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ダニーの趣味語り 第一回 【ウルトラマンガイア編】

はじめまして!こんにちは!
ダニープロジェクトのダニーです。
いつもはガンランスについての記事を書いていますが、サンブレイク界隈も落ち着いてきたので今回は自分が小さい頃から大好きなウルトラシリーズについて話していこうと思います。

第一回目は自己紹介といってはなんですが、自分が沢山居るウルトラマンの中でも一番好きなウルトラマンガイアについて紹介したいと思います!
※多少のネタバレを含む可能性があります。


1.あらすじ

天才的な頭脳を持つ科学者であり、大学生の高山我夢は、実験の最中、地底で戦う赤い光の巨人のビジョンを見る。同じ頃、空に発生したワームホールから謎の結晶体が街に墜落。

地球に破滅をもたらす「根源的破滅招来体」に対抗するための精鋭部隊・XIGが出撃するも、結晶体から現れた怪獣に苦戦する。XIGの設立に協力していた我夢が自分の無力さを嘆いた時、彼は再び赤い巨人と出会った。自ら光をつかみ、ウルトラマンガイアとなった我夢。さらに戦いの中で、謎の青い巨人・ウルトラマンアグルも現れる。

時にすれ違い、協力しながら、地球に住むものたちは破滅招来体に挑んでいく。

(1998年9月5日〜1999年8月28日放送)

第1話「光をつかめ!」

2.ストーリーの魅力

この物語のキーとなってくるのが「根源的破滅招来体」「二人のウルトラマン」というワード。

まず「根源的破滅招来体」とは、人類を憎んでおり、破滅させることが目的の存在で、ウルトラマンガイアはその根源的破滅招来体が送り込んでくる怪獣達から地球に住む生命を守るため戦います。

第22話「石の翼」
第7話「地球の洗濯」

送り込まれる怪獣達はゴジラのような二足歩行の見た目から、ロボットや石と様々な姿の怪獣が存在します。

しかし、作中では黒幕の存在が明らかにされないなど、根源的破滅招来体は現在でも謎が多い存在です。

2つ目のキーワードである「二人のウルトラマン」というのは、実はウルトラマンガイアは長い歴史を持つウルトラシリーズの中でも初めて主役級のウルトラマンが二人出てくる作品なのです。

第18話「アグル対ガイア」

ここでやっと二人のウルトラマンについて紹介します。

ウルトラマンガイア
・身 長:50メートル
・体 重:4万2千トン
・出身地: 地球
・変身者:高山  我夢
・必殺技:フォトンエッジ
・変身アイテム:エスプレンダー
・ヴァージョン変化:V1→V2→スプリーム・ヴァージョン→スーパー・スプリーム・ヴァージョン

ウルトラマンガイア(V1)

上の写真がガイアの初期形態である、V1と呼ばれる形態。地球の心が大地の力を赤い光に変え、高山我夢の肉体を借りて変身します。

必殺技「フォトンエッジ」

必殺技は頭から光のムチを放ち、敵に振り下ろす光線技「フォトンエッジ」です。
かなり見た目はシュールですが、無効化されたことがほぼない強力な技です。
※ただ発射するまでの溜めが長いので、その間に阻止されることが多いです…。

エスプレンダーで変身する我夢

ウルトラマンガイアに変身するための赤い光を宿した変身アイテム、それがエスプレンダーです。
実はデザイン、作成も全て我夢がしたもので、修理っぽいことをしているシーンも作中に登場します。

ウルトラマンアグル
・身 長:52メートル
・体 重:4万6千トン
・出身地:地球
・変身者:藤宮  博也 
・必殺技:フォトンクラッシャー
・変身アイテム:アグレイター
・ヴァージョン変化:V1→V2→スプリーム・ヴァージョン

ウルトラマンアグル(V1)

ウルトラシリーズ初の青いウルトラマン。
地球の心が生み出したもう一人のウルトラマンで、海の力からの青い光で変身します。

地球と人類どちらも守るために怪獣と戦うガイアに対し、アグルは地球は救うが人間には救う価値が無いと考えており、考え方の違いで二人のウルトラマンは激突してしまいます。

アグルと和解したいガイアと自分のやり方で地球を救いたいアグルの二人のすれ違いの物語が「根源的破滅招来体から地球を守る」というメインの物語と同時に繰り広げられるのがウルトラマンガイアのストーリーの一番の特徴だと思います。

また、根源的破滅招来体から送られてくる怪獣の他にも作中では元々地球に住んでいた怪獣が登場します。

大地を司る守護龍「ミズノエノリュウ」

「地球に住む怪獣も地球にある命の一つなのに、そんな命と戦ってもいいのか?」という我夢の中での苦悩も地球が生み出したウルトラマンであるガイア特有のストーリーの魅力だと思います。

ウルトラマンガイアは1998年に放送された作品ですが、そのストーリー背景は環境問題についても触れられることが多く、現代の人も考えさせられる場面が多くあります。
円谷プロ関係者からは「ウルトラマンガイアを半年の期間であのクオリティ以上に再現、リメイクするのは現代でも不可能」と言われるほど、メッセージ性が強く込められています。

3.今でも人気なウルトラマンガイア

ウルトラマンガイアは平成3部作と呼ばれ、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナと共に平成ウルトラマン作品の中でも高い人気を誇ります。
それぞれの頭文字をとって、TDGと呼ばれることも多いです。

左からティガ(T)、ガイア(G)、ダイナ(D)

この3人は最近のウルトラシリーズや、劇場版でもかなりの頻度で登場し、その度にTDG世代の人からそうではない人まで歓喜の声に包まれています。

後輩に召喚されるガイア先輩

記憶に新しいのは、2020年に放送された「ウルトラマンZ」で、TDGの3人の力で変身するウルトラマンZ ガンマフューチャーが登場し、その「TDGの3人の幻影を召喚する」というトチ狂った能力でTDGファンを沸かせました。

また、2023年はガイア25周年ということで、ウルトラマンガイアに新形態「ウルトラマンガイア スーパー・スプリーム・ヴァージョン(SSV)」が登場。

ウルトラマンガイア(SSV)

あまりにも急なサプライズにガイア世代はもちろん、自分も飛び上がって喜びまくりました😂

これからのガイアの活躍にも目が離せません!!

4.人を魅了する怪獣とOP曲

ウルトラマンガイアのストーリーの魅力について語らせていただきましたが、まだまだガイアには人を魅了するポイントが沢山あります!
その中でもウルトラマンガイアにはなくてはならないもう一つの主役「怪獣」「OP曲」について語っていこうと思います。

前述した通り、ウルトラマンガイアには「根源的破滅招来体」が送り込んできた怪獣と、元々地球に住んでいた怪獣の大きく分けて2つの種類に分けられますが、どちらにも属さない不思議な存在も登場します。

今回は自分がガイアを観て、特に印象が強かった怪獣を3体紹介していきます!

奇獣ガンQ

第6話「あざ笑う眼」、第31話「呪いの眼」

いきなり子供がトラウマになりそうな怪獣を紹介してますが、それもそのはず!やはり一度観たら忘れられないデザインをしているのがこの怪獣の特徴。デザインした人天才かよ

体中に複数の目を持ち、色んな物質を吸収して体を生成します。

第6話「あざ笑う眼」では、熱反応等の生命体が発するシグナルを一切持たないため科学的な解析が意味を成さず、実体だけが何者かの意思の元に暴れているまさしく不条理の塊と呼べる存在と言われ、天才大学生である我夢の解析でもその正体は明らかにすることができませんでした。

それまで根源的破滅招来体によって送り込まれた怪獣と考えられていましたが、31話「呪いの眼」で、その正体は500年前(戦国時代)の呪術師の化身であると判明。
ガンQは既に霊体である呪術師が呪いの力で変身した姿であるため、生命体の持つシグナルを一切持っていなかったのでした。

守護獣ルクー(ルクーリオン)

第29話「遠い町・ウクバール」

こちらもなかなかに変わった見た目をしている怪獣ですね😅
これまでの写真に写っている怪獣を観て皆さんも思ったかもしれませんが、ウルトラマンガイアってゴジラ体型と言えるような「これぞ怪獣!」といえるような見た目の怪獣は少ないんです…。

この怪獣は永田さんと言う配達をしているおじさんが空想するウクバールという町から来た怪獣で、歩く度に鈴の音が「シャリン♪」と鳴りながら、まるで永田さんを迎えに来たかのように永田さんのいる方向へ歩き続ける特徴があり、ウルトラマンガイアにも敵意を見せる様子もない怪獣です。

この怪獣を紹介するのはなかなかに難しいので、1つ言うとするならば

ウルトラマンガイア第29話を観てください!

ですね…😓

このお話はウルトラマンガイアの中でも人気のある回で、例えるなら世にも奇妙な物語のような雰囲気のお話です。
観た人それぞれで違った感想が出てくる不思議なお話なのでウルトラマンを観たことない人にもこの話だけは観てほしい回です!
(今までの話を観てなくても全然問題ないです👍)

また、この回はゲストとして俳優の不破万作さん、寺島進さんが登場しているので、それも見どころの1つです!

左:不破万作さん 右:寺島進さん

自然コントロールマシーン エンザン

第28話「熱波襲来」

地球の自然をコントロールするために根源的破滅招来体に送り込まれた自然コントロールマシーンの3体のうちの1体。

常に膨大なエネルギーを発しており、猛烈な熱波を放っているクワガタムシ型のマシーン。
しかし、パワーアップしたばかりのガイアには不意打ちをするも簡単に止められるなど、作中では手も足も出なかった印象が強いです。

物語自体は我夢とそのお父さんの強い絆が見られる温かい回です。
2023年の日本が暑いのも多分こいつのせい。

ウルトラマンガイアOP曲
「ウルトラマンガイア!」

恐らくウルトラマンの曲の中でもかなり有名なオープニング曲です!
耳に残るあのリズムと、「ウルトラマンがほしい!」という歌詞は当時口ずさんだ人も多いハズ😂

ぎりぎりまで頑張って
ぎりぎりまで踏ん張って
ピンチのピンチのピンチの連続
そんなとき ウルトラマンがほしい!
ウルトラマンガイア!

5.ウルトラマンガイア都市伝説

長く愛されるウルトラマンガイアですが、その中にもちょっとした都市伝説があるのでご紹介します!
※少し怖いものも存在します。苦手な方は目次から【6】に飛んでください!

ウルトラマンガイア第1話1億円説
ウルトラマンガイアの第1話は制作費に1億円かかっているという噂が存在します。

噂が本当なのかどうかは未だに定かにはなっていませんが、

第1話で建物を洪水が襲うシーン

これらのシーンをすべて撮影用のミニチュアで再現しているのですから、1億円かかっていると言われても、なんの違和感もありませんね😂(撮影が一回で成功するのは限りませんし)

羽生結弦さん、ウルトラマンガイアに憧れてた説
こちらの説は有名で、羽生結弦さん本人の口からも小さい頃からウルトラマンガイアのファンと公言されています。

羽生結弦さんは以前に「ウルトラマンガイア!」でパフォーマンスを見せたり、ウルトラマンガイアの特徴的な着地を再現して表彰台に乗ったりなど、現役時代にも多大な影響を与えたようですね✨

ウルトラマンガイア心霊が写っちゃった説

第10話「ロック・ファイト」

こちらの写真はウルトラマンの都市伝説の中でもレジェンドといっても差し支えない1枚。

女性隊員がジェット機を操縦しているときの場面。
女性隊員の肩の横に白い顔っぽいものが写っているのがおわかりでしょうか?

ファンの間では「ジェット機の機器がたまたま顔に見えた」や、「ガラスでスタッフの顔が写ってしまった」など様々な考察がなされていますが、真相は闇の中です…。

6.終わりに

今回は自分の好きなウルトラマンガイアについて書いていきましたがいかがだったでしょうか?
この記事を読んで少しでも「ガイアを観てみようかな」と興味をもっていただけると嬉しいです😊
2023年はガイア25周年ということで、まだまだ色んなイベントが開催されると思うのでそちらも是非チェックしてみてください!
次回があるかはわかりませんが、そのときはまたよろしくお願いします😂
ダニープロジェクトのダニーでした!

この世界は滅んだりしない!

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