こりゃあたまげた〜

あんたそれ飛行石の結晶じゃあ〜

わしも見るのが初めてじゃあ

どうりで石たちが騒ぐはずじゃわい

のやつうーーー！

今日朝からジョギングをして終わった後

公園で一休みしていて公園のグランドが

キラキラしているのを見て思い出した。

３０年前中学生時代

初めて天空の城ラピュタを見た時

すごく衝撃をうけた経験がある

天空の城ラピュタを初めてテレビで放送した

翌日　学校で登山学習があり

友人とラピュタの話しで盛り上がりながら

登山していていた。

頂上につき休憩している時　友人が

あれ！　龍の巣だ！(ラピュタの雲)と

冗談で言った。

ラピュタで盛り上がっていた二人は

ひょっとして飛行石あるかも！

お互いそんな石あるわけないじゃん！

そんなのはアニメの世界だけだよ！

と言いながらもなぜか光る石を探していた。

しばらく探し幼いながらもそんな石は存在しない

そう思って石を探すのをやめた。

でも僕は、心のどこかで本当はラピュタあるかも

そう思いながら探していた中で

1番綺麗な石をポケットにいれた。

帰り道　友人は　

俺たち中学生だぜ〜そんな石あるわけないじゃん

僕もポケットに石を隠し持っていながらも

そうだよねーあるわけないよね〜

そんなのアニメの世界だけだよ　ない　ない　

そういいながら家に帰り

拾ってきた石を机の上に飾った。

数日後その友人が自分の家に遊びにきた。

すぐさま机の上の石に気づき

これってもしかしてこないだの石？

自分もそんな石がないと言い切っていたので

無茶苦茶恥ずかしくなって顔が真っ赤になった。

すると友人はおもむろにポケットに手を入れ

石を取り出して

俺も実は持ってきたんだよね〜

あるよ絶対に！天空の城！

その瞬間二人で大笑いした

絶対あるよね〜

帰り道あんだけ否定していたのにしかも友人の

ほうが毎日ポケットに石を忍ばせ

天空の城を待ち受けていたらしい

自分より上手だった。

あの時友人が否定したのは周りに女子が

いたから恥ずかしくて否定したらしい。

昔幼い頃は　落ちている石ころだけで

幸せな気持ちになれた。

30年後そんなことを思い出したながらも石を

手に取りほっこり幸せな気持ちになる一日でした。