【Dグレ夜会レポファミリア】文字起こし 方舟編

執筆 PN-0122WH

【Dグレ夜会レポファミリア】https://stand.fm/channels/63967d1bdf23c21009e26d56

の文字起こしです。
基本的には自分向けに作っております。そのため問題があれば削除します。
とても長いので出来たところから小分けにして出していきます。
当方、文字起こし初心者です。すべてを正確に文字起こしできているわけではありません。ご了承ください。

※話言葉でできるだけそのまま起こしていますが、私が読みにくい感じた部分の私が間投詞(えー、あのーなど)だと判断した部分はカットさせていだたいております。
※当方がしている文字起こし記事全般のことなのですが、編集途中のままとりあえずで現在(2023/11/23時点)は公開させていただいております。そのため修正点が多くサイレントで書き換えていく予定です。前回読んだときと異なるとこも多くなるかもしれなせんが、ご了承ください。

「」がリスナーのコメント

【】が章のタイトル

〈〉がモノローグ

『』が作品内から引用しているキャラクターのセリフ
※作中にないキャラクターのセリフっぽいものも同じように表記させていだたいます。

括弧を色々な表記にしてしまってすみません。出来るだけ分かりやすく編集するように頑張っています。




D.Gray-manの中で最も好きなシーン。次は方舟編(14巻133夜)ですね。
これは方舟の中でみんなが消えていってしまってリナリーとアレンだけになってしまって。方舟はほぼ崩壊しちゃってラビも落っこちちゃうしさ、神田は帰ってこないし、クロウリーは血だらけだったし、ラビは落っこちるしみたいな。
なんかもうみんないなくなっちゃってどうしよーってなったときにクロスに奏者のピアノを弾いて方舟を復活させろーって言われて。で、アレンはそれが自分はできそうなんだけど、なんか、なんていうんだろうね。
ここのシーンて実はアレンが奏者の資格をもつキャラクターだったってことが判明して実は奏者だから方舟を元に戻すことが出来るみたいな、そういう展開なんですが、これをいかにご都合のように見えないようにするか。なんだ僕これで方舟を元に戻せるんだ!よしピアノを弾くぞーツルリラティッティンティーっつってピアノ弾いて方舟復活!みんな戻ってきたイエーイみたいなそんな風にしたら台無しだな。ということがね、誰もが分かるじゃないですか。なので、ここでいかにご都合にみせないようにするか。まずキャラクターの設定とか、アレンにはこんな力が実はあったとか、そんなことはどうでも良くて、いかにアレンがここでみんなへの思いを熱く爆発させるか、ていうのが一番大事なところだったんですよ。アレンの気持ちが乗らないといくらアレンがピアノ弾いたからってそれで方舟復活ってなっても漫画的にはそれはもうボツなんですよ。そうじゃなくてやっぱりここは、アレンの気持ちが状況を一転させたという風に見せないといかなかったからその熱をどうやってアレンに持たせるかってところが一つの勝負でした。
なので、ここでですね、アレンの気持ちのトリガーを何にするかっていうところで、コムイがですね。方舟編のちょっと前に無線で語り合ったシーンがございました。『思いつかないかい?』と『まずは「おかえり」といって肩を叩くんだ でリナリーを思いっきり抱きしめる!』『アレンくんにはご飯をたくさん食べさせてあげなきゃね』っていう、そっからなんか『ラビはその辺で寝ちゃうだろうから毛布をかけてあげないと』『大人組はワインで乾杯したいね』『ドンチャン騒いで眠ってしまえたら最高だね…』『そして少し遅れて神田くんが仏頂面で入ってくるんだ』って、このコムイの一連のこの語り。ホント何気のない本当に簡単な語りで特に凄いこと言ってるわけではないんですけれども。
まぁここをねなんで選んだかっていうとやっぱりD.Gray-man何回も立ち返ってくるのは《ただいま》と《おかえり》だなっていうところなんですよね。リナリーとコムイの然りアレンと教団のみんなも然り。結局最後の根底で、キャラクターが本当に心の安らぎにしてるもの。心の活力にしてるものっていうのは、とてもシンプルに、みんなとの些細なやり取りであったり、《ただいま》《おかえり》を言える幸せだったり。そういうところに、しかないなということになって、それをアレンに思いださせる為にコムイのこの何気ない語りをもう一度ここで流しました。
その長いコムイのセリフに合わせてラビの復活、クロウリーの復活、で神田の復活っていう順番に見せられるようにしていこうと。その流れでアレンが奏者の資格を発動させるんですが、そこらへんはもう流れに乗せたような描写で描いていてアレンの気持ちをここはもう乗せることだけに集中した画面となっておりましたね。なので、コムイのこの語りこれがあったおかげでアレンは方舟でもうへっとへとだったと思うんだけど、今もう何がしたいって言われたらコムイがいうこのみんなでね教団に帰ってドンチャン騒いで眠ってしまうみたいな。そんな些細なことがめっちゃくちゃしたいわっていうそのアレンの気持ちも乗っかって、そこでやっと『消えるな方舟ぇぇぇぇぇ!!!』みたいにわけよ。この『消えるな方舟ぇぇぇぇぇ!!!』ってアレンに熱い気持ちをね、バーンと爆発させるためにこのコムイの『まずは「おかえり」といって肩をたたくんだ』てセリフがはじまるわけでございます。ここのね、アレンとコムイのこの語りっていうのは正直、当初描いたときはこの方舟編の最後のこのシーンで生かすとか予定全くなかったの。まさかこんなところで再利用できると思ってなかったんですが、ホントこれを描いたとき昔の私グッジョブを思ったよね。
そして方舟がカッてなって復活して。まぁね、みんなもとに戻ってくるっていう。そんな話でございました。
はい、次。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?