基本的に人間とは都合の良い物である【コラム】

「裏切られた」

「失敗した途端離れて行った」

「いつもはそうやって言うのに、
 都合の良い時だけ…」

「恩を忘れやがって」

そう言いたくなります。

しかし、人間とは誰しもが生まれながらに
都合の良い物では無いでしょうか。


失敗したら人が離れていくのは当然です。
同じ事を続けていては、
自らも失敗が待っている。

皆生き残るために必死なのです。
これを責める事はできない。


「掌返し」これも当然です。

成功した途端に、態度が変わって
見下していたのに、急に敬語になったり。

そもそも、物事を「結果」で見る以上、
こう言う事は避けて通れません。

成功と失敗を同じように扱っていては、
そこに進歩は生まれない。

もっと言いましょう。
そもそもそれが成功か失敗か、
考えた時点で態度に差が生まれている。

「掌返し」を否定する人は、
そもそも「成功」と「失敗」その判断すら
できなくなるのでは無いでしょうか。



「恩を忘れやがって」

これもよく聞く言葉ですが、
これまでと同じ事を繰り返すのでは、
そもそも人間が世代交代する意味がない。

油が乗っている人間の寿命が
50年程度だとすると、
全ての世の中のシステムが
切り替わるのにたった50年
と言うことになる。

それを可能にしているからこそ、
生物は生き残ってきたと
言えるかもしれない。

だからと言って
無理に革新を進めなければならない。
と言っているのではないのです。

生物とは前の世代を一切無視したところで
新しい事を作り上げるように
設計されている性質をもともと持っている。
と言う事なのです。


世代交代こそ、
人間が都合の良い存在である元凶。
とも言えるし、
進化と、生存の術とも
言えるのではないでしょうか。

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