Road From Ultimatum

概要

本記事はUltimatum以後のアルティメット・マーベルのタイトルをアルティメッツ・スパイダーマン・X-メン、ファンタスティック・フォーの4系列に分類、整理した図表と、その補足説明である。

ポストアルティメイタム一覧図


注意事項

アルティメッツ系の個別タイトル、スパイダーメン、カタクリズムのスピンオフなど、本図表に一部含まれていないタイトルがあります。

補足説明

・ソーの単独タイトル(Ultimate Comics: Thor)はニューアルティメッツと連動している。
・アベンジャーズVSアルティメッツとデスオブスパイダーマンは時系列的に連続している。
・フォールアウトは全タイトルに関連するが、メインはスパイダーマンでデスオブ~の続編的内容。
・Untied~は一応クロスオーバーイベントだが、タイトル間の連動は背景設定の共有と一部キャラの客演程度で、他のタイトルを読まないと話が分からないということはない。
・All New Ultimateはマイルスがメインのティーンヒーローチームで、厳密にはアルティメッツ 関連タイトルとはいいがたい面がある
・Ultimate Endはシークレットウォーズのスピンオフなので、内容的には間にタイムランズアウト展開及びシークレットウォーズ1号を挟む。

後書き、或いはアルティメットマーベルへの個人的な感想

15年に及ぶアルティメットマーベルの分水嶺となり、その破滅的な内容からコミック史上最悪のイベントとまで呼ばれることもあるアルティメイタム。
しかし、その後もアルティメットマーベルは6年間続き、マイルス・モラレスやザ・メイカーなどの名キャラクターを生み出した。
主要キャラの多くを失ったアルティメイタム後の展開は、三国志でいえば五丈原の後のような寂寥感がある。しかし、諸葛孔明亡き後職を支えた姜維の魅力も、それ以前の群雄たちに劣るものではない。
ぜひ、この記事を読んだあなた自身の目で、アルティメイタムの後、ピーター・パーカーやリード・リチャーズ、キティ・プライドがどのように生きたかを、確かめてほしい。

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