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【ライブ感想】Roselia「Farbe」day2

はじめに

この記事におけるセットリストや曲名表記は以下記事を参照しています。

申込み時

CD最速先行時点だと初日にMyGO!!!!!がオープニングアクトとだけ発表されていたから2日目これもしかしてAve Mujica来るんじゃない?なんて思ってたら本当にそうなった、すごいね(ここだけ書いておきたかった)。

オープニングアクト

何を隠そうAve Mujicaのパフォーマンスを見るのはこれが初めてだった。2月の11thで配布されたフライヤー以来奇抜な展開が進んできて最新のアニメIt's MyGO!!!!!作中で遂に結成、今後その物語が描かれるというタイミングでのミニアルバムおよび今回のライブパフォーマンスである。
ところで筆者は完全に勘違いしていたのだがオープニングアクト含めた開演が18時だったとのことで、てっきり11thと同じように17時半ころには始まると思い込んでスケジュールを組んだ結果少々の肩透かしを食らった格好だった。
まあそれは問題ない(少なくとも「逆パターン」よりは)。オープニングアクトは3曲で、まずはバンド名を冠したアニメ13話での「デビュー曲」となる"Ave Mujica"に始まり続いて"神さま、バカ"から"Mas?uerade Rhapsody Re?uest"の3曲構成。MyGO!!!!!にも共通している点として、CD(あるいは配信)とライブでは別の見所がありライブで見てみると新たな発見や魅力があるという点がこれまでのこのシリーズに比べ更に強調されているようにも見える。
どちらもキャストを伏せたまま初ライブを開催しており、(分かる人が見れば分かったそうだが少なくとも)キャスト公式発表はそれから更に時間をおいてのことである。大元のBanG Dream!シリーズが長期展開する中でシリーズ全体のファンを着実に掴んできたからこそ可能になった手法という面は確実にあるだろうにせよ、このような斬新な展開も面白い。
今後のライブではアニメでもそうしたようなミュージカル仕立てなのか、あるいは別の形態なのか…

短い時間ながら重厚な世界観とサウンドにたっぷり酔いしれた時間となり、これは今後の展開が楽しみだ。というか早く0th LIVEのブルーレイを見ないと…

ライブ本編

オープニングアクトからの転換でBGM数曲が流れたがこの間の会場の空気がなんとも言えない心地良いもの、なんとなくソワソワしたような中でいくらかコールを入れる人もいる…そこからBGMの音量が一気に上がって皆が一気に立ち上がるのは声出し応援が「当たり前のもの」に帰って来たからこそという気がする。

そこからは声出しを楽しむためのような、あるいはこれまで溜まっていたものを一気に吐き出すような曲が一気に続く。
M1 BLACK SHOUT
M2 ROZEN HORIZON
M3 ONENESS
M4 R
M5 ZEAL of proud
2曲目ROZEN HORIZONは一気にテンションが急加速するし、そこに続くONENESSの繋がりはライブ序盤でこれだと最後まで自分は堪えられるのか心配にすらなってしまう…のだがもうそんなの気にしていられるような状態ではない。途中で挟まるソロパフォーマンスやセッションもあいまって聴いたことがある曲でも新鮮に聴こえるのが面白いところ、あとZEAL of proud何度聴いてもかっこいい曲ですよねこれ…

そこで一段落してRoseliaライブの定番「キャラくず」、今回は千葉での夏休み千葉県民なのに野島崎行ったことねぇ自分。day1の内容をまだ見ていないのでパッケージ化後にでも再度じっくり見てみたいところだが、キャラ解放が今回の大きなアクセントか。免許取得ネタはキャラと中の人の免許事情が全く異なるのが面白いところ。それにしてもキャラくずのゆっきー毎回強すぎません…?w

気が付いたら出てきてからもう4年半経ち「第二章」のROZEN HORIZONが出てからも1年以上経ったがFIRE BIRDの決定版といった安定感はやっぱり凄い、というか炎の演出が今回は特に凄まじい。Vo&Keyソロから始まる特別版だったこともあり改めて新鮮な印象となった。続く一逢のFull Gloryはライブでは初披露の曲、収録しているシングルからTHRONE OF ROSEは今回も演奏、今回は出なかったもののDear Gleamは11thで演奏され、遂に全曲演奏された次第。

MCでは今回のライブのテーマである「彩り」が語られ、そこから5人のメンバーそれぞれにフォーカスされたストーリーから産まれた楽曲のスペシャルメドレーが演奏された。楽しかったがペンライトの色を切り替えるのはなかなか大変だった…そこからはラストスパートでSprechchorそしてTHRONE OF ROSEの演奏で〆となる。トロッコにフロント3人が乗っての演奏はFilm Liveを思い出す場面だった。前日のライブ感想でくどはるがポストしてたのこれか…と改めて合点が行ったところでもあった。

ここで暗転しキャラくず後編、「静かにキャラを崩した」あの人がまさかの(?)最下位と相成ってしまったがそれまでのBBQの様子もパッケージで改めて見たいところ。ライブ自体もだけれど見るべき場所がとにかく多い…

アンコールは全員でのトロッコでの-HEROIC ADVENT-、照明が途中全体明るく照らすものになり顔がよく見えるようになった演出もあったりとライブの最後を惜しむような、かつ最後まで楽しみ尽くそうという時間に思えた。最後の曲は"UNIONS"Road、これも声出しで印象が大きく変わったというか会場の全体で創り上げる曲として再定義されたように思う。

全体を通しライブタイトルにもあった「彩り」もだが、照明が重要なキーとして在り続けたように思う。これからどのような道が照らし出されるか、それはこの日最大のサプライズであったライブツアーで明かされていくことになるのだろうか。

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