【Dグレ夜会レポファミリア】文字起こし 第6巻スーマン編

執筆 PN-0122WH

【Dグレ夜会レポファミリア】https://stand.fm/channels/63967d1bdf23c21009e26d56

の文字起こしです。
基本的には自分向けに作っております。そのため問題があれば削除します。
とても長いので出来たところから小分けにして出していきます。
当方、文字起こし初心者です。すべてを正確に文字起こしできているわけではありません。ご了承ください。

※話言葉でできるだけそのまま起こしていますが、私が読みにくい感じた部分の私が間投詞(えー、あのーなど)だと判断した部分はカットさせていだたいております。
※当方がしている文字起こし記事全般のことなのですが、編集途中のままとりあえずで現在(2023/11/23時点)は公開させていただいております。そのため修正点が多くサイレントで書き換えていく予定です。前回読んだときと異なるとこも多くなるかもしれなせんが、ご了承ください。

「」がリスナーのコメント

【】が章のタイトル

〈〉がモノローグ

『』が作品内から引用しているキャラクターのセリフ
※作中にないキャラクターのセリフっぽいものも同じように表記させていだたいます。

括弧を色々な表記にしてしまってすみません。出来るだけ分かりやすく編集するように頑張っています。



はい、3つ目。D.Gray-manの中で最も好きなシーン第3。ティムキャンピーがですね、アレンのね、ちょっと弱気になったアレンに活を入れるシーン。
これは何巻だったかな。6巻(スーマン編)かな?ちょっと待ってくださいね。おそらく6巻だと思うんだ。あった。6巻です。6巻の129ページですね。129ページってどこ。
【スーマン・ダーク最後の言葉】ってやつかな。そこでですね、スーマンを助けようと頑張るアレンが左手の限界を迎えてきて、ちょっともう自分の左手がここで終わっちゃうかもしれないという。そんなね、自分の誓った道も達成できずここで自分は倒れてしまうんじゃないかっていうそんな弱気になったアレン君。
そこにねティムキャンピーがコラぱっちーんみたいな感じでね、アレン君のほっぺたをぺちこーんてするわけですよ。ぺちこーんっつってもあんなに小さい手だから本当は大した痛みもないと思うんですけど。ぺちこーんってやってアレンがなんかハエかなと思って見上げたらティムだった。いや、まさかハエとは思ってないと思いますが。でティムがね、アレン君のフードの中に隠れてたティムがですね、ぺちこーんで自分に気づいてもらったあと耳たぶをおもくそ噛むみたいな。これはティムキャンピーだよね。
アレンがあまりの痛さにいったー!!みたいになったところで、今度はティムがアレンの顔の目の前にこう……顔を突き合わせてね、なんかこう牙をぐわーってむいて今度はどこを噛んだろかー!みたいな感じにね、ちょっと怖いティムキャンピーみたいな感じになって。ちょっとアレンがあ、やばいティム、キレてる!みたいになって。ここでねティムがキレてるーってなった瞬間にティムキャンピーが自分、弱気になった自分をね、なんかお前何そんなところで弱気になっとんねんっていう風に怒ってることにすぐ気づきます。この2人はニコイチなのですぐ分かります。ティムキャンピーの気持ちはね、アレン君はね。
「このシーンでアレンとティムの関係性がより大好きになりました」ありがとうございます。
で、ここでですね、ティムキャンピーがもう有無を言わさずアレンを噛もうと、もう見せてるだけだと思うよ、ティムは優しい子だからね。そこでアレンはね、『ごめん!わかった!ごめんなさい!!!がんばるよ!!』てね、ティムを止めたいがために慌てて『ごめん!!』みたいな感じでね頑張ります頑張ります頑張りますみたいな感じでね、ゆっちゃうんですが、『がんばります』って言葉をアレンに言わせるがための、ティムキャンピーのちょっとした優しさでございましたっていう。そこにアレンはすぐに気づいて、自分まだ頑張るよって出るんだみたいな。もうダメかもって思ったけどがんばるよって。僕まだ言えるんだってところにね、アレン君が気づいて、もっかいスーマンを助けに行こうってなるとこですね。
ここはですね。正直需要があるシーンなのかなとは思いました。みんなきっとね、神田とか、神田とか、神田のシーンが知りたいんでしょっとか私も思ったよ。だけどね、私としてはねティムキャンピーとアレンのこういうささやかなエピソードっていうところを上げてくださったことに、とても感謝しておりまして、これをね3番目にあげさせていただきました。
「ティムとアレンが大好きです」ありがとうございます。そうなのね、そうなの。それでここはですね、今いった通り週刊少年ジャンプに掲載されたときだったんで正直ジャンプの主人公がこんな、なんかもう僕は駄目だみたいな感じのね、諦めちゃいかんだろという、心の葛藤がごさいました。なんですが、正直ジャンプだからって、ジャンプの主人公だからって、そういう風にかいちゃ、描いちゃいけないっていうふうに……私はちょっと納得がいかないときがあって。うん、反抗期だったんだね。若かったから。なので、ジャンプの主人公だからって弱音をはいちゃいけないなんておかしいじゃないかみたいな。そんなね若い頃の反抗的な桂がね、ここにはまだちょっとおりまして。やっぱり私が描いてる漫画であり、私の中でアレンというキャラクターは私にしか分からないキャラクターなわけで、ここで、なんかセオリーなことをしてこんなことはジャンプの主人公はやらないんだと思って描いちゃったら、それはもうキャラの崩壊につながるような気がしたんでね。だからここでアレンが私の中で1回くじけて弱音を吐いたんですが、私はそれを受け入れようと思ったんです。なのでここのシーンは実は、アレンをジャンプの主人公として、こんなやつはダメだぁっていう風に言われちゃうかもしれないって覚悟を持ちつつ、それでもやってみようということで描いたシーンでございました。
「アレンだって一人の人間だから」
「先生の反抗心で生まれたシーン」
「その反抗で名シーンが生まれたんですね」
「このあとティムと別れるのもあってシーンが見たいな」あ、そうだそうだ。そうこのあとアレンとティムキャンピーがこうチキミック(※聞いたまま打ち込んでいます)が出てくることで、別れ別れにしばらくなっちゃうんで、まぁアレンとティムキャンピーの別れの直前の2人の絆を現したシーンを入れたおくのもひとつだなと。いう風にも思ったっていう。ありがとうございます、フォローしてくださって。
「ティキノー!」
「ティキ・ミックが出てきたせいでさ」チキチキが出てきたせいでさ。
「人間味があってだからこそアレン君の強さとか優しさが際立つ気がします」ありがとうごさいます。
「『お前がいかなきゃ』のところも泣けますよね」そうですね、あのチキチキが出てきてねアレン君がもう左腕ぱっこーんやられてこれはもうマジでもうダメだわみたいになってね、アレンがスーマンのイノセンス持ってティムキャンピー逃げろっつって、でもティムがえーみたいになるけど、アレンは男前に行かせるんですよね。あそこはもうアレンの意地だったと思うわ。
「チキチキ」うん。
「ティキ出た瞬間終わったって思いました」私も思ったわ!私も描いてて思った!あ、これ終わったなってなって。私もスーマンは生かしたかったの、私も必死でスーマン咎落ちのものは生き残れないってなってたけど、私もその設定にあらがってスーマンを生かそうとアレンと一緒に頑張ってたのよ。頑張って頑張ってなんとかなるかなって思った瞬間にあのチキチキがさいきなり、よぉって感じで出てきたさ。もーちょっとまってくれよーってなったよね。私もあー終わったと思って。あのとき引きのシーン描きながらマジかチキチキってなったもんね。
「咎落ちの話、かなり苦しい話ですが、この話でアレンたちが参加している戦争がこういうものだと理解させられて何かぐっとなりました」ありがとうございます。
「頑張ったけどダメだったのか」そうなのよ。娘さんのもとに帰せないかなとは思った、私も思ったんだ。
「チキチキ~」つってね。そう咎落ちの部分は怖かったよね。咎落ちのところは正直私もあまりにも残酷な回だったから、これ。本当にジャンプでやっていいのかとも思った。思ってました。だけどなんかDグレってこういう話なんですよねっていうのは最初から担当さんにはしゃべってたんで。やらずして、というわけにもいかず、ていうね。
「ジョニーの涙もぐっときますよね」
「咎落ちめちゃくちゃ怖かったです」私も怖かったよ、うん。
「全部がハッピーエンドにならないところも人生だなぁと」私もね、実はだから会場で言ってたんですけど、今でも咎落ち編の回のこの6巻とかは未だになかなか手が出ません。なかなか見返せないです。Dグレのコミックスは常にそばに置いてるんですが、咎落ち編はねめったに見返さない。よっぽどのことがないと見ないね。
じゃあ次いこっか。
「それでも美しい世界観がDグレの良さにひとつ」
「いまだにトラウマでごさいます」ありがとうございます、すみませんね。でもまぁトラウマになってくれるだけ頑張って描けたんだったら私もね、ご都合みたいな感じで描かずにできたのかなと。トラウマですって言われるとごめんねトラウマにしちゃって辛かったねごめんねって思うんですが、トラウマですって言われると、ある意味汗かいて描いたかいが少しはあったんだろうかとも思います。
「だからこそ《ただいま》《おかえり》がどれだけ大事なものか分かる気がします」なんて黒酢さん、いいこというんだ。
「ジョニーとチェスしてる絵でほっこりしてました」なるほど。

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