという判断だったんですね。女性の身体ってとても神秘的じゃないですか。なんですけど、そういう意味でもしかしたら男性の身体の方が術を施しやすいっていうのもあったし、強化しやすいっていうのもあったのかもしれないですね。
「神田のベースの肉体は何故選ばれたんですか」たぶん神田も捨てられてた子どもだったんでしょうね。
さ、次いきましょうか。
そうそう、やはり男性の方が戦いに特化してる。体力面とか筋肉量も多いしね。
はい、では次。


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