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【和歌山県】那智勝浦へひとり旅してきました③(2日目)

こんにちは。

前回の記事はこちら


【朝ご飯】

ホテル浦島をチェックアウトし、勝浦漁港にぎわい市場へ朝ご飯を食べに行きましょう。

勝浦漁港にぎわい市場

こちら朝早くの8時からご飯が食べられるのです。
私が着いたのは日曜の9:00。混んでいるかなと思いきや、空いていました。これから混むのか、それとも混み終えたあとなのか分かりませんが、ラッキーです。

店内

店内奥には、イートインスペースがあり、ガラス越しに水揚げされたマグロが横たわっています。で、市場の人が捌いている様子を眺めることができるのです。

「しげ」というお店の定食を注文。
この量で850円くらいでした。安い!

この厚み

私の下手くそな写真で分かりますかね、この刺身の分厚さ。とんでもなく厚みがあって、食べごたえがありました。美味しい!

【街散策】

さて、朝ご飯を食べた後は、新宮駅行きの普通列車の時間まで待機。新宮から熊野本宮大社、速玉大社に行き、東京に帰るという行程で、あと少しで那智勝浦の街とはおさらばです。
なので、最後にこの街を散策してみます。

街の風景
漁港の風景

なんか歩いて海を眺めていたら、でっけえ魚が泳いでいました。これ、本当に巨大で、ただモノではない雰囲気。……マグロ? え、マグロが身近に迫っていた? まさか。昨日からマグロ食べてるから、マグロに見えてしまったのかな。

トンビちゃんカッコいいね
街の風景
街の風景

人、いなさすぎでは。人がいないタイミングを狙って撮影したわけではありません。昨日も思ったのですが、この街には人が見当たりません。気配はするのですが。この(いい意味で)寂れた、少し物悲しい哀愁漂う雰囲気がたまりません。

駅前に戻ってきました。この街ともそろそろおさらばです。いい街でした。関東圏から来るには、ちょっと遠すぎるのがネックでしたが…。またいつか来たいなあ。

【熊野本宮大社】

紀伊勝浦駅から新宮駅までは30分くらい。普通列車の本数が少ないからか、地元の方や観光客で車内は混み合っていました。

新宮駅

バスの写真は撮っていませんが、ここからバスに1時間乗って、熊野本宮大社へ向かいます。観光案内所で往復切符を購入しました。
乗客は私含めて二組のみ。ガラガラすぎてびっくり。日曜なのに。みんな車で行くんですかね。

到着しました。
木造の鳥居が大きくてカッコいいですよね。周りの木々も立派だし。こちらは山の中、奈良県との県境の近くまで来ているのです。

参道

この先に御本殿があるのですが、撮影した写真のSNS投稿は禁止されているので、写真はここまで。

熊野本宮大社HPより

空気が澄んでいます。しんとしていて、厳かな雰囲気。私は建築物に疎い素人ですが、それでも建物が格好良いことは分かりまくり。色合いが渋くてカッコいい。それに、屋根の飾りの部分(名称分かりません)が立派でスゴい。スゴいという語彙力のない感想しか出ませんが、本当にすごい。

少し場所を戻りまして、こちらは大斎原。
もともと熊野本宮大社があった場所で、川と川の間にありました。けれど、明治に水害が起こり、被災を免れた4社を現在の位置に遷座したとのこと。
こちらも、先は写真撮影厳禁。
奥には森があり、小祠が建てられていました。
冬は少し寂しい雰囲気なので、春とか新緑の季節に行くと、景色も綺麗かもしれませんね。

冬の風景


さて、次はバスに乗って速玉大社へ向かいます。そろそろ今回の旅も終わります。

【熊野速玉大社】

本宮大社から速玉大社までバスで1時間。
本当は湯の峰温泉や川湯温泉にも行きたかったのですが、時間がないので今回はパス。あそこら辺はレンタカーの方が断然便利だからなぁ。

というわけで、熊野速玉大社に着きました。
こちらは新宮駅からも歩ける距離にあり、熊野三社の中で最もアクセスしやすい位置にあります。

赤くて大きい鳥居がカッコいい
未来へ繋ぐ日本の祈り

熊野三社の造りって、似ているなあと気付きます。横に長く、いくつかの社殿が連なっているところとか。どこも建築物が立派でステキ。


これで、世界遺産の熊野三社をすべて参拝できました。行って思ったのですが、速玉大社はアクセスしやすいし階段もないので大丈夫ですが、他二社については、階段が多く、歩く距離も長いので、元気なうちに行くべきだなぁと。お年寄りの方たちが大きなリュックサックを背負って、熊野古道をハイキングしている姿をたくさん見かけましたが、すごいですよ。私は体力ないから歩けない。でも、お年寄りの方は楽しそうに歩いている。この差は何なのでしょう。私も歩こうと思えば歩けるのでしょうか。自信ないですが。ともかく、熊野三社は足腰が弱まる前に!


【街散策】

あとは帰るだけ。けれど、電車の時間までまだまだ時間はたっぷり。というわけで、新宮の街を散策。

のんびりとした風景

速玉大社の横は、熊野川が流れていて、向こう岸は三重県です。少し晴れてきました。

香梅堂

駅に向かって歩いていると、気になるお店を発見。
調べてみると、この香梅堂の鈴カステラ、かなり人気で名物らしいです。そんなの、買うに決まっているじゃないですか。

鈴カステラ2つ

お家のお土産として購入。とっても美味しい。甘くて優しい風味が程よくて、食べていて安心します。生地はしっかりとしていて弾力があり、私好み。
これはこれは。街散策って大切ですね。

で、鈴カステラを食べたのは帰宅後なので、街散策のときはお腹ペコペコ。15時ですが、お昼を食べていないのです。というわけで、この微妙な時間でもやっているお店を探します。

たぬき屋

こちらのお店に入店、店主がテレビを見ながらご飯を食べていました笑。けれど、私が入店すると、招き入れてくれ、すぐに注文をオーダーしてくださいました。

アットホームな店内
めはり寿司・焼きチーズカレーうどん

美味ッッッッ!!めっちゃ美味しい!!
お腹ペコペコだったのも合わさって、とんでもなくご馳走です。カレーうどんは程よく辛みもあって、チーズが盛り沢山。本当に十分すぎるくらいチーズが入っていて、とっても美味しい。
めはり寿司も美味しい。昨日のお店よりもしっかりとした味付けでした。

大変美味しくいただきました。ですが、電車の時間はまだまだ。急遽ですが、せっかくなので楽しそうな神社に行ってみようと思います。

【神倉神社】

たぬき屋から5分ちょっと歩きます。

デデン

到着です。神倉神社。
他の三社と比べてあまり知名度はないですが、実はこちら、速玉大社の摂社。なので、こちらも熊野古道の一部になっています。

この神社、特徴的なところがありまして。
写真で分かりますかね。階段です、階段。とんでもなく急斜面の、石がガタガタに積み上がった、恐ろしく登るのが大変そうな階段が、参道なのです。

登っている最中

はえええぇぇ。キツい。体力的にもキツイですけど、なによりも怖い。後ろを振り向くと、とんでもなく恐怖。ふつうに落ちたら一大事。

真ん中あたりから、急な階段ではなくなる

私は那智大社に行ったとき、大門坂を歩いていないので、こういう本格的な熊野古道を歩くのは今回が初。いやあ、疲れちゃった。

ゴトビキ岩

鳥居から歩いて15分くらい。着きました。
はじめの急は階段は途中までで、それ以降は緩やかな階段が続いていました。なので、健康な方だったら登れるんじゃないかなあと。小さい子ども連れやお年寄りの方も登っていましたし。

新宮の街が見渡せます。結構高いところまで登っていたんだなあと実感。達成感があります。大変でしたが、登ってよかった。

さて、帰りますか。

このガタガタ分かります?すごく歩きにくい

登ってきたということは、下らないといけません。で、その下りるときの方が神経つかいます。すごく怖い。行くとき、すれ違った方が「下りのほうが怖いんだよねえ」と忠告してくれたのですが、まさにその通りでした。

戻ってきました。改めて見ると、やっぱりすごい急勾配。


【帰宅】

さて、これで今回の旅も終わり。帰りましょう。
のんびり駅に向かいましょう。

徐福公園
新宮駅
特急南紀

さて、和歌山の旅もこれで終わり。

楽しかった〜。
那智勝浦の温泉に入りたかったので、湯川温泉含めて呆れるくらい入浴できたのがとても満足。熊野三社も、一度は行ってみたかった場所なので、行けて良かったです。関東圏からすると、なかなか気軽に行ける距離ではないけれど(片道4時間以上)、また行きたいなあ。


おわり


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