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市原市長予定候補者からの回答



〇小出譲治

不登校支援の考え方について

近年、全国的に不登校児童生徒数が増加し続け、令和3年度「児童生徒の問
題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、小学校及び中学校
で約24.5万人、高等学校を合わせると約30万人に上り、過去最高となっ
ております。
こうした状況を受けて、文部科学省から、令和 5 年 3 月「誰一人取り残され
ない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLO プラン)が通知されました。
また、それに合わせて、千葉県でも「千葉県不登校児童生徒の教育機会の確
保を支援する条例」が令和 5 年 2 月定例県議会において成立し、令和 5 年 4 月1 日から施行されています。

市原市においても、御指摘のとおり不登校児童生徒は増加傾向にあることか
ら、不登校児童生徒への支援は喫緊の課題であると認識しております。

そこで、まずは児童や生徒一人ひとりに一台ずつ貸与したギガタブレットを
活用したICT環境の拡充や校内支援教室の設置推進などの公的支援の充実によ
る不登校支援を強化してまいります。

同時に、学校以外の場で行う多様な学びの場を認めて支援する対策や経済的
支援につきましては、本市の実態を把握した上で教育委員や専門家の意見を伺
いながら、多様な選択を可能とする制度の在り方について検討を進めてまいり
たいと考えております。

さらに、いちはら市民活動協議会が新たに設置する「子どもの第三の居場所」
では、学習支援や基本的な生活習慣を身につけるための支援、豊かな体験機会
を提供することで、すべての子どもたちが未来への希望を持ち、安心して過ご
すことができる環境を整備してまいります。

今後も、市や市教育委員会だけでなく関係機関と連携を強化し、不登校支援
に向け、全力で取り組んでまいります。
2023.5.26
小出 譲治

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