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日記2023/11/16 政治の季節

日本保守党の街頭演説に集まった大聴衆の話題が目についた。その中で、自民党の岩盤保守層が崩れてゆく様を感じた。

一方で、新左派の孤独を思う。六全協への失望、大きな政府への抵抗、世界市民としての自覚。これらの思いは同じ左派でも共産党の箱には収まらない。

最近、ある社会学者の先生から耳にした話によれば、意外にも新左派の票は自民党へと流れているらしい。理想の政党がない現実は、不本意ながらも自民党への投票に結びついているようだ。この動向は、かつての民主党政権の失敗が如実に示している事実と重なる。そして、金融や経済の話になると、自民党以外に、ある程度金融や経済に通じた政治家は見当たらない。

海外の事例を見ると、財務省や金融庁のトップは投資銀行出身者が多いのに対して、日本はそうではない。日本の財務省や金融庁のトップは優秀ではあるが、ただの政治家だ。僕は経済や金融の専門家、学者や実務家が中心となる金融や経済に特化した「日本金融経済党」があればよいのになーと、ふと、思った。

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