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【全文無料】(2編構成)①ルギアおじさんのシティリーグ2024S4振り返り/②ドラパルト対面考察


▪️前説

皆様お世話になります。
大阪在住のルギアおじさん、たいらーと申します。
いつもありがとうございます。
今回は新弾直後のシティリーグに挑みましたので、その振り返り記事をあげたいと思います。
なお、先に結果を書きますと、1勝5敗とタコ負けしております!
それくらいの人間の書く記事であるため、ご理解いただけますと幸いです!
いろいろ粗いところが散見されますが、反面教師として参考にしていただければ、と思います。
今回は、2編構成としております。
前半に、シティリーグの振り返り、後半にはXでご意見を集めた対ドラパルトについての考察を記載しております。
ご興味ある部分を目次から飛んでかいつまんでいただけますとありがたいです。

本記事は投げ銭形式にしておりますが、応援いただけますと、幸いです!

それでは早速参りましょう!!

①前編 シティリーグ振り返り

▪️新弾の影響

私が参加する1週間前に『変幻の仮面🎭』が発売され、注目カードが目白押しです!
まずはその中でもルギアの構築関連で影響の大きいものをピックします。

言わずと知れたバグエネルギー
全盛期のルギアを彷彿とさせます
レガシーと相性が良すぎる
ルギアがついにベンチ狙撃を手に入れました!
同上
環境次第では刺さるカード筆頭
先1に使えるサポ
スタンだけでなく、エクにも影響しそう
ついに道具メタが登場
フラダリラボ、と言う方は古参かエク勢

▪️環境考察

新弾発売前後の環境を比較します。
百聞は一見にしかず。
まずはこちらをご覧ください。

Tierランク
引用:Pokecabook様
https://pokecabook.com/archives/26148
新弾直後の環境
引用:pokecabook様
https://pokecabook.com/archives/122919
参考:新弾発売前の環境
引用:pokecabook様
リンクは同上

何があったんだ、、、、
ポイントは1点。
ドラパルトが発売直後に爆増して、前の環境のTier1だった悪リザを駆逐しております。
ルギアも安定して時点に食い込んでいるものの、シェアは前の環境とさして変わらず。

ルギアもレガシーエネで爆発的な強化を得たものの、シェアが伸び悩むのは、下記が理由と想定します。
⚫︎発売前のレガシーエネの情報解禁を踏まえて、どのデッキにもシンオウ神殿を実装されるほど警戒されて、プランを通しにくくなった。
⚫︎チラチーノがドラパルトに殲滅されやすく、アタッカーとして機能しにくい

これを踏まえて、以下、自身の構築を考えるようにします。

▪️今回の構築

まずはリストを出します。

デッキコード
DYKcc4-WP4ZRH-8KcYxc
デッキ写真

構築のポイントをあげます。
⚫︎70チラーミィ採用
⚫︎テツノカイナ不採用
⚫︎ツツミ採用
⚫︎キャンセルコロン採用
⚫︎ボス4
⚫︎ゼイユピン採用
⚫︎カイ
⚫︎ロストシティ

デッキ構築の方針としては、ドラパルトやミラーを強く意識した構築にしています。
また、ルギア増える読みでイバラが増えるのも警戒した結果、リストが仕上がりました。
このデッキは、レガシーエネルギーを盤面に出さず、攻撃と同時にヤマに戻して、改造ハンマーなどのエネ破壊からレガシーを守りながら、相手のリソースを削れるようにしています。
レガシーメタが多すぎて、割られることがなによりもキツイため、ケアできる動きを目指しました。

カイナ不採用の理由は、まさにレガシーを割られたら、何もできなくなるため、そこのケアです。

特にドラパルトはまだ構築が流動的ですが、一番強いのは速攻で水オーガポンを通すこと。次点がテツノカイナを通す、かなと思ってます。
詳しくは、第2編の記事でまとめますが、ドラパルトに対しては、システムのドロンチを狩り続けるのが有力です。

とはいえ、マナフィを置かれると、オーガポンはどうするのか?
ダブルターボ啜り泣くで縛りに行くこともできるものの、それだけでは勝ち筋が細いと感じました。

そこで、キャンセルコロン採用に至ります。
運用としては、カイでサーチするのではなく、マナフィを対面で相手が置いてきた時に、素引きできたら、オーガポンをベンチに呼んでボスからキャンコロポンプをたたきこみます。
カイでもキャンコロ+ネオラントをサーチして、次のターンに狙う動きも取れますが、手札干渉してください、というようなものなので、あくまで素引きできたら、抱えながらボスにリーチできる札を待つ、という展開を考えてました。

上振れ札であるため、再現性は低いですが、それでも壊すための択が構築にあるかどうか、がめちゃくちゃ大切です。
特にBO1の日本の大会では、相手に不意打ちできるか、が本当に大事なため、こうした札を刺すことも有効な場合があります。

しかし、一方でそれは安定性が欠けることの裏返しです。
今回、全6試合のうち、かなり事故にあいました、、、
そのため、構築のバランスを考えて採用することをオススメします。

▪️採用札と枚数、理由について

※( )内は採用枚数

【ポケモン】(20)
⚫︎ルギアライン(3-3)

本当は4枚入れたかったです。
それくらい今は初動事故を防ぐのが大切な環境といえます。
ですが、最低限ボール枚数があるため、環境に刺さる札を入れる都合で1枚やむなく抜きました。。。

⚫︎アーケオス(4)
ここは流石に削れません。
サイド落ちしないように、徳を積みましょう。

⚫︎チラチーノライン(2-3)
本来3-3でしたが、ツツミを入れるために泣く泣くチラチーノ1枚削りました。
チラーミィはHP70を2枚、HP60を1枚にしています。ドラパルトのダメカン60バラマキ警戒の70採用ですが、なかまをよぶ、を使いたい場合もあるため、60を1枚刺してます。

⚫︎ガチグマ(1)
このデッキはカイナが重たくなるため、返し札として抜けませんでした。
チラチーノのせいで、エネが枯れることもあり、終盤にエネを節約して動けるのは破格です。耐久高いのも⭕️

⚫︎ハバタクカミ(1)
ルギアミラーやイバラケアで採用続投です。
場面は限られますが、ミラーで後攻になった時に相手のルギアをバトル場に読んでアッセンブルの要求を上げられます。
ダークホースのロスギラやサナに対しても役割あるため、まだまだ活躍の場は広がりそう。

⚫︎水オーガポン(1)
今回の構築の主役。
下ワザのポンプが本当に強い。ルギアがベンチ狙撃を安定してできる。その事実が強い。
コイツの存在のせいで、対ルギアでマナフィ必須となっています。
コイツの真の強さは上ワザにダブルターボをつけてマナフィに啜り泣くを打つことで、永続的にマナフィを縛ることができます。
それにより、LO勝ちの勝ち筋を作れることから、レガシーなくなっても仕事ができます。
逃げエネ1も偉い!

⚫︎ネオラント(1)
新環境でゼイユが加わったことで、先1でもハンド次第でルミナスサインに賭ける選択肢ができました。
このデッキの影の主役。
後述のボス4枚と相まって、ボスサーチからネオラントで攻撃してヤマに戻しつつ、相手のシステムを狩っていく、アクアリターンループを決めることが可能です。
負け筋を消せるのも優秀。戻った後の押し付けはルギアかカミが有力。次点でギフトエネつけたポケモンです。

⚫︎テツノツツミ(1)
特性だけでなく、ワザも優秀。終盤に高耐久を押し付けられて、ボスを引けるかの勝負になりがちですが、それをネストボールやカイから、ツツミを出すことで解決できるため、依然として強力です。
また、環境トップのドラパルトに対しては、下ワザが刺さります。
レガシーつけて殴ると、相手は入れ替えないと攻撃ができません。
仮にベンチに逃げられて後続のドラパルトに殴られても、レガシーのおかげでサイドゼロ。しかも、80点刻むとガチグマワンパンラインに入ります。
そのため、現環境では活躍の場がまだまだある印象です。

【グッズ】(11)
⚫︎ボール系(10)➡️ハイパー4、ネスト2、アロマ4
ハイパーは初動とアーケトラッシュに関わるため、最大枚数。
ネストはドラパルトの影響で仲間を呼ぶチラーミィの採用を絞ったことから、ルギアを置ける確率を引き上げるために、引き続き2枚採用しています。
場合によっては3投もあり。
アロマはコイン次第ですが、確実にヤマをチェックできるため、4投しております。
スーパーボールを採用するかは、好みが分かれるところですので、使用感にあったものをチョイスしてください。

⚫︎キャンセルコロン(1)
今回の構築の兵器枠。かつルギアメタのイバラケアまでできる安心札。キャンコロポンプの再現性が低く、ロマン砲になっている感はありますが、叩き込めれば相手のベンチは壊滅できます。
今後構築の再現性をあげることができれば、ネタ枠ではなくなるかもしれません。

【サポート】(11)
⚫︎ボスの指令(4)

もともと、ボス3、セレナ1でしたが、ドラパルトの構築が多岐にわたり、Vを採用しない構築も散見されたため、確実にドロンチを仕留めるために4枚採用しました。
ボス4のルギアはやはり強い。

⚫︎ナンジャモ(2)
安定のハンド干渉。本当は3枚欲しいが枠の都合で2枚に。これがギリギリな印象です。
直前までジャッジマンと悩みましたが、初動ケアのしやすさを加味して、ナンジャモに戻しました。

⚫︎博士の研究(2)
最強サポート。欠点は進化ラインやエネを抱え込んでいると、使いにくいこと。後述のゼイユと選択になります。イラストはチラチーノいるためアララギ派。

⚫︎ゼイユ(1)
枚数含めて、今後の研究が期待されるサポート筆頭。1枚にした理由は、後1以降であれば博士の方が引ける枚数が多いため、先1の1回のサポ権に使うことが1番有効に使える札だったため、1枚に採用を絞りました。
どうしようもないハンドだった時にネオラントから動けるのも選択肢になります。
強いかどうかは、盤面次第。選択肢を増やす意味で1枚あってもいいと感じてます。

⚫︎カイ(1)
ルギアのアーケオスを落とせるサポは最低4枚ないとアーケオスを落としにくい、と感じています。
カイはグッズサーチできるため、ハイパーボールを持って来れることから擬似的にアーケオスを落とす札に変換できます。さらに序盤ならオーガポン、終盤ならツツミを持って来れるため、デッキの潤滑油として採用しました。

⚫︎ジニア(1)
ヒナツとは選択ですが、メリットはルギアVstarを持って来れること。今はドラパルトの影響で、少しでも初動の成功率を上げるため、ジニアの方があっているかもしれません。

【スタジアム】(2)
⚫︎ロストシティ(2)

システムの再利用を許さない2枚採用。オーガポンを叩き込むだけでは盤面をつりざおでリカバリーされるため、悩んだ末にロストシティを選択しました。
ただ、スタジアムは諸説あり。
悩んだ候補は、テーブルシティ、ジャミングタワーあたり。

【エネルギー】(16)
⚫︎ダブルターボ(4)

単純にエネ2個分のスペックが高い。諸説あるけど、今回は4枚採用にしてます。

⚫︎ジェットエネルギー(4)
最強エネ筆頭。入れ替えも兼ねるため最大枚数。

⚫︎ギフトエネルギー(4)
こちらも最強エネ筆頭。ただ、今はルギアメタ真っ只中なため、ギフトを避けられたり、神殿貼られたりで、思った以上に効力を感じにくい場面が多いです。

⚫︎ミストエネルギー(3)
ドラパルト対面では必須級のエネ。4枚あっても良かったと感じてます。こちらをいかに有効に貼りながら相手の打点調整を妨害するかが大切です。

⚫︎レガシーエネルギー(1)
最強エネ。書いてあることが見間違いかと疑うレベルで強い。
ただ、現在はルギアメタの神殿、ハンマーが蔓延っており、さらにドラパルトミラー対策のエネルギー破壊系のカードも多く、強さを実感しにくい環境です。
それでも強いのは間違いありません。

▪️当日のマッチアップ

⚫︎1試合目
先❌2-6
相手デッキ➡️カイナミライドン
こちらスタート➡️ハバカミ
アッセンブルターン➡️先3
【対戦メモ】
じゃんけん✌️で勝ち
ゼイユサイド落ちでハンドを回せず
ボスが3枚ハンドにくる
ルギアをセットして番を返す。
べンチのルギアを後1でプラキャからごっつぁんされる。
次のターン、カミバトル場。
再びルギアをネストで出して、ボスで裏のサンダーを呼ぶ。
返しにペパーで緊急ボード+手貼りエネでサンダーをベンチに引かれて、カイナにごっつぁん。
ガチグマでカイナを返すも、最後はボス➡️アーケを呼ばれ、ライチュウで殴られて終了

⚫︎2試合目
先❌3-6
相手デッキ➡️ドラパルト ネイティオ
こちらスタート➡️チラーミィ
アッセンブルターン➡️先3
【対戦メモ】
じゃんけん✌️勝ち
クラハン4枚に負けた試合。相手の構築にあっぱれ!
序盤にゼイユにかける必要があり、やむなくレガシーをネオラントに貼ることに。
ミストとレガシーを立て続けに割られる。
すすりなく、でネオラントを縛りきれず
最後はアーケのミストをハンマーされて負け

⚫︎3試合目
先❌0-1(種切れ)
相手デッキ➡️未来バレット 非エク ミライドン
こちらスタート➡️チラーミィ
アッセンブルターン➡️なし
【対戦メモ】
じゃんけん✌️負け
相手は後攻選択
こちらはチラーミィ手貼りエンド。
相手は非エクミライドンでカシラ展開からのアクセルピークでおしまい。
試合時間は30秒。

⚫︎4試合目
後❌5-6
相手デッキ➡️ドラパ ネイティオ
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️後2
【対戦メモ】
じゃんけん✌️
アーケ3落ち
神殿2枚で最後レガシーを無効化されて負け
シングルアッセンブルで追い込んだものの、届かず

⚫︎5試合目
先⭕️6-0
相手デッキ➡️古代バレット
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️先2
【対戦メモ】
じゃんけん✌️勝ち
初手ハバカミ対面だったが、ジェットチラーミィでレスキュー
先2からぶん回し、ルギア2面セット
ロストシティを叩き込んで押し切り
最後はブロアーでツキexをどかせて勝利
本日唯一、デッキが回った試合。。。

⚫︎6試合目
先❌3-6
相手デッキ➡️サナ
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️先2 シングル
【対戦メモ】
じゃんけん✌️勝ち
ルギアV2枚サイド落ちのため、最速で動かなれば、サイドが進めず。
シングルアーケからキルリアを攻めるも、さらにガン回りされて、後2シークレットボックスから、アーケオスを抜かれてしまい、そのまま敗北。焦りすぎたところもあります。いろいろ空回りしていました。

▪️総括

ドラパルトの影響で、悪リザが急激に減り、その結果ルギアが不利なミライドンが息を吹き返してきている印象を受けました。また、他のデッキもルギアメタが手厚く、今後ルギアを握るなら、ドラパルトとの向き合い方だけでなく、ルギアメタにも対抗できる構築にすることが求められており、たいへん難しい時期だと執筆時点では感じております。
シティでは、安定性を犠牲にした結果が如実に出てしまったため、改めて構築の奥深さを感じとることができました。

CL札幌まで残り数日で何が起こるか、非常に注目しております!

②後編 ルギア🆚ドラパルト対面考察

お待たせしました。ようやく本編(?)です。
前置きとして、執筆時点ではまだまだドラパルト側の構築も固まっていないため、あくまで現時点の構築を踏まえてのご意見とさせてください。

▪️アンケート結果

突然のアンケートにも関わらず
ご協力ありがとうございました!!

Xにて、新環境後、初の週末を終えた月曜日に24時間限定でアンケートを取らせていただきました。
前提は、ルギア側が先攻をとることを想定しています。
手番が変わると、勝率が変動(個人的には落ちる)と考えておりますが、構築にもよるため、単純な話ではなさそうです。

結果を見ると、ルギア先攻であれば、互角以上と考えている方が多くいらっしゃる印象です。少なくともルギア不利、ではないと受け止めていただいても良さそうです。

それでは以下で掘り下げていきましょう。

▪️構築サンプル

まだ流動的ですが、シティ入賞レシピからいくつかの型をサンプルで掲載いたします。
まずはルギアからです。
ルギアもまだまだ細かいところは動きがありそうなので、あくまで一例としてご確認ください。

ルギア構築サンプル

続いてドラパルトです。

ネイティオ型
ネイティオ+ロトム型
ピジョット型
リザードン併用型
ロスト型

型が多すぎる。。。
しかし、どのレシピも共通して神殿を採用しております!
それくらいルギアをメタってきてることが伺えるかと思います。
一方でかがやく枠は、アマージョ、フーディンが採用される傾向にあります。

以下、箇条書きの論点に対して、いただいたコメントを適宜加筆修正しております。
必ずしも正解はないことから、それぞれの意見を踏まえて、今後の考察に生かしていただけますと幸いです。
(☑️は、ご意見です。)

▪️論点1➡️ドラパルトがされたくないこと

作戦案
⚫︎エネ補給の要のネイティオ狩る
⚫︎エネを破壊される(ピンポイントな対策)
⚫︎タワーで道具を封印(学習装置、緊急ボード、封印石)を封印
のうち、どれ??

☑️ルギア側は、破壊or封印>ネイティオ
⚫︎ドラパが2体立たせないor攻撃させないことを最優先
⚫︎ネイティオを狩られたとしてもシャリタツやミミッキュなどでお茶を濁すことは可能なため、ネイティオを狩ることは序盤ー中盤ではメリットに働かない。

☑️そもそも進化させる前に叩くこと。ルギア先攻ならなるべくドラメシヤの時点で
倒しておく。水ポンの出番(要求はキツいが)

(例)初手ルギア対ドラメシヤ
相手後1ペパー→ポフィン、メシヤ2枚→エヴォと上振れの動きをされた場合、
こちらは返しにボス→水ポン2枚取り狙いで水ポン暴れ展開ならルギア側が優勢になる。

▪️論点2➡️誰を狙うべきか?

⚫︎ネイティオ
⚫︎ドロンチ
⚫︎ロトム
⚫︎ピジョット

構築次第だけど、
最優先はネイティオ
時点でドロンチ
なのか??

☑️ドロンチ=ピジョ>ロトム=ネイティオ

①ドラパルトで殴り続ける必要があるデッキなので、デッキの主軸であるドロンチや場に応じて持ってくるカードを変えられるピジョは真っ先に狩るべき。

②ロトムを場から消すよりもドロンチにしておくことを最優先するため崩スタは入らない可能性が高い。
回収サイクロンやフトゥーはドラパ最優先
よって、ロトムに対するケアは相対的に低くなる。

☑️結果的にドラパ見るなら、別のアプローチも必要かもしれない。
今の環境なら、ギプスチラチーノ+ミストも強いと思います。

ドラパ目線ワンパンされる可能性のあるポケモンがダメカン乗らない+HP10残る、というのは相当圧力高いです。
ドラパだとレガシーにする意味も限定的(サイドを2→1にする)ならギプスで耐えた方が強いかなと思います。

☑️序盤ならロトム、中盤でコロコロができるならピジョ、できないならネイティオ(1体しかいないならドロンチ)

ロトムを序盤で取りたいのは、対リザ対面でよくあったのがコロコロを2回うつのがきつかったので、ルギアワンパンで取れるところを取るスタンス。
序盤で取った方が手札を増やされたり終盤で退かされたりすることがないと思うので、早めに叩くのも一案です。

▪️論点3➡️ルギア側の戦略について

ドラパルトに対しては、
⚫︎速攻でアッセンブルして、正面のサイドを取り進める?
または
⚫︎相手のドラパルトが出来上がるまで、風読みで待機して、サイドを進めない?

待機したいのが本音だけど、そんな時間はないから、やむなしで殴りに行くしかない
と私は感じてますが、皆様いかがでしょうか??

☑️早ければ先行2ターン目でドラパルト側が攻撃してくるので、盤面がズタボロになります。
サイドよりアーケがやられて勝ち筋が消える方が早いと感じました。
やることはとにかく速攻でアッセンブルして正面を叩くのが1番だと思いました!

☑️絶対どこかのタイミングでシステムポケモンに対して、ごっつぁんか、げきりゅうポンプを決めないと勝てないと思います。
システム2枚をげきりゅうポンプで狩り取るのが理想で、次点でドロンチかネイティオかネオラントにごっつぁんするのが最低要求です。相手のネオラントにごっつぁん決めて押し切れた試合もあるため、カイナの採用の重要性を感じます。

☑️先殴り派(アッセンするタイミングは精査必要)です。

・ドラパが2体以上立つタイミングを最大限遅らせること
・チラーミィを温存する

この2つがポイントになると思っています。チラチーノのワンパン状態維持する必要ありますが基本先殴りしてドラメシヤ、ドロンチ狩った方が勝率高いが体感です。

☑️先殴り派です。
リザは基本的に序盤ルギアをワンパンできなかったのですが、ドラパルトには油断してるとすぐ飛ばされてしまいます。
一方で後続アタッカーも用意したいので、
ボウルタウンorテーブルシティを出す→使う→ストームダイブですぐ割る
という流れもやりたいイメージです。

☑️まけんきはちまきとカビゴン入れておくとなにかと今の環境は刺さるかもしれません。
220ラインに到達しないのはルギアに任せるとして、カビゴンでロトムに届く、相手のガチグマをガチグマが返せるなどの点は優秀。
構築でペパーを入れて、道具型に寄せるのも選択肢。

☑️ジャミング採用少ない環境なら、ギブス&まけんきも有力。レガシーの上振れは強いけど安定感のなさがネック。チラーミィ3のうち1枚70にする、およびカビゴンを併用することで、ネジキでチラーミィに変換して即座日チラチーノを運用できる構築に寄せる方が活きるかもしれない。

☑️カビゴンは現環境では、可能性を感じでおります。打点と特性が噛み合っており、ドラパルトに対しても使いやすいです。

▪️論点4➡️チラチーノについて

チラチーノでコロコロして、1回ドラパルトをワンパンできたら、ルギア側は優勢??

それとも、2回コロコロでワンパン2回しないとルギア側は厳しい??

他のパターンもありますが、
ご意見あればお願いいたします!

個人的には悪リザ対面のように、1回コロコロだけでは互角の別れになりやすく、2回コロコロ叩き込まないと厳しい印象を受けてます。

☑️1回でいい気がします 。70チラーミィ一体立てて、60点ダメカンを耐える布陣にしつつ、ルギアを立てて連打するのが相手目線はキツそうな印象です。

☑️1回でも十分です。ただ他の方も記載されていますが、ロトム、ネオラントを狩れるので1回でも良い派です。
サイド2のシステムを狩れないと厳しくなります。

☑️1回出来たら優勢だと思います!
あとはロトムやネオラントにストームダイブでサイドを進めて、最後にネイティオ、ポッポ、ドロンチにごっつぁん出来れば勝ちやすいと思います!
ただ呼出し手段が多めになるので、ボス4枚がいいかもしれません。

☑️基本的な対策や考えの上構築し立ち回り、ドラパをコロコロでワンパンは1回
出来ればギリ優勢だと思います。

☑️リザと違って後半にルギアやガチグマがワンパンされないのでコロコロは1回でも良いと思います。ただし、ロトム、ネオラントを狩ること前提です。

▪️論点5➡️狙うべきサイドプランは?

基本は2-2-2
ピジョ型などはサイド2のシステムが並ぶため狙っていける。

逆にドラパルト目線でルギアに押し付けたいサイドプランは
1-2-2-2
で、1をどこかで押しつけるパターン。

課題はネイティオ型や、ロスト型。
ドラパ以外のサイド2が並ばないため、ルギアからサイドを最速で取り進めると、必然的に1-2-2-2になってしまう。

つまり、1-2-2-2のサイドプランにルギア側がどう対処すべきかを検討したい。

☑️水ポンで2枚取りできれば理想ですが、最速に近いペースで用意する必要もあるのかなと感じてます。
やはりカイナを強く使っていけるとベストだと思います。

☑️仮説ですが、ドラパ側ってルギアからの水ポンケアは現状薄い(まずドラパルトを最速で目指す必要あるため)のでは?と思っています。ドラパを見るなら水ポンで両取りしても良いかもしれません。

☑️ルギア側はテツノカイナとレガシーエネでサイドプラン有利に進められる可能性があるので、先後逆でもルギア側有利かなと思います。テツノカイナがドラパにワンパンされないのが耐久面で大きいかと思います。

▪️論点6➡️サイドレースの最悪のケース

極端な場合を考えます、、、

ドラメシヤ(70)
ドラパルト(320)
ドラパルト(320)
ドラパルト(320)
計1,030

この打点をルギア側がサイド取られる前に刻み切るのはさすがに困難です。

コロコロ3回決めるのはエネ要求や盤面含めて至難のワザ。

つまりこの展開を作られると負けやすい、と思ってます。感触いかがですか?

☑️これは...ほぼ負け確盤面かなと思います。
ほぼの理由は、もしこれが全員飴使って作られていたドラパならデヴォ一発で覆るので
むしろ逆転有り得ますが、一体でもドロンチ挟んでいたら、苦しいです。

☑️ルギアに限らずかなりキツい状態だと思います。この盤面にならないようにドラパラインを狩り続ける必要ありますね。
ロストシティ入れるのもアリかもしれません。ルギア側はトラッシュから回収しないため、リスクはなさそう。

☑️アマージョでベンチ攻撃の打点を2-3回分ずらせるため、対策札として有効かと思います。

この盤面の押しつけを返せるかは別ですが、打点調整がないと理想盤面を対峙するのは、相当しんどい。

▪️論点7➡️ドラパの火力

⚫︎ドラパルトは
正面200+ベンチ60=260点を序盤から飛ばしてきます。
⚫︎前環境上位の悪リザは
序盤は火力補正アイテムなしなら180点スタートです。

単純にルギア側がサイド2–2-2を狙う場合に被弾するダメージのトータルを考えます。

ドラパ➡️260×3=780点
悪リザ➡️180+240+300=720点

つまり、序盤から安定して打点が高いドラパに動かれると、悪リザよりも高いダメージをこちらが受けてしまい、さらにリザと違ってベンチにも打点が飛んでくるため、サイド1をルギア側は押し付けても悪リザほど効果的ではないことが挙げられます。

ルギア側は計780点をいかに無駄に分散させてサイドプランを崩すか、が必要かもしれません。
こちらについてご意見ください。

☑️ドラパの4回ダメージ量って260×4=1,040点で、たとえ200点乗ったポケモンを崩スタ等で消しても840点(280×3)となって、デッキ内最大HPポケモンのルギアVstar3匹分になるため、最速で動かれると崩れたスタジアムだけでは解決札になりにくい。

☑️特にドラパ側の6個をどのように分散するか、またバトル場に出された時の200を耐えるのかで話は変わってくると思います。

一旦理想盤面を軸に検討し、基準となる考え方を整理する方が対策見つかりそうです。

➡️理想盤面については、もう少し掘り下げて行けるように、検討が必要と感じてます。

▪️論点8➡️悪リザとドラパルトの違い

似ているところと違うところを改めて比較。
(悪リザ➡️ドラパの順番)

⚫︎タイプ 悪🆚龍
⚫︎テラス あり🆚あり
⚫︎進化  2進化🆚2進化
⚫︎耐久  330🆚320
⚫︎火力  180〜330🆚200+60
⚫︎逃げ  2エネ🆚1エネ
⚫︎弱点  草🆚なし
⚫︎特性  あり🆚なし
⚫︎技エネ 炎2🆚炎1+超1

➡️ポイントは特性の有無とワザのエネ要求にありそう。

悪リザは正面に中打点〜高打点を刻めて、進化できれば即座にエネ補給まで完了できる。

ドラパは序盤から全体に高いダメージを出せるものの、課題はエネ加速手段が、ネイティオ、メロコ、ミラゲに限られるところ。
なによりも2色要求が重い。

つまり、後続のアタッカーを継続して立ててもエネ補給が間に合わないケースもあり得る。

➡️ここがルギアの狙うべき、ドラパルトのウィークポイントだと考えます。

☑️ドラパのエネ加速手段はネオアッパーも,あるのでそこも頭に入れておかないといけないのと、リザとの違いは構築段階で、改造ハンマー、シンオウ神殿などのルギア側のテンポロスカードや、ルチャブル、輝くフーディンなどダメージずらす動きをしてくるカードの採用が大きいです。

➡️デフォルトの構築がルギアメタありきで組まれているため、リザ以上に勝ちにくい印象を受けます。

▪️総括

🆚ドラパルトのポイントは下記4点
①構築(打点調整、エネ要求引き上げ)
②初動
③盤面づくり
④プレイング

①構築について
⚫︎打点調整

ドラパルトの中打点の調整をできるカードがあると、かなり安定性が上がります。
主なカードは下記。
・かがやくアマージョ
・リゲインエネルギー
・メディカルエネルギー
・チェレンの気配り
・ボタン
・勇気のおまもり
・崩れたスタジアムで被弾したポケモンを消す

⚫︎エネ要求引き上げ
また、エネを盤面に残していく要求が高いため、さらに負荷をかけるとドラパルト側はかなりしんどくなります。
手貼り権が重いのが弱点。
また、つりざお1枚のリストも多く、リソース復活が容易ではない。

・バッフロン
・クラッシュハンマー
・スター団のしたっぱ
・サカキのカリスマ
・ハンディサーキュレーター
・ジャミングタワー➡️学習装置、緊急ボードを無効化

⚫︎高耐久アタッカーの採用
・へいきなしぼうカビゴン(特性でダメカン無効化)
・アヤシシV
➡️特にアヤシシはドラパルト側はかなり対処が面倒なので、決まれば一気に試合を持っていけます!

⚠️逆にそれを見越してドラパルトにまけんき、ベルト、スグリなどを採用してケアされる可能性もあるため、過信は禁物。

②初動
とにかく先殴りできるか、が非常に重要です。
ドラパルトも上振れすると先2で殴り出しは可能ですが、要求も高いため、そこまでされると相手が回っていると判断してもいいかもしれません。
ルギア側は少なくとも後2あたりで攻撃できればベター。
逆に先殴りされると、ダメージレースを巻き返せる札がないとかなりしんどい展開になりがちです。

そのために、初動札を手厚くすることが、基本ですがめちゃくちゃ大切です。
ここを疎かにすると、勝負にならないことが多いです。

初動を2ターンで乗り切り、水オーガポンかテツノカイナを叩き込めると、ルギアがペースを握りやすいです。

③盤面づくり
⚫︎基本はミスト付きのルギアVstar2面で戦う
ただし、神殿はられることもあるため、過信は禁物。
①で挙げたチェレンなどと組み合わせれば、相当強い。
ドラパルト側はミストルギアの処理がめちゃくちゃ重い。

⚫︎チラチーノで1回でもドラパルトをワンパンできると優勢。
➡️単純にチラーミィを置くなら、2面が安定。無理なら、ネジキかセイジで奇襲するのも有力。
特にカビゴンにエネをためておき、ネジキからチラーミィに変換するプランも有力。

⚫︎カイナ、オーガポンでサイド2枚取りを隙あらば狙う。
カイナはボス要求、オーガポンはマナフィない盤面に限られるものの、これらを駆使して1回でもサイド2を進めないと、ルギア側は苦しい展開になりやすい。

④プレイング
⚫︎最速アッセンブル+先殴りを目指し、後続アタッカーも準備する。
後続が立たず、相手の正面のサイド1にストームダイブを打つしかできない場合は、カウンターキャッチャーからアーケオスを狩られるお決まりの展開になりやすい。
最速アッセンブルだけでは必ずしも優勢にならず、むしろ反撃で劣勢になることもあるため、何も考えずに最速で殴りに行くのが正しいわけではない。
とにかく、盤面作れず殴らざるを得ないなら、相手次第だが、ルギアはつらい展開に追い込まれやすい。

⚫︎220ルギアを作るべきか?
➡️諸説ありますが、この対面では狙っても良いと感じてます。
理由はカイナと合わせると320ラインを狙えるためです。
省エネするなら、200点ルギアでも良いのですが、アマージョ採用もあるため、少しでもプリファイで決められる圏内にドラパをおくために、あえて220点刻みにいくのは有力と考えます。
なお、ドラパルトはテラスタルのため、げきりゅうポンプで被弾したドラパルトを狩りにいけないのはご注意ください⚠️

⚫︎ギフトエネは過信できない。
とんでもないくらいメタが貼られているため、試合中2枚くらい無駄になると思った方がいいです。
ギフト依存のプレイをすると、一気にプランが崩壊する可能性あります。

⚫︎ミストはどこに貼る?
基本はベンチにいるポケモンに貼るべきですが、先貼りか後貼りかは、好みが分かれるところ。
枚数も限られているため、できれば後貼りして計算を狂わせるのが強い印象です。
先貼りすると、相手が神殿を貼るタイミングを計算しやすくなるため、ミストをヤマに隠しながら最低限出していくのが良さそうです。
優先度としては、ルギア、チラーミィ、次点にアーケオスあたりが有力です。
相手がダメカン乗せてきたところにケアするのが良さそうです。ただ、チラーミィに60点載せられるとフーディンで取られるため、チラーミィにはミスト先貼りしたいところ。

⚫︎カイナか水ポンによるサイド2枚どりを1回は叩き込む。レガシーサイド落ちがあると、かなりキツくなるため、サイド落ちの影響が大きい。

⚫︎システムのロトムかネオラントは必ず狩る。とにかくドラパルト3枚を相手にしないようにシステムを取れる時には全力で取る。

⚫︎チラチーノのコロコロを試合中1回は決めて、ドラパルトをワンパンしたい。
決めるには、チラーミィ2面セットが不可欠。早い展開で盤面作るには要求が高いため、ルギア側も容易ではない。

⚫︎ドラパルトが3枚立てられると、押し負けるため、その前に水ポンのベンチ攻撃か、無理ならボスでドロンチを狩る。

➡️逆にこれらの動きを通せないとルギア側はかなりしんどくなります。

⚫︎とにかく、エネ要求を引き上げるようにプレイする。ドラパルト側はエネリソースがカツカツなので、小回りが効かない。
適宜、ボスで裏のシステムを縛る(逃げエネ要求)

⚫︎打点を刻みながら、逃げないとサイドを取らせるカタチを取り、引かせるように迫る。

⚫︎回収サイクロンが見えたなら、ダブルターボすすり泣くでシステムを縛りにいく。

⚫︎ダメカンを乗せられたらミストを後貼りすることで、追加のダメカンを乗せられないようにする。

⚫︎神殿はほぼあるため、スタジアム解決札かストームダイブで割れるよう、リソース管理に注意。特にカイナの運用は細心の注意を払う。

⚫︎相手のかがやく枠が見えるまでは、打点調整されるリスクを考えておく。
・アマージョいれば、打点がズレる。
・フーディンいれば、突然こちらのポケモンを落とされる。

⚫︎ドラパルト側はポケモン回収サイクロン🌀を採用している構築も多く、相手も打点調整してくることを念頭に入れておく。

⚫︎ボスを駆使しながら、ドラパルト3枚を押し付けられないようにサイドを進める。
逆に3枚押し付けられたら、かなりルギア側は苦しいです。
➡️特に終盤はボスで裏のシステムを取れるかの勝負になりやすいので、ボスの残数に注意⚠️

▪️さいごに

執筆時点では、まだまだ構築が流動的であるため、CL札幌、JCSなどに向けて、新たな構築が出てくる可能性が無限にあります。
持論ですが、構築は生き物、と私は捉えてます。私にセンスはないですが、それでもルギアの構築考えるのが、めちゃくちゃ好きなんです。
レギュ落ちまでルギアと寝食をともにすると決めてますので、また環境を見ながら、構築を研究していきたいです。
強いリストが、環境次第で弱くなることはザラにあります。
また皆様にご披露できるものがあれば、Xにて発信していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

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