見出し画像

女優スイッチを持つ

女優になりなさい

人前で講義する機会があるのですが
何か緊張しないコツってありますか?と
質問を受けて、一番に出てきた言葉

接客業時代、教育指導の取締役マダムに
常に言われていた言葉です


大げさな演技ではなく
自分が目指す販売員像やトップセールスの方なら
どんな話し方や所作をするのか

その姿になりきりなさい
そのスイッチを持ちなさい

という意味です


それは身近な会社の憧れの先輩や上司だったり
芸能人(ドラマの役)だったり

自分の中での理想の姿を演じるということ


何度も何度も演じていくと
それが自分の「当たり前」になる瞬間がやってきます



女優になりなさいに込められた真髄は

他人と比べた自分がどうなのかじゃなくて
自分自身がどうありたいのかを知りなさいということ


初めての接客で
笑顔が上手に出せない
流暢な説明ができない

自分に自信が持てないから常に緊張していて
接客にもそれがにじみ出て
自信なさげで信頼に欠けてしまう


物を売る以上、数字はどうしてもついてくる

同僚との売上の差に落ち込んだり
その競争に疲れてしまったり


そんな自分と比べてあの人はすごいな、という考え方の軸を
“他人”から“自分”に戻しなさい

自分と向き合いなさいということ



何十年ぶりかに私の中から出てきた
女優になりなさいという教え

今の私に最も必要だな、と

これからどんな姿を理想としたいのか
久しぶりに女優スイッチを押そう



この言葉を再び口にする
質問をして下さった方に感謝です




販売員当時、
売上競争の疲れから抜け出せた言葉も備忘録として

「人と比べてもちょっと気分はいいけどたいして幸せにはなれないのよ
それよりもちゃんと自分と戦いなさいな 人とばかり戦っているとつぶれるわよ」
「泣いてもケンカしても傷ついても 品性だけは悪くなっちゃだめよ」
「いいわね 人を落とすんじゃなくて自分が上がるのよ」

『プライド』一条ゆかり


人を落とすのではなく自分が上がるのよという言葉は
私をトップセールスの域に連れていってくれました

言葉の力もかりて理想の姿への女優スイッチを✨




この記事が参加している募集

仕事について話そう

応援嬉しいです♡頂いたサポートは次は私が応援したい方へとお還ししていきます✨ありがとうございます♡