見出し画像

ウルサマステージ感想記~夏の想い出を創る者~

どうも!
ゆで卵は一口食べてから黄身の上に塩をかける派のタニオ君です!


『ウルトラヒーローズEXPO2022サマーフェスティバル』STAGE1の全公演が終了しました!
今年も夏のサンシャインシティは大いに賑わっております!!!

タニオ君はウルサマの前身イベント『ウルトラマンフェスティバル』に幼少期の頃から通っている根っからの「ウルフェス大好きっ子」なのですが、
(知っている人は知ってくれているはず)

今回の記事では、そんなタニオ君から見たSTAGE1の感想レポをしていきたいと思います!
いろいろと感情が渦巻いたステージではあったので…書きたいことがたくさん!

(※ここからはタニオ君の気持ちのままに本音をつらつらと記していきますが、

タニオ君はステージの監督・脚本・演出、また照明・音声・現場スタッフなど
関わったすべての方々に心から敬意を表しています。
自分も舞台に立つ仕事をしている人間ですので。

それを踏まえて今回は一ファンとしての率直な感想を書き連ねていきます。批判的なことも数多く発言していますが、何卒ご容赦くださいませ。

また、この記事は物語の内容にメチャメチャ触れていきます
未見の方はネタバレにご注意ください。)




NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンデッカー編 STAGE1
『夏の闇夜を照らす者』

タニオ君の正直な感想は…



面白かった(^-^)


ただ、


近年の中では残念な方だった(´Д` )


楽しめはしたものの細かいところがチラチラと気になって、「ん〜、、、まあまあまあ、、、」といった印象のまま終わってしまいました。


どんな所が胸熱ポイントでどんな所が減点ポイントなのかというと…


まず、良かった点!



①ウルフェス・ウルサマのステージにおける新しい試み!


今回のステージでは、一旦本編を終了させた後「フィナーレ」と称したミニバトルが展開されました!

今までにもバイバイをした後に少し戦闘があったり、最後の最後に販促用シーンの挿入があったりはしましたが、本編と全く別のショーを堂々と取り入れたのは今回が初だと思います!

しかも本編に登場したのと同人数のウルトラマンが集結!
正直メインストーリーよりこちらの方がお目当てで周回した方もいたのではないでしょうか(^^)

アクションに関してもラスト数分のショーにしておくには勿体ないくらいアクターさんの技量が光っていて、各キャラクターの魅力が存分に発揮されていました✨

特にデッカーと戦ったアブソリューティアン兵士!前転やバク宙、やられ役としてのメチャクチャ派手な立ち回りとリアクション、見ていてとっても惚れ惚れしました☺️
あれは恐らくベテラン様だな😏


②ゼットの先輩っぷりがカッコいい!



デッカーより2年先輩のゼットさんですが、今回は見事なまでに後輩の躍進を後押しする役回り!

トリガーと共演した時はあまり先輩としての威厳を発揮していなかったので(😶)今回の新鮮なゼットさんは素直に「カッコいい…」と見惚れてしまいました(о´∀`о)


強大な敵が舞台上に犇めき合う様子を見て

「どんなに厄介な相手でも、オレ達は逃げずに戦う。
 君はどうする?デッカー。」

と優しく諭す彼の姿に毎回心を打たれたのは僕だけではないはず✨


かと思えば「それじゃあデッカー!またね!」と言う彼特有の可愛らしさも健在(*^^*)
扱いの自由度が高すぎるよ、ゼットさん✨


③イシリスの異常なまでの強豪感!


ウルサマ情報局ではすでに公開されていたものの、タニオ君はステージで初めてその存在を知った「ヌアザ星人イシリス」!
TVではその禍々しいビジュアル以外記憶に残りづらい活躍だった彼が、他に類を見ないほどの圧倒的ボス仕様で甦ってくれました!!

人間たちの恐怖心をエネルギーに変えるって…チートすぎませんか?

あとステージ内では一度しか使われませんでしたが、一瞬時間を止めた際のエフェクトが帝王の能力そのもので、初見の時「あ、これ地球終わった」と絶望感で頭をいっぱいにさせられました!

だからこそ、終盤で彼が逆にデッカーに恐怖心を抱くシーンはカタルシスが爆発していましたね‼
(昨日行われた千秋楽公演ではアクターさんの気合いもそれまでと比べ物にならず、狂ったようにデッカーに襲い掛かり何度も殴りつける姿が見られました!あの迫力はスゴかった…‼😨)

あそこまでイシリスを悍ましく、厳めしく表現してくれた演出さんに感謝!👏


さらに細かい点としては、

・エースブレードの使用および音ハメの爽快感
・㊗ベータスマッシュ夏のステージ初参戦
・アバンのアクターさん生身アクション
・スフィアザウルスデカッ‼
・復活したショー終了間際のミニグリーディング

…などなど、挙げていくといくつも見どころがありました^^



あと特筆すべき点として、



TV本編の隊員が定日限定出演‼



これはアツいですね‼
夏のイベントでは2013年の根岸拓哉くん以来?

生で見た3人はみんなカッコよく、美しかったです🥰




…とまぁザックリと良かった点を挙げていきましたが、今度はイマイチ盛り上がれなかったポイントについてお話ししたいと思います。


①中盤の集合ウルトラマンがたった4人。


これは今回最も釈然としなかった点。

最近は大量にウルトラマンを出すステージが多いため敢えてキャラクターを絞ったのかもしれませんが、
昨今のウルトラマン飽和時代の中でたった4人で物語を終わらせるのは夏のイベントにおいてあまり賢しい選択ではないなと思いました。

もちろんキャラを絞る事で内容に厚みを出す手法もありますが、
絞った割にはストーリーにあまり絡んでこなかったので、勿体ないな〜という印象です。

今回のステージの流れは、

現行ヒーローが中盤まで活躍敵の策に陥れられピンチ先輩たちが駆けつける


という"2019第1部"と似た構成になっています。

しかし、2019の時にはゼロ、ジード、オーブ、サプライズ枠の新調ジョーニアス、加えてヒロユキの中のタイタス、フーマという後半の盛り上がりに申し分ないメンバーが駆けつけたのに対し、

今回はA、ゼット、復活したトリガーダークといった乏しい人数。

数が全てではありませんが、特に大きなサプライズもなく3人のみ駆けつけたシーンは、後半の山場に対する不安感を覚えました。
(僕が期待しすぎていたというのもありますが…)

もし少ない人数で展開するのであれば、Aやゼットのストーリーパートも前半の方に入れて欲しかった。その方が各キャラクターの集結に深みが増すので。
こちらはボイスドラマにて補正されていましたが、ステージから先に観たタニオ君にはどうしても「え?来たのこの2人だけ…?」という疑問が残りました。
TVでの絡みもあるこの2人ならば、ワンシーンくらい挟んでも物語がややこしくはならないはず。

最後のフィナーレを華々しくするために人数を少なくしたのか、脚本上盛り上がりに欠けるからフィナーレを追加したのかは分かりませんが、本編が疎かになっていた感は否めませんでした。


②ゼットが先輩すぎる。


ゼットの先輩っぷりを評価点として挙げましたが、納得いかなかったポイントでもあります。ゼットが先輩すぎました。

終盤で「次の世代へと繋いできたんだ」と語るシーンがありましたが、あなたは世代的にはまだまだ現役の部類ですよ。
細かい言い回しになりますが、そこは「次の光」「次の戦士」など台詞に気を配ってほしかった。

デッカーを導く立場としてのゼットはカッコよく見えましたが、歴戦の勇者顔をするのはちと早すぎるかと。
ましてや、たった4人しかいない中でその旨の発言をされると、非常にセリフが浮いてしまうんですよね。
大勢の中で言うなら”この場にいる先輩方を代表して言いました”感があってまだ受け入れられるのですが。
ここはやっぱり偉大なるA先輩に言ってもらうべきではなかったでしょうか。

些細なことですが、そういう小さな掛け合いを自分はとっても注意深く見てしまうので、「次の"世代"に繋いできた…?」と彼の言動にちょいと不信感を抱いてしまいましたね。
まあ彼は地球の言葉が苦手なようなので、脳内補正もできなくはないのですが。

(ゼットがトリガーより先輩で、かつデッカーはトリガーの数年後が舞台…と考えれば次の世代発言も分からなくはないかもですが、
まだまだ若い彼が世代を語るのは時期尚早かなと思いました。)



③イシリスが頑なにダイナと闘ってくれない。



これはかなり我儘な意見ですが、イシリスとダイナの戦いが見られなかったのがメチャクチャ残念でした。

イシリスと言えば99年のウルフェス以来実に23年ぶりの登場でしたが、当時のショーもダイナが出ていたものの、両者が相まみえるシーンは数秒(数アクション)ほどしかありませんでした。
今回ご降臨なさった際に「頼む!ダイナ来てくれ…!!」と願いましたが、思い届かず。
しかも超絶なほど強豪として描かれているのだから、ダイナの威厳を見せるのにもバッチリなマッチメイクになったはず。

ストーリー上デッカーが彼への恐怖心をぶち破ることに意味があったのは理解していますが、ダイナが出演する隙が全くなかったわけではないので、終わった後もずっとモヤモヤしてました。



そして…

④やっぱりニュージェネ率が高すぎる。


ウルサマは何と言っても「ウルトラヒーローズEXPO」なんだなと。
ネガティブな意味で再確認させられました。

ウルフェス時代はどれだけ時を経てもある程度の昭和・平成・ニュージェネが織り交ざって一つの物語を作り上げていました。
しかし、EXPOの系列イベントであるウルサマになってからは(まだ2回しか開催されていないものの)明らかに昭和の待遇が悪すぎます。
これは冬のイベントではもっと前から見られていた傾向で、とうとう夏もニュージェネ祭りになってしまったんだな…と、今回のステージを見て実感いたしました。

勿論、それぞれのウルトラヒーローにファンがいて、登場を望む人たちがいるということはわかります。僕自身、出演したヒーローの中には推しキャラもいました。
だとしても…

フィナーレのリブットやグリージョは昭和勢に代替できませんでしたかね???


こんなこと言ったら知り合いのグリージョファンであるあの方に怒られてしまいそうですけど笑
昭和ウルトラたちの活躍の場面があまりにも少なすぎるのでは?と最近のショーにはずっと疑問を持ち続けております。

もしかすると、僕が昨今のショー事情に疎いだけなのかもしれません。
実は理由があって昭和勢をあまり出せずにいるのかも。



だとしても、とっても寂しい時代になったなぁ…


タニオ君がウルフェスで昔から楽しみにしていたのが、
”本編で全く絡みのないヒーローたちが、同じ舞台で協力し合って戦う姿を見られること”でした。

80のピンチにマックスが駆け付けたり、ティガがノアに手を指しのべて引っ張り上げたり。

そういうのを見ると、「ウルトラマン達は僕らの知らないところでお互いのことをリスペクトし合っているのだな」と想像できて胸が熱くなるんですよね。

しかし、今回はその”夢の共演と助け合い”というものが全くなく、TVで見たことあるorこれから見られそうな構図しか生まれませんでした。
A&Z、デッカー&トリダ。「うおお~この2人が!?」感は微塵もありません。

もちろん、それが全く見たくないわけではありませんよ。
それぞれの共闘は自分も熱くなりましたし。


何度も言いますが、今回のステージも楽しめました。

そして、何度も言いますが、寂しかったのです。



あとは、子供たちの不自然に作られた声援が受け付けなかった点。
普通に大勢の子供たちが「がんばれー!」と叫んでいるSEの方が良かったです。
劇場版コナンが頭を過ったなぁ。。。






な~んて、ここまでいろいろと書き連ねてきましたが、

何度も胸を熱くさせていただいたのは紛れもない事実‼

開催も危ぶまれる情勢、年々上昇していく気温、突如見舞われた機材トラブル…


などなど、数々の危機を乗り越えて無事に前期を締めくくってくださった運営の皆様に、心から謝意と拍手を送ります!本当にお疲れ様でした‼

明日から後期・STAGE2が開催されますが、もちろんタニオ君、心からワクワクとドキドキに胸を躍らせて足を運びたいと思います!


夏のウルトライベントはタニオ君にとって特別な存在…


後期も最高の夏の思い出をよろしくお願いいたします!!!

お目当てのぱっちんブレス出た〜!✨





…あと三言だけ。


HANE2(ハネ)ちゃんカワイイ~!!!


『ウルトラSing』やっぱサイコ~!!!


『NEXT NEW HERO』CD絶対買う~!!!


ーーーーーーーー
★SNS情報★

Twitter→

https://mobile.twitter.com/no_mark_man

Instagram→

https://www.instagram.com/taniokun3/

いろいろと発信してます♪
たくさんの特撮ファンの方と知り合いたいので是非ともフォローよろしくお願い致します♪


ーーーーーーーーーー

〜タニオ君、今日の創作ことわざ〜

玉の瑕は、玉の個性。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?