今年は中々の好メンバーで行われると思いますのでその中での有力馬の個人的な見解と現時点での推奨馬を紹介したいと思います！

イクイノックス
現時点での1番人気の3歳馬。
3歳クラシックでは、2着、2着と惜しい競馬が続く中秋初戦に天皇賞・秋に出走し見事な末脚でG1初勝利。かなりのポテンシャルで3歳なので斤量も有利で出走できる。血統的には父、キタサンブラックは有馬記念の覇者でもあり問題ないとは思いますが個人的には広いコースの末脚勝負が一番向くと思うで中山のトリッキーな長距離は未知な部分があると思います。しかし
それをクリアしてしまうくらいのポテンシャルもあると思うので大外枠などの余程の理由がない限りは馬券からは切れない存在だと思います。

タイトルホルダー
菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念勝ちと今日本の中長距離では最強クラスの馬で今回の有馬記念も人気必須の馬です。
脚質的にも安定して走れるような逃げ、先行型で欠点が少ない馬ではあります。しかし相当タフな競馬を強いられた凱旋門賞帰りで状態がどうかと言うところで最終追い切りに注目したいところです。血統面では母方には重厚なヨーロッパ血統で有馬記念には合う血統ではあります。状態次第で評価をしないといけない馬ではありますが当然有力馬の一頭です。

エフフォーリア
昨年の覇者で年度代表馬。今年は大阪杯からのスタートでしたが9着と惨敗。続く宝塚記念では6着と成績が振るわず、天皇賞・秋、ジャパンCと回避。有馬記念を目標にしてきました。昨年は斤量も有利、調教も良く動き出来は抜群でした。今年はあんまりスムーズなローテとは言えずあまり推すポイントがありません。やはり本質は直線の長い末脚勝負が一番向くと思っておりジャパンCに出て欲しかったのが本音です。血統面でもエピファネイアにハーツクライ、近親にはアドマイヤムーンと東京にめっぽう強い血統だと思うので押さえることがあっても強い印を打つことはないと思います。

ジェラルディーナ
G2オールカマー勝ちからエリザベス女王杯を完勝。初G1勝利でした。オールカマーは比較的良い馬場でのイン差しでの完勝で馬場や展開が向いたと言われフロック視されていましたがエリザベス女王杯では真逆の重馬場での外差しでの完勝で確実に実力をつけてきています。
エリザベス女王杯2着のウインマリリンは次走香港ヴァーズで初G1勝利もしていますのでそこまでレベルも低くありません。血統面でも母、ジェンティルドンナは有馬記念勝ち馬で有馬記念で相性の良いDanzigのクロスも持っています。母よりも小回りは聞く方だと思いますのでここも十分勝負になると思います。

ヴェラアズール
今年一番の上がり馬で京都大賞典を勝ちそのままジャパンCも差し切り勝ち、今一番勢いがある馬です。芝を使い出してからは上がりは常に最速でやはり上がり勝負になって欲しいタイプなので差し遅れがある可能性もあると思います。坂ありコースは問題ないと思いますが直線は長いコースのがベターでしょう。血統面では父エイシンフラッシュは有馬記念2着と言う結果がありますが超スローペースでの結果なのでその面も引きついでいると思いますが近親もトールポピーやフサイチホウオーなどやはり直線長い東京コースなどでの戦績が目立つのでやはり中山コースは割引でしょう。

ここからは穴馬紹介していきたいと思います。

ボルドグフーシュ
菊花賞2着からの参戦です。有馬記念は菊花賞組が良く来るのが印象的で主にワールドプレミアやブラストワンピース、キタサンブラックにゴールドシップなど非常に優秀な成績です。
今年はレコード決着の2着で勝ち馬とはハナ差と勝っていてもおかしくはありません。勝ち馬アスクビクターモアはクラシック戦線では皐月賞5着にダービー3着、菊花賞1着と世代屈指の強さの馬ですのでイクイノックスが一番人気ならこの馬にも十分チャンスがあると思います。
血統面では父スクリーンヒーローはゴールドアクターが勝ち馬でいますので問題ないと思いますし非根幹距離も問題ないのでこの距離なら積極的に狙いたいと思います。

ディープボンド
昨年の2着馬でG1では惜しい結果が続いている馬ですが有馬記念はリピーターレースでもあり、キタサンブラックは三年連続馬券内、シュヴァルグラン、ゴールドアクター、クロノジェネシスと人気がなくても続けて好走するケースがよくあります。長距離戦ならこの馬は強い部類に入ると思いますし、追えるジョッキーとすごく手が合うと思うので川田騎手も問題ないと思います。血統面では父キズナは非根幹距離での成績が良いですし、母方にはイギリスの重厚な血統が入っておりタフな勝負ならこちらも負けてないと思いますので期待してます。