かやの木山の バリトン独唱 平川信

秋になると弾けるかやの実は、食用にも、灯りの為の油にもなる。山里のばあちゃんは、近くで枯れ枝を集め、暖炉に焚べ、食事の支度をしている。雨の降る中、老婆の姿を思い浮かべ幸せでねと、願う。猿の鳴き声を遠くに聞き、静かに眼を閉じ、深い眠りにつく。

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ふるさとを語ろう

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