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内閣感染症危機管理統括庁の暴走を導く?地方自治法改正案 No48

# 負の連鎖を断ち切る   No.61〔2024/04/25〕
 
 今日は「首相側近『政権交代も』 自民の党勢低迷に危機感 (共同通信、2024年04月25日)」について考えます。
 同記事は、岸田首相の側近の木原誠二幹事長代理が党の会合(4月25日)で、「派閥の政治資金パーティー裏金事件の影響を念頭に『今、自民党は非常に厳しい状況だ。政権交代が起きてもおかしくない』と述べ、党勢が低迷する現状に危機感を表明した・・・ 麻生太郎副総裁とトランプ前米大統領との会談に関し『あまり騒ぎ立てることはない。日米関係は大統領が誰であれ揺るがないものだ』と語った」そうです。
 
 あの有名な木原氏問題を、私は一時期調べていたことがあります。ガーシーが、木原氏や楽天の三木谷氏の問題を暴露しようとして、結局、ガーシーはつぶされました。ガーシーが暴露しようとしていたのは、三木谷氏なのですが、その三木谷氏の集まりに木原氏やラーム・エマニュエル駐日米国大使が参加し、彼ら3人はつながっています。木原氏はエマニュエル氏の要望を日本語に訳し国政に持ち込む仕事をしておられるようです。そういう重要な人物がつぶされるのは、DSにとって痛手だったのでしょう。木原氏には、三木谷氏との関係の他にも女性問題で追及されたりしていますが、さらなるマイナス要因として、木原氏の妻の元夫が不審死しており、それに木原氏の妻が関係していた可能性が指摘されています。そこらへんは週刊文春が何度も記事にしています。木原氏の妻の元夫の不審死事件を捜査した警察官が実名告白しているほど、不可解な事件で本来であれば警察が捜査して、犯人を逮捕していてもおかしくないのですが、途中で捜査がうちきりになっています。
 捜査中止に関わっていたのが、内閣官房副長官兼内閣感染症危機管理統括庁内閣感染症危機管理監の栗生俊一氏です。栗生氏が第1次岸田内閣で内閣官房副長官になったのが2021(R3)年で、事件は2006年で、再捜査がストップしたのが2018年です。なので、木原氏による論功行賞が疑われています。さらに岸田政権に関しては問題が絶えませんが、栗生氏の能力も疑問が呈されています。事件を隠蔽し、重要なポストにいながら能力が疑われている栗生氏を内閣感染症危機管理統括庁のトップに据えているということをどう考えたらよいでしょうか。
 自民党の国会議員の場合、誰がやっても同じということでしょうか、あるいは、サポートする人がいるから関係ないということでしょうか。いずれにしても、事件を隠蔽し、能力に問題がある人物が国民の生命財産を仕切るというのはやめていただきたいものです。その前に、内閣感染症危機管理統括庁は必要ないです。
 話を戻すと、栗生氏が起用されていること、今回の木原氏の記事からすると、現在の自民党を取り仕切っているのは木原氏なんでしょう。そして、木原氏の後ろにいるエマニュエル氏ということなんでしょう。だから、対米従属を続ける限り、日本は変わらない、と木原氏は言っているのでしょうね。
 
【共同通信】
首相側近「政権交代も」 自民の党勢低迷に危機感 (2024年04月25日)

【NHK】
自民 麻生氏 トランプ前大統領と会談 幅広い関係構築ねらいか (2024年4月24日)

【春の兆し】
エマニュエル駐日大使と岸田を結ぶ木原誠二 (2023-09-21)

木原誠二問題に対する岸田首相と松野官房長官の不誠実な態度! (2023-09-21)

【内閣感染症危機管理統括庁】

【首相官邸】
内閣感染症危機管理統括庁発足式 (令和5年9月1日)

【日経新聞】
内閣感染症危機管理監に栗生俊一氏 危機管理庁のトップ(2023年8月25日)

【首相官邸】
栗生 俊一 内閣官房副長官

【文春オンライン】
「詐欺と一緒だよ」木原事件の元取調官・佐藤誠氏が警視庁の“再々捜査”を痛烈批判「端からやる気なんて全くなかった」(2023/12/18)

【文芸春秋】
副長官の悪評止まぬ、デジ庁「暴走の代償」、「天下り天国」にメス、ポスト岸田の官僚人脈(
2023/07/28)

【毎日新聞】
島田雅彦さん、自民党にガツン 対米従属、保守でなく「保身」 「公益への奉仕」置き去り(2024/2/19)


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