ブランド構築・プロジェクトマネジメントの思考と行動の型×50を大公開!
第三者の立場で企業のブランディングを支援する人向けの参考になればと思い、「ブランド構築・プロジェクトマネジメントの思考と行動の型×50」をまとめました!
こんな人に活用してもらいたいです!
ブランディングの仕事に関わる
・デザイナーやディレクター
・マーケター、コンサルタント
・社内でブランディングプロジェクトを推進する立場の方
なぜ、このような型をまとめようと思ったか?
社内やクライアント先でブランディングのプロジェクトを進めようと思っても、下記のような罠に陥ってしまうケースが多い・・・とのご相談を頂くことが増えてきているためです。
とくに、コンサル会社や制作会社など、第三者の立場でブランディングのプロジェクトにどのように関われば良いのか・・・と悩まれている方が多い印象です。
ブランディングのプロジェクトで陥りやすい罠
①全体像が見えなくなりプロジェクトが途中で頓挫する
②抜け漏れが発生してアウトプットの質が下がる
膨大な作業が発生するブランド構築のプロセスの中で、「今何をするべきなのか?」を考えるためのツールとしてご活用頂くことができればと思います!
ブランディングのプロジェクト全体フローは下記5章となっております。
※後半の5章は別途公開します!
1プロジェクト創出
2事前調査
3提案
4プロジェクト設計
5調査・分析
1-1ブランディングに対する考え方をまとめておく
1-2サービス内容や事例をポートフォリオ化しておく
1-3セミナーや書籍、メディアを通じて発信する
1-4ブランディングの必要性や重要性を伝える
1-5小さな相談から信頼を積み重ねる
1-6中長期での関係を築く
1-7ブランディングの機会を把握する
1-8アライアンス先から紹介を頂く
1-9満足度の高いお客様から紹介を頂く
2-1業界動向や競合状況を調べる
2-2事業内容やビジネスモデルを把握する
2-3ミッションやビジョンを把握する
2-4売上、従業員などの規模と成長過程を把握する
2-5グループ会社や海外展開の有無を把握する
2-6代表のブログやSNSからパーソナリティを感じ取る
2-7求人ページから人や制度、環境などを把握する
3-1代表及び意思決定者への直接提案を行う
3-2事前ヒアリングで目的を明確にする
3-3ブランディングの定義を相手とすり合わせる
3-4成功と失敗の定義を明確にする
3-5課題の優先順位を割り出す
3-6潜在的な課題も洗い出す
3-7短期的な施策だけではなく中長期戦略も提示する
3-8ケースに合った事例を提示する
3-9対応範囲や予算、期間を明確にする
3-10事前に協力体制をお願いする
3-11お客様側でメイン担当を必ず付けてもらう
3-12課題に対する施策内容はフェーズで区切る
3-13各フェーズごとに契約を分ける
3-14見積もりは細部まで出し明瞭化する
4-1両社混合のプロジェクトチームを作る
4-2キックオフMTGを開催する
4-3各プロジェクトメンバーの役割を明確化する
4-4KGI/KPIを定める
4-5決まっている範囲でWBSに落とす
4-6予算のすり合わせをしておく
4-7会議体を決めておく
4-8意思決定のフローを明確化しておく
5-1ステークホルダー、調査範囲を明確化する
5-2お客様の社内、現場に足を運ぶ
5-3インタビュー、アンケート、ワークショップを使い分ける
5-4調査対象者には事前に趣旨を伝える
5-5ネットリサーチ会社を活用する
5-6社内インタビューはキーパーソンを選出する
5-7社外インタビューはキークライアントを選出する
5-8アンケートに定点で計測できる項目を入れておく
5-9ワークショップは4つの目的で実施する
5-10タッチポイントを洗い出しファネルごとに並べる
5-11ユーザーシナリオに沿って体験してみる
5-12レポーティング内容はディスカッションで精度を上げる
前編は以上となります!
今回のイラストは、@RihoNakaoka さんに描いてもらっています。
ぜひ、ブランディングのプロジェクトを進める際に参考にして頂ければと思います。
後編もお楽しみにお待ちください!
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