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V33 為になる本『リーダーの為のFBスキル』

by 服部周作 事業再生コンサルタント


序章 成長も成果もフィードバック(FB)しだい

〜リーダーになってからでは遅すぎる〜


第1章 良いFBの為の基本

◎ とにかく「成長」にフォーカス、評価ではない
  成長マインドセット

◎ FBで「成長」し、組織の業績も上がる
  成長の仕組み化

◎ 良いFBの為の基本
  ピープルファースト・優先順位付け(3つに絞る)・集中力

◎ 相手に本当に役立つFBとは?
  具体的・測定可能・達成可能・関連性・タイミング( SMART)

◎ FBのタイミングとは?
  「気づいたら即FB」適用事項は
  マナー・仕事のプロセス・仕事の品質・人格
  (人格項目は時間を要する)

第2章 インパクトを高める「フィードバックループ」


観る

=事実だけに着目する

聴く
=聴く姿勢、相手にわたしは聴いているよ、ここにいるよ
 とアピール

感情を伝える
=率直に伝わる、摩擦を和らげる、
 こまかく伝えることで抽象度が和らぐ、
 インパクトを高める、相手の本音がわかる。

行動を促す
=すぐに改善できることから言う、
 期待値を言う、褒めて強化する、
 できないときは原因を探る

point は信頼!
信憑性+確実性+親密性/自己主張を下げる

第3章 質と量を増やすチームラーニング

【4つの事前FB】

1、全体像の確認
  質を高める為のステップバック
2、強み、弱みの共有
  ホワイトボードに書き出す(互いの特性)
3、ワークスタイルの共有
  役割分担や個々の対応
  望ましい仕事の進め方は?
  ホウレンソウのありかたは?
  ワークライフの理想は?
4、フォローアップ(まとめ)
  
それぞれの成長ゴールの確認

第4章 会社の仕組みとしてのFBの必要性と意義

・継続的な視点で成長をチェック
・個人と会社のシナジーを図る
・成長は運ではない
・評価シートは(FBメモ)資産全社で共有して資産

第5章 指導力の高いリーダーの利点

・上司から認められる
・部下からも慕われる
・仕事ができる人として求められる
・観察力が磨かれる
・積極的に聴く力が磨かれる
・人の気持ちを敏感に察する
・強みや弱みを把握でき、的確な指導ができる

さらに、

・働く周りの人に、高い目標や要求ができるようになる
・チームのマネジメントがラクになる
・仕事の効率やアウトプットを何倍にもできる
・共感力、影響力、統率力、創造力などの素養が高まる etc

   FB力のあるリーダーの特徴

1、落ち着きがある
2、相手の主張をしっかり聞き、
  共通概念を形成している
3、説明がうまい
4、メッセージに一貫性がある
5、あるべき論を語るが、
  そのギャップについても考えている
6、一気にやらず、優先順位やタイミングを
  見計らっている
7、今後のキャリアや将来に向けて考えてくれている
8、あなたのことを、親身に思ってくれている、
  それが伝わってくる
                            

kentakunte私見

本書は、FBの目的(着地点)は部下の育成、成長である!
仕事のダメ出し?指導や説教?評価?では、決してない!と明言!
『リーダーの為のFBスキル」と題して、明確にFB導入法を示している

育成力を発揮すべきリーダーがFBを通して、『人を急速に成長させる」
FBの目的は部下の育成であり、その実行のループは
 1、観察する
 2、相手の話を聴く
 3、感情を伝える
 4、行動を促す 

話は代わるが、弊社は、今春、『Green File』(企業としての生きる場、生きる力、生きる価値を育む道標)を上市する。 『simple force』はまた、人としての道標でもある。

その内容は、
1、目指す企業の使命・ VISION・VALUE
  +我社(企業各社)のモットー
2、本人を含めた集合写真(絆づくり)
3、新入社員用のシンプル思考
  マンダラチャート1、(My Vision設計)
4、シンプル思考評価表(FBメモあり)
5、DADADA評価表(FBメモあり)

etc
この『simple force』による企業メリットは
★採用コスト1/2、
★成果2倍
★QOB( Bizの質的向上)魅力企業への進化2〜3倍

採用企業は、企業の質を向上させ、採用難や短期離職者増に困っておられる企業の打開策、魅力ある企業づくりを目指す企業にする武器である。その中に、2種の評価表があり、どちらにもFBメモ欄が用意してある。

本書でご教示されている如く、評価の目的はあくまで評価ではなく社員の成長を促すことにある。 すなわち、上司・リーダーは観察し、聴き、行動を促すことで、部下の成長と成長による成果を実現する(仕組み化)

そのタイミングに本書を得て共感し、人の成長を実現する自主訓練ともいうべき第3章「質と量を増やすチームラーニング』、リーダーになってからでは遅い!FB訓練の重要性に共鳴しています。大いに参考になります!正に、成長も成果もFB次第!深謝!

2024,Mar. by kentakunte 


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