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Feグリップを抜けて健全INTPになったら長年付き合ってきた鬱病が治った話


最近流行りのMBTIにハマり調べている中で、Feグリップというものを知った。
一生付き合っていくものだと覚悟していたくらい10年近く治らなかったうつ病が寛解してきて、その原因を突き止めるに当たってかなり有用だったのでまとめておく。
(ちなみにユングのMBTIと皆がやっている16personaliesは別物らしい。罠すぎ。)

私は何度かMBTIが変わっていてINFP→ISTP→INTPの順に変わり今はおそらく健全に近いINTPだというところで落ち着いている。
(MBTIはそんなコロコロ変化するものではないらしいので、元はINTPだという前提で考えてみる)

《注意》INTPなのに、INFPやISTPが診断結果で出たということは、不健全な状態であったのでは?という予想であり不健全INTPとINFP・ISTPは別なのでINFPとISTPの方の性格タイプを調べる際の参考にはあまりならないかと思われます。

INTPの心理機能
主要機能 Ti  (内的思考)
補助機能 Ne(外交的直感)
代替機能 Si  (内向的感覚)
劣等機能 Fe (外交的感覚)


⑴INFP期
…Feグリップの不健全INTP
かなり強いストレス下にあった時期と重なる
批判的だが無気力、攻撃性はない

・人の目を過剰に気にする
・自分の気持ちや意見を抑えて、自分の気持ちが自分で分からない
・怒りっぽく、理屈より感情で動く
・塞ぎ込んで人を信じない、自分も信じない
・内的思考だけで自分の世界を作ってそこから出ない
【孤立、自分がない、弱気、過度に感情的または無気力】

⑵ISTP期
…Ti-Siループの不健全INTP
環境ストレスが少しずつ減ってきたことで、頭が回りだして今まで抑えていた思考や気持ちが爆発した時期
全てに対して批判的、攻撃性がある

・論理だけで全てを解決しようとする
・正論モンスター
・他者の無知を軽蔑する
・誰も自分を分からなくていいと思う、関わらないでほしい
・理屈をこねくり回す
・他者の感情をあまり考慮に入れない
【感情的、攻撃的、暴飲暴食、効率厨、正論をふりかざす】


⑶INTP期 (現在)
…不健全期を抜けて健全に近づいているINTP

・楽観的
・べき思考が無くなった
・良い意味で色んなことがどうでもよくなった
・人への興味が薄くなり友達とほとんど会わなくなった
・論理的でない人に対して批判的で無くなり面白いと思うようになった
・今までは考えすぎて結局ネガティブな結論に行きついて動かないことがあったが、とりあえずやってみようと思うようになり行動に移す回数が増えた
・人に合わせられなくなったので付き合いが悪くなった
・我慢が出来なくなったのでやりたくない事をやらなくなった
【楽観的、根性無い、人への興味が薄い、やりたくない事をやらない】


どの時期が良いか悪いかという話ではないが、INTPになってから元の自分を取り戻した感覚が強い。
22歳を目前にしてようやく、自分が自分の人生を生きているという自分を認識する感覚みたいなものができてきた気がする。
今までは自分と自分の感覚の間に薄い膜が張られてる感覚があってそれがかなり気持ち悪かった。
強いストレス下にあった時は自分を守ろうとして感覚が鈍くなっていたんだと思う。
離人感に近いものなのかもしれない。

そのおかげなのか、過去のことを思い出す時に自分に起きたことなのに自分に起きたことでは無いような感覚になったり、1年間くらいのことをほとんど丸々思い出せなかったりする。
防衛反応なんだろうな。


人への興味が薄くなったので(元から無かったのかもしれないが)遊んだ時になんの会話も質問も思いつかなかったり、前より感情表現が素直に出来なくなってロボみたいに見られたり冷たく見られたりなどの困っている所はあるけど、それも含めてまぁそれもいいかと思える。
仲が良い人にはロボだとか言われないので良しとしている。

何より変わったのは絶対もう失敗したくない絶対にもう体調を崩したりしたくないという強迫的な気持ちより、まぁこの先色々あるだろうな〜それでもまぁなんとなく生きてればいいと思うようになった。

まぁただ、Feグリップの時の感覚はまだ抜けてないので地元に戻ってその時期仲良くしていた人と会うとその頃の自分に戻る感覚がある。
だから地元に戻ると鬱っぽくなるんだと予想している。
(最近はFeもカバーできてるINTPって最強やん!と思うことで自分の精神を保っている。)

グリップに陥っている時は本当に苦しいけど、自分の苦手なもの(劣等機能)に向き合う力を持っているということでもあると思う。
克服したり得意になることは出来ないけど、自分に向き合い苦手に向き合うことが出来る人は強くなれると思う。

MBTIに限らず、目を背けずに問題に向き合い続けた人が成長し続けるのだろう。
向き合って行動を起こした結果、思ったよりも上手くいかなくても多分それは失敗ではないんだと思う。
失敗は成功のもとだとかは言うつもりはないが、何度も自分を信じられる人になれたらいいなと思う。

結局まとまりはないけど、自己分析用に記しておく。

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