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ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep 91

第11章 コーカサス編 
三十路センチメンタルジャーニー
ep91 トラブルは何度も重ねてやっくる

 今夜20時出発のグルジア行きのバスの出発待ちためどこかで時間をつぶさなければいけなかった。取りあえず、トラブゾン観光をしてみようとイスタンブールとは別物のアヤソフィア博物館に向かった。

 黒海沿いの丘の上に立つ元教会兼ジャーミーはグルジア建築様式で立てられており、教会の中はフレスコ画で埋まっている。僕は正直舐めていたのだが建物の中に入って思わず息を呑んだ。えっ!!全然しょぼくない!どころか期待遥かに超える空間が広がっており、さらにその建物の後ろに見える黒海が重なり、そこには絶景が広がっていた。素晴らしい景観と共に、全くいない観光客という空間をフルに満喫し、素晴らしく素敵な時間を過ごすことが出来た。

 その後、トラブゾンの街をぶらつき、適当に音楽ショップなどに立ち寄りながら(僕は行った国や街でその土地の音楽を漁るのが趣味なんです)オトガルまでの道を歩くことにした。のんびりと黒海沿いに伸びた幹線道路を歩く。絶え間なく大型貨物船が行き交う黒海をぼんやりと眺めながら、日本で生活してた頃に、自分が黒海沿岸を歩いているなんてことは想像すらできなかったなーーーなんてオッさんはiPodではっぴいえんどの『風をあつめて』を聴きながら哀愁に浸ること約40分、やっとオトガルが見えてきた。

 そしてバスのチェックインカウンターに行くと・・・「ノーバス ソーリー バス プロブレム」と片言の英語で言われてしまった。そのあとこのチケットオフィスのスタッフに「このチケットで明日のバスに乗りなさい」って言われ、朝10時出発のチケットを渡されるが、これではトリビシにつくのが夜の10時になってしまう。トリビシに夜到着は治安面を考えると唯の罰ゲームになってしまう。これはたまらんと「これじゃだめだから明日の夜でるバスは無いのか」と聞くと、「17時にここからミニバスが出る、バトゥミまで行くからそこでバスを乗り換えしてトリビシまで向かえ」といわれ、直通は無いのかと聞くと明後日までないと言われる。

 まあ乗換えだけだしいいかと思ったのが第二回トラブルスタートだった。しかし、そんなことは知る由もなくこの日はあきらめ、オトガル近くの宿に入り、明日に備えることにした。まあこんなこともあるさと余裕ぶっていたがこの後に面倒が重なることとなったのはまた次回( ´Д`)y━・~~

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

 

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