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福祉住環境コーディネーター2級の受験と感想(0817更新)

しばらくnoteの投稿できていませんでしたが、

先日、福祉住環境コーディネーター2級を受験してきました。
今は会場での試験ではなく、CTB受験のみになっており、パソコンで申し込みをして、自分で受験する予約を取って、場所と時間を決めて、その日に受験するというやり方になっています。
勉強時間は約1カ月。
申し込みをして、受験することだけ決めてから、必要なものを購入します。
必要なものは、公式テキスト(東京商工会議所が出版)の改訂3版
過去問集(ハウジングエージェンシー)です。
受験料は、2級の受験料が9,900円、テキスト代がざっと8,000円くらいになります。ちなみに、テキストは受験が終わったら、すぐにフリマサイトで売って、3,500円くらいは戻ってきています。

過去問では、2時間で100問の出題方式でしたが、CBT方式は90分で70問になります。過去問では決まった流れで100問を解いていましたが、CBTでは多分、ランダムに問題がでてくる印象でした。形式が違うことをあまり想定していなかったので、若干とまどいました。4択もあれば、2択もあります。2択の方が多い印象です。形式に慣れることも資格取得には必要なことです。
内容は社会福祉士受験と同じような部分と、詳しく勉強しないといけない部分があります。
ただ、この試験の特徴として、基本はテキストが正しいので、正解の解説が「言い切り型」が多いです。
社会福祉士の試験と違い、テキストに書いていることが正解なので、以前のテキストを使うことはお薦めしません。
例えば、高齢者の病気による死亡理由は、調査の年度によって異なるのですが、テキストに出てくる分が正解となっています。

試験の勉強法は、基本に忠実にすれば大丈夫です。
問題集は過去問が4年分と、独自問題が2回分です。
まずは、1回目過去問を解きます。初回は50点くらいです。ここで全く解けない分野が分かります。建築関係と福祉用具の問題は全滅でした。解説より、その部分のテキストを読み込みます。分からない建築用語を調べます。
次に過去問の2回目です。間違えた個所をもとにテキストを読み込みます。福祉用具のようなまったく知識がない箇所は、ノートに書き写したり、まとめたりすると理解が進みます。
3回目の過去問です。この頃には福祉用具などの問題も半分くらいは解けるようになります。あわせて、今まで正解していた問題が解けなくなることもあります。また、間違えた個所のテキストを読み込みます。
3回目終わったくらいで、合格点である7割はようやく超えることができました。
4回目の過去問は、間違えたところを再度解きなおすんですが、問題数が100問程度なので、全部解きます。もう4回も解くと、かなり回答スピードがあがってきています。そして、なんとなく解いていた個所が間違ってくるようになります。

まず福祉関係の人が覚えるのは、「建築用語」、何事も言葉と、具体的なイメージが結びつけることです。
「建築用語」に結びつく数値も覚えていきます。
尺モジュール = 910mm が基本になります。
図面の問題も、基本で覚える用語は少しです。
まず、「GL」 つまり、地盤面の高さを指します。英語では「Ground Level(グラウンド・レベル)」または「Ground Line(グラウンド・ライン)」
これを最初に理解すると、床面などの高さを単純に足し算していくだけで、計算することができるようになります。
斜面の計算も簡単です。1/10 とか、1/12とかも分数で考えずに、高さ1ⅿに対して、長さが12mもしくは10m必要ということなので、半分の高さ50cmだと、6mもしくは5m必要というざっくりした計算を基本に考えれば、解くことができます。

福祉用具は、テキストにある福祉用具の名前と実物の絵が一致しないといけないので、覚えましょう。

資格は単純に覚えましょう。テキストのとおりに出題されます。

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