ブラン (和菓子女子)

日々の暮らしと「好き」なこと。食べたものの話。365日和菓子ライフ。 日本あんこ協会…

ブラン (和菓子女子)

日々の暮らしと「好き」なこと。食べたものの話。365日和菓子ライフ。 日本あんこ協会あんこ部員。

最近の記事

新しい音楽

noteは随分とご無沙汰。今でも折々に和菓子探訪は続けています。でも以前程ではないです。暴飲暴食で太ってしまったもので。直近では、往年の憧れだった、目白の名店「志むら」の「九十九餅」を味わう機会に恵まれて。めでたく第一子を出産し終えた友人夫妻への手土産だったのだけれど、二人の厚意に甘えてひと切れだけ、ご相伴に預かったのでした。聞きしに勝る絶品でありました。 この春から文通なるものを始めたり、一方でせっせと神社仏閣したり、二人目の甥っ子が生まれたり、人生初の沖縄旅行に行ったり

    • 奥村土牛展

      今、広尾にある山種美術館のカフェ椿でこれを書いている。 今日は午後休を使って山種美術館で開催中の奥村土牛展へ。3/31までの開催で、会期終了間近である。 大昔に一度だけ訪れたことがあるのだけれど、なんと今の会社から徒歩10分もかからないところにあるのだった。確かに以前も坂を上り下りして来館した記憶はあれど、それが恵比寿駅からだったという覚えがまったくなく、恵比寿勤務になってもう何ヶ月も経った今、ようやく記憶の地理がつながったのだった。 桜の満開まであと数日かというこのタ

      • 目黒〜白金台〜品川散歩。

        今日はよい天気だったので、早起きしてYさんと二人で桜狩り散歩に出かけた。 まずはかねてより目をつけていた、新宿にある赤坂 うまや新宿店の朝食バイキングへ。 9時頃に着いて、クローズの10時半頃までブランチ。大人一人2400円。 すべてプチサイズのパンオショコラ、アップルパイ、クロワッサンとデニッシュ類をこの時ばかりはカロリー度外視でお代わり祭り。自分でトースターで温められるのでパリパリサクサクがいただける。 野菜サラダはレタス、ビーツ、コーン、ブロッコリー、グレインズ

        • 東京三大豆大福@あんこ部

          水曜日の夜、都内某所の日本あんこ協会事務所、もといあんこ部部室にて、東京三大豆大福の会が催された。 東京三大豆大福とは、原宿「瑞穂」、泉岳寺「松島屋」、護国寺「群林堂」の豆大福のこと。 いずれも開店前から並ばなければ買えない幻の豆大福だ。 それを予め決められた日時に集まれば労せずして一度に食べられるという神企画がこのあんこ部の活動だ。ちなみに西は名古屋、今後は九州でも開催されるらしい。フリードリンクつきで会費は一回3500円。 あたたかい黒豆茶とともに、憧れの豆大福を

          3時のおやつは文明堂♪

          私は新潟の下越地方出身で、この歳になるまで、文明堂のカステラのCMを知らずに大人になった。 というわけで、カステラ自体は確かいただきものなどで食べたりしたことはあったような気がするけれども、自ら身銭を切って食べるのはこれが初めてのことになる。 あれこれ大人買いしたら、こんな大きな紙袋に包んでくれた。この潔さとキッチュさの配分が絶妙なパッケージデザイン。こんなヒゲ面のオッサン二人が妙にキュートなのは、きっとこの二人は間違いなく甘党なのだろうな、と想像できるからだろう。 ま

          3時のおやつは文明堂♪

          あんですマトバ

          週末は新小岩に初上陸した。 今春小学校にあがる甥っ子は、現在スイミングスクールに通っている。それで5歳にして既に背泳ぎとクロールが25m泳げるようになり、東京開催の水泳大会出場をスクールに推されての晴れ舞台となった。 が、姉はひと月後に出産を控えるデリケートな時期にあり、姪っ子の面倒も見なくてはならず、大会への同伴役は義兄になった。 が、その義兄、高学歴なのに今でもガラケー使用のアナログ人間、Google MAPも使えないというクルマ社会の強者だ。 大会会場は江戸川区

          サクラマチ

          桜の開花を待ちつつ桜スイーツな日々。 成城石井にて買った、桜上用まんじゅうと道明寺桜餅。 若かりし頃は幼い味覚ゆえ、その独特の風味と香りに馴染まずイロモノ扱いをしていた桜風味の菓子たちも、歳を重ねるにつれてその塩気を含んだ味わいの良さがわかるようになり、だんだんとクセになってくる。 桜餅については今期初の道明寺バージョン。やはり道明寺桜餅の方が私は好みらしい。おまんじゅうの製造元は京都の製造所で、桜餅はとかち製菓というところのお品だった。結構大ぶりでどちらも1箱2個入り

          和菓子、風呂、焼肉

          この日曜は一日義理の両親と過ごした。 まず朝から義父と一緒に行きつけのスーパー銭湯へ行く。いつも義父に11時に調布駅まで迎えに来てもらい、そのまま車でおフロまで連れて行ってもらう。Yさんは時々ついてくることもあるけれど基本はいつも私と義父の二人だけ。もちろん行きと帰りが一緒なだけで館内では完全別行動。 だいたい11:30から1時間半お風呂に入り、13:00にあがって髪を乾かして、その後13:30〜14:30まで60分コースのボディケアマッサージをするのが定番のルーティン。

          和菓子、風呂、焼肉

          青山和菓子巡り (後)

          美味しい和菓子のある朝。なんて幸せな朝。平和そのもの。 昨日食べ切れなかったヒガシヤのおまんじゅうで朝ごはん。 まずは黒糖まんじゅう。軽く表面を濡らしてほんの10秒ほどレンジでチン。 滋味深いこし餡とまんじゅう生地。でもやっぱりひと晩経ったからなのか、生地の水分がいささか抜けた感じがあった。当日中が賞味期限とのお店の言いつけを守らなかったから仕方ない。 そしてもう一つ、薯蕷饅頭。 卓球の玉ほどの大きさのおまんじゅう。ちんまり。小さいのでうっかりすると本当にひと口で終

          青山和菓子巡り (後)

          青山和菓子巡り (中)

          帰宅してすぐお湯を沸かして、Yさんを巻き込みティータイム。いざ実食! の前に、ひとり撮影大会。まずは御開帳。 包装紙やロゴシールも、どこか民芸調でかわいい。 まずは紅谷の箱から。左:きんとん346円、右上:草餅324円、右下:ねりきり346円。 もう一箱は写真撮り忘れ。 続けてヒガシヤのお包み。グラシン紙の包みをそっと開く。 左:薯蕷饅頭(さらに包まれている)270円、中:黄身時雨324円、右:豆大福270円。 まずはきんとんから。 極細目の漉し器で漉されたきん

          青山和菓子巡り (中)

          青山和菓子巡り (前)

          2月16日土曜日、東京は晴れ。 実は前日の夜にこんな発見をしたのが始まり。 南青山の和菓子屋集合地帯。 というわけでいざ青山。 山手線で原宿駅を降りて、 東京三大豆大福の店、原宿 瑞穂にも初めて行ってみたのですが、13時半で無情のシャッター。Google MAPでは「営業中」表示だけれども…何しろ超有名店なので、早朝売り切れて早々閉店したか、実は土曜休業なのか。張り紙すらなく分からずじまい。 開いていても商品が空っぽという可能性も覚悟していたので、まあ気を取り直し

          青山和菓子巡り (前)

          東京三大どら焼き@あんこ部

          昨日は日本あんこ協会あんこ部に初参加してきた…! 池袋某所にある日本あんこ協会。この秘密基地感がグッとくる。 昼の部と夜の部の2部開催のため、昼の部時点では東京三大どら焼きの山。夢のような風景。 浅草 亀十のどら焼き。三つとも大きめながら、三大どら焼きの中でも一番のビッグサイズ。箱入りなんて自分一人では買えません! 部長曰く、三大どら焼きを一気食いするためのお薦め順があるとのことで、⑴亀十 ⑵うさぎや ⑶黒松がよいとのこと。サイズとしては大きい順だが、食べ応えとしては

          東京三大どら焼き@あんこ部

          バレンタイン

          昨日はバレンタイン。 職場では女性みんなでカンパして、3人の男性社員にバレンタインプレゼントをあげた。買いに行くのも渡すのも他の人にお任せで終わって、去年までと打って変わってとても平和に過ぎた。 買いに行った人に店頭に出ていた商品の見本写真をみせてもらうと、ディーンアンドデルーカの、バラバラのマカロンの平面の部分に一つずつチョコがけされている洒落たお品だった。パッケージも高級感があって可愛くて、文句なし。買ってきてくれた代表二人に感謝。 そうしてめでたくプレゼントされた

          ふくらむ

          1日遅れの日記。 私の所属する部署は、総勢11人という小さなチームだ。 そしてそのチームをまとめるチーム長にあたるポジションの人が、1月から交代になった。交代前は私と同い歳の女性Tさんだった。そして交代後は、干支ひと回り分歳下の女性Kさんになった。 TさんもKさんもお二人とも優しく賢く聡明な方(ここまで美辞麗句並べると嘘くさいけれどもすべて真実)なので、そういう人の下で働けることはとても嬉しく思っている。お二人それぞれにタイプは違えど容姿端麗で、いつも心密かに見惚れてし

          挙式記念日

          つい数時間前、2月11日が挙式記念日だったことを思い出した。(一応当日中には思い出せたものの、書いてるうちに日付が変わってしまった) Yさんとの挙式は2年前、2017年の2月11日。ちなみに入籍はそれより半年早い2016年7月13日。(なぜかといえばその日が私の誕生日だからだ) 先刻、私がスマホでSNSを眺めていて、今日が建国記念の日であることに気づき、あれ?建国記念の日といえば…?というきっかけで思い出したのだった。 … 今日は年明けから二人立て続けに体調を崩しタイ

          余談

          昨日のキナリノアプリがなかなか冴えていた、という話。 自分の思考、判断、発言、行動。 一人の人間として本当の意味で「物心ついた」のは、Yさんに出逢った後、三十代を超えた辺りだ。それまではせっかく巡り合わせた人とのご縁を守り育てる方法がわからず無自覚に無礼な振る舞いをし、人を不快にさせ、たくさんの愛すべき友人を失ってきた。今でも彼ら彼女らのことを時々思い出しては申し訳なさで冷や汗をかく。 なので折にふれて会ってくれる友人が少なからず存在するということは、とてもありがたく心