【Dグレ夜会レポファミリア】文字起こし 第9巻 83~84夜

執筆 PN-0122WH

【Dグレ夜会レポファミリア】https://stand.fm/channels/63967d1bdf23c21009e26d56

の文字起こしです。
基本的には自分向けに作っております。そのため問題があれば削除します。
とても長いので出来たところから小分けにして出していきます。
当方、文字起こし初心者です。すべてを正確に文字起こしできているわけではありません。ご了承ください。

※話言葉でできるだけそのまま起こしていますが、私が読みにくい感じた部分の私が間投詞(えー、あのーなど)だと判断した部分はカットさせていだたいております。
※当方がしている文字起こし記事全般のことなのですが、編集途中のままとりあえずで現在(2023/11/23時点)は公開させていただいております。そのため修正点が多くサイレントで書き換えていく予定です。前回読んだときと異なるとこも多くなるかもしれなせんが、ご了承ください。

「」がリスナーのコメント

【】が章のタイトル

〈〉がモノローグ

『』が作品内から引用しているキャラクターのセリフ
※作中にないキャラクターのセリフっぽいものも同じように表記させていだたいます。

括弧を色々な表記にしてしまってすみません。出来るだけ分かりやすく編集するように頑張っています。



というわけで次いきましょう!D.Gray-manのなかで最も好きなシーン、これ何個目だ?いちにいさん、4個目。
これは9巻(83~84夜)だね。アレン君がクラウン・クラウンで復活する回でございます。結構ここはね話はページ数が多かったの、リクエストの。83夜【道と道 その間は棘】ていうところと84夜【キミと共に】。ここのね、話をだいぶ重複してました、リクエストのシーンは。ちょっとスクリーンにあんまり全部は取り上げられなかったんで、スクリーン映していただいたシーンはバクとフォーがレベル3に破壊されそうになっているところで、もう死んだかにみえたアレンのイノセンスがバーンと水の中から現れてそこからバクとフォーを包み込むように、なんか道化の、白い道化みたいなカタチをしたなんかの物体が現れて、フォーがこれは『ウォーカーのイノセンスだ…』いってくれるところね。最後のラストシーンでアレン君が完全にクラウン・クラウンを手に入れた時のモノローグで〈これがアレン・ウォーカーが自身のイノセンスの本当の姿を手に入れた瞬間であった〉〈記されたその名は『神ノ道化』〉みたいなね、ちょっと今ドラえもんみたい言ってみました。そういうシーンでございます。
「中二病好きの私にはたまらんかったです」
「クラウン・クラウンかっこよすぎます」ありがとうございます。クラウン・クラウン(ドラえもんっぽく)ごめんなさい。ここですね、ここは、9巻。まぁDグレの世界でいうと一度壊れたものは決してもとには戻らないと。いうところで、アレンのイノセンスが一度チキチキの壊されたことによって一体アレンはどのように復活を遂げるのか、ここは私も試行錯誤でございました。やっぱりね、アレンは9巻くらいまでくると流石にやっぱり教団のみんなのことも大事になりはじめてしまってAKUMAだけのために生きてた自分と、ちょっと教団のみんなを守りたいと思って焦った心をもってしまう自分と。一体僕はなんか、軸がブレブレみたいな、ブレブレブレブレみたいになってたところに一つの覚悟を決めたところですね。ここはですね、とてもみなさんアレンが一歩踏み出した、やっと新しい一歩を踏み出したアレンのある意味おめでたいシーンだということで、とても大好きだと言ってコメントいただいてたと思うんですけれども。ここのシーンはですね、私にとってはある意味アレンとの一つの、最初のお別れをしたようなシーンでございました。ここでね、バクとフォーがレベル3にボロボロにされそうになってるところでアレンのモノローグがはじまります。
〈アクマの為に戦ってアクマの為に生きよう〉〈そう決めた〉〈僕の大切なものはアクマだけなんだ〉〈なのに 僕はそれを見失いかけた〉ってなってのね、その見失った原因が教団のみんなだったっていうところで、アレンは一つの決断をいたします。
『イノセンスよ…左はアクマの為に右は人間の為に』つって。
『どちらも僕でどちらも大切…だからお前に応えよう』
『人間とアクマを救済せよ』みたいなことを言ったら、白い道化がパーンと出てくるところなんですけども、これを描いているときに私はもうとても、切なかったです。このシーンはねアレンが復活した本当に印象的です、カッコイイシーンだって言ってくれるのは本当に嬉しいんですけれども、私はここを描いたときに何故か心の中で、アレンが人ではなくなっていくような。そんな感覚?最初のころのアレンの方が私にとってはずっとずっと人間らしかったんですけれども、ある意味ここでアレンは人でありながら兵器のようになってしまったなっていう。そういう切なさを、描いててひしひしと自分の中で感じてしまいまして。描きながら私はとても悲しかった。……アレンが人から、なんていうの人という生き方と人という人生と、アレンという一人の人間が享受できるはずだった権利というものが失われたような気がしたんですよね。……ま、でもアレンは全然それを受け入れているから、私の中でアレンは別に悲しんでないの、私が悲しいだけなの。アレンが一つ何か人間を捨てたような感覚になっちゃって、でもアレンは笑ってるし、でも私は悲しいし。なんかすごく切ないな、みたいな。でもここはすごくアレンの散々悩んでやっと手に入れた復活のシーンだからちゃんとしっかり描いてあげようと思って、親心でなんとか頑張りましたけど。
「親目線的な悲しさですか?」そうなんですよ。なんでね、この最後に〈記されたその名は『神ノ道化』〉っていってアレンが振り返って笑ってるんですよ、クラウン・クラウンをまといながら。ここのシーンて、もっと神々しく美しくグラのトーンとか使って描こうと思えば描けたの。なんですけど、なんか私ここはね、心がトゲトゲと、自分の中でチクチクと刺さるものがあって。アレンの晴れの、やっと晴れの笑顔のシーンだったんですが、私はここをちょっとアレンが一つ化け物じみたものに、言葉が悪いですけれど、近づいてしまったような気がしたんで、ちょっとだけアレンを禍々しく描いたの。これは私のたぶん視点のアレンだと思うんですが。なんかね、すべて綺麗に収めたくなくて、最後まで。最後は少し天使のようで悪魔のような、感じで描きたかったからここの〈記されたその名は『神ノ道化』〉の見開きのアレンはこういう描き方になりました。ちょいやっさ!
「当時読んでたとき語り部的な言葉からどことなくアレン君が一気に遠く離れてしまったイメージがありました」あ、そうだったんですね。そうだから天使のような悪魔のようなね、そんな感じにここは描いたところでございます。ということでした。
「バクチャンが最初に治れば兵器として使えるなみたいなことをいってて、それを覚醒してから『強かったですか?』って聞いてるところをみて悲しくなりました」そうそうそう、だからね、実はこのとき、この後バクがねアレンがイノセンスを手に入れて復活して笑顔になってるのを、バクが切なーくみてたじゃん。分かります?みんなバクのこと注目してくれてた?バクチャンがね、とりあえずあのレベル3倒して、一端アジア支部が落ち着いたときに、あ!頑張ったなウォーカーみたいなことをいって一生懸命笑顔を取り繕ってんだけど、バクはね、やっぱりちょっと私の親目線がね、バクに乗り移ってるところですね。
「心配してましたね、心は満たされているのだろうかって」そうですね。……そうなんだよ、だからここはね、入れなきゃいいけど入れざるを得ないぐらい、私は辛かったんだろうね。ここね。入れずにさ、もう復活したやったー良かったイエーイ!みたいにかいときゃいいんだけど。せっかくのアレンの復活に水を差すようなことをね、描いちゃってるんですが、ここはね、作者として、大変不安でございました。
というわけで次いきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?