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デュエパ構築法

・はじめに


 デュエパーティとはパートナーを含む60枚ハイランダーを構築して、3人以上の多人数で戦うデュエルマスターズのカジュアルフォーマットである。

 デュエパーティのデッキを組む上で何か参考になるものが必要なら本稿は、きっと読者諸君の役になるだろう。

 但し、君はこの記事を読んでデュエパのデッキを作ってもいいし、見ずに真っさらな状態からデッキを組んでもいい。

 ルールとマナーさえ守れば如何にでも楽しめるのがデュエパーティだ。さあ、君もデッキを組んでデュエパーティを始めよう!

・初歩的なポイント

 何処かで見たような前置きはここまでに、デュエパーティ構築法の内容に移ります。

 まずは、デュエパーティの基本ルールは、以下の通りです。

・デッキは60種類、60枚、全てのカードが1枚
 積みのハイランダー構築である。 

・同じ種類のカードは1ターンに1度しか
 使用できない。

・オリジナル構築限定である。

・デュエパーティのデッキを組む場合は1枚の
 パートナー(5コスト以上のクリーチャー)
 を用意する必要がある。

・パートナーは、パートナーゾーンから召喚条    
  件を満たせばいつでも召喚できる。

・これはデッキの60枚に含まれる。

・推定4人で戦うフォーマットである。

 という訳で、初歩的なポイントとしては、

・同じ種類のカードは1ターンに1度しか
 使用できない。


ので、

自分を2回出す!
呪文を2回使う!

と言ったカード達は本領を発揮できないので、あまりおすすめできません。


はたまた、

・オリジナル構築限定である。


であるので、

置物系
外部ゾーン系

これらのカードは使えません。

また、

・デッキは60種類、60枚、全てのカードが1枚
 積みのハイランダー構築である。 

とありますが、

ハズレ

こういったカードは4枚以上積むことができます(2、3枚採用はできない)。

これらは買う前に覚えてないと危険なポイントなので、ぜひ参考にしてください。


・パートナー向きのカード


 デュエパーティのデッキを組む上でパートナーは必ず必要ですが、

・パートナーは、パートナーゾーンから召喚条    
  件を満たせばいつでも召喚できる。
・デッキにはパートナーの持つ文明と同じ文明
 を持つカードのみを入れられる。

ので、これらのルールに沿ったカードはパートナー適性が高いと言えます。
なので、パートナーにするカードは、

出したら勝ちそうな皆様

こういった、デッキ全体でサポートをする価値のあるカードや、

5cカードの皆様

文明をたくさん持っているカード、

はたまた、

たくさん手札やマナを増やせる皆様

リソース回収能力が高いカードがおすすめです。

しかし、ここで注意ポイントとして、

ゲームが終わりかねないカード達

 こういった、1枚でゲームを終わらせてしまう+コストが非現実的な重さであるカード達は、他プレイヤーのヘイトを買ってしまい、何もできないパターンがあるため、注意が必要です。

また、ここまで色々と論理的な説明をしてきましたが、結局全て無視して、

顔がいい

好きなカードをパートナーにするのも、また一興でしょう。

 多人数戦ゆえにデッキの弱さを補いやすいのもデュエパーティの魅力です。

・マナカーブを考えよう

 パートナーが決まったら、次はマナカーブを考えましょう。
 本稿では、デュエパにおけるマナカーブの考え方を

・パートナーにたどり着く為のマナカーブ
・パートナーを組み込んだマナカーブ
・パートナーを除いたマナカーブ

の2種類に分けて解説します。

まずは、

・パートナーにたどり着く為のマナカーブ

について

これは非常にシンプルで、パートナーをマナカーブの頂点として、考えます。

例を挙げると

・パートナー:ダイナボルト
・マナカーブ:4→7

11枚で4t目に9割引ける


・パートナー:モモキングjo
・マナカーブ:3→5

13枚で3t目に9割引ける


・パートナー:修羅ベートベン
・マナカーブ:2→4→6→10
   または3→6→10

2種類のマナカーブを組み込む

と言ったらものが挙げられます。

パートナーにたどり着く方法を考えるだけなので、比較的、シンプルでわかりやすいと思います。


次は、

・パートナーを組み込んだマナカーブ

について

これはパートナーをマナカーブの途中の中継ぎとして扱います。

例としては、

パートナー:トップオブロマネスク
マナカーブ:3→5→8


パートナー:ガイアッシュカイザー
マナカーブ:2→4→6→10
  または3→6→10


と言ったものが挙げられます。

これは、デッキ枠をパートナーで一気に圧縮できることが最大の魅力でしょう。

最後に、

・パートナーを除いたマナカーブ

についてですが、これは通常のデッキ構築と変わらない為、割愛します。


・フィニッシュ手段を考えよう

 デュエパのデッキ構築を考える上で、マナカーブと並んで重要になるのが、フィニッシュ手段です。
 これがしっかりとあると、ゲームのゴールが明確になり、勝ちを目指すプレイ指標が出来やすくなります。
 この項に関しては、以下にフィニッシュ方法の一例と、そのフィニッシュを実現するために使われる、主なカードを紹介します。


・制圧効果持ちクリーチャー
 文字通り、制圧効果を持つクリーチャーを出して、ゲームを支配します。マナが増えるデッキなどでは、真っ先に考えられるフィニッシュ手段でしょう。


・大量展開
 クリーチャーを一度に展開して、勝利を目指します。一気に制圧クリーチャーを並べたり、SA付与によって勝ちを目指しましょう。


・大量ランデス
 大量ランデスによって、他のプレイヤーを機能不全にしてしまいましょう。盤面破壊などと組み合わさると、さらに凶悪に。



・カウンター封じ
 相手のトリガーやGSを封じます。大量展開やSA付与と合わせて、勝ちを確実にします。


・耐性付与
 こちらも、大量展開と相性がいいです。耐性付与しながらのアタックはそう簡単には止まりません。また、メタクリを多用するデッキでは、優秀なフィニッシュ手段です。

・連続攻撃
 アンタップ能力を駆使して、連続攻撃によって勝利を目指します。ダイナボルトやvol_val8などアタック時能力持ちのパートナーとは特に相性のいい戦術です。

・シールド焼却
 カウンター封じの一種です。場に出ただけでヘイトを集めてしまうので、コントロール後のフィニッシャーや、出したターンに勝てる工夫があると扱いやすいです。


 デュエパーティを組む場合は以上に挙げたようなフィニッシュ手段を一つ、もしくは複数組み込むことで、より明確な勝ち筋を目指せる構築になるでしょう。


・実践編(モモキングJO)

 この項では、ここまで紹介した構築方法を元に、実際にデュエパーティを組むという体で一例を示したいと思います。

 今回パートナーとするのは『未来王龍モモキングJO』とします。

 このパートナーを今までの方法論で分析した場合、以下の通りに考えられます。

・パートナーを出せば一気に勝利に近づく。
・なので、パートナーをマナカーブの頂点
 にして、デッキを組みたい。
・フィニッシュ手段はJOの連続攻撃になる。

 なので、まず初めにマナカーブを考えます。
5マナに辿り着くためのマナカーブで、尚且つ赤緑で現実的な物としては、やはり3→5ですので、マナカーブは3→5と考えます。

ブースト枠は9割ラインの13枚。
受けやメタ除去持ちを優先した。


 次に、フィニッシュ手段として、JOの連続攻撃に必要な進化クリーチャーを詰め込んでいきます。

モモキングネーム持ちに加えて、JOで条件を満たせる、侵略持ちを大量に採用した。


 さらに、これだけでなく、進化クリーチャーを掻き集める手段も積んでいきます。


 ここまで来れば骨組みは完成です。あとは、より確実にフィニッシュするための、「カウンター封じ」や、妨害や攻撃を切り抜けるための「メタ除去」、「受け札」など、相性のいいカードを詰め込んでいきます。
 また、ここからは自由枠になるので、詰め込みたいカードを詰め込んでいくのもいいでしょう。

完成!


 今回はモモキングJOを例にして、パーティを組んでみましたが、他のパートナーでも、組み方は大体同じなので、応用して自分だけのパーティを組んでみましょう。


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