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健康マインド(春の俳句❗)

春の俳句は沢山あります。

松尾芭蕉
「春の海 ひねもすのたり のたりかな」
「山路来て 何やらゆかし すみれ草」 

有名な句ですね〜。
芭蕉のセンスは現代的だと思います。

与謝蕪村
「春の海 ひねもすのたり のたりかな」
「菜の花や 月は東に 日は西に」

無骨な感じの蕪村の句です。
何度も口にすると(精神性)を感じて来ます。

小林一茶
「我と来て 遊べや親の ない雀」
「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」

一茶は心情が溢れていますね。


正岡子規
「野に出でて 写生する春と なりにけり」

写生を俳句の根幹として、(情景をすくい取る様に謳う)正岡子規のふり絞る様な気概を感じます。

高浜虚子                 「春風や 闘志いだきて 丘に立つ」

正岡子規門下の虚子の素直な句です。

細見綾子
「チューリップ 喜びだけを 持っている」
「菜の花が しあはせさうに 黄色して」


1907年(明治40年)生まれの兵庫県丹波市出身の歌人です。
私は始めての出会いですから、嬉しい❗

細見綾子

高屋窓秋                  「ちるさくら 海あおければ 海へちる」

1910年生まれ 名古屋市出身の歌人です。
私はこの歌人も始めての出会いでした。

高屋窓秋

この回 一番気に入ったのがこの句です。
高屋窓秋の代表作品として3首ありました。
「頭の中で白い夏野となつている」
🔴「ちるさくら海あをければ海へちる」
「山鳩よみればまはりに雪がふる」

やっぱりこの句が一番。


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