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V37 為になる本『風のSylph』

〜いにしえの、だが鮮明な〜
〜ひるぜん『妖精の宴』に想いを馳せつつ〜
〜もう一度訪ねたい街角と食〜

Lake Okanaganの畔のwoodyなベンチでオゴポゴ・ハンバーグ
を頬張りながら、春先のまだひんやりとする風。
ここは、Canada BC州Penticton市、干し草を収集する細い紐を
Canada全域の酪農家に届ける意欲満々のJapanese boy

陽光に煌めく湖面から目を離さないのは、Nessie(Scotland)の
子どもOGOPOGOがいると宿のfrontstaff からの情報ゆえ。
貴重な Sundayをほぼ使い果たした1974、Spring(Penticton Wine
で食べた安宿でのDinerが美味だったのは、どこからともなく
集まったきた近隣の人との語らいとpoolbarのせい?)

数年前にPrivateで放浪CampしたLake Louise(アルバータ州バンフ)はカナディアンロッキーの厳しい渓谷が美しかったが、Okanagan湖は身近かで温か味のある親しげな湖。ピクニックに最適?

1980年San Diegoに居た赤松先輩とメキシコ国境の町ティファナの
旅は、異次元の世界。マリアッチの喧騒の中でトルティーヤ、タコス、ブリトーは汗だくで食べた。SanDiego帰途の道はまるで原野の佇まい。もちろん舗装はない!国境の検問を親しく感じた初めての体験。

夏のHelsinki, 港のバザール、お花や果物の台車、お買い物客の
明るい笑顔、路面電車で2〜3駅の辺りだったと思うがマリメッコのお店のお隣の飯屋さんでいいかな?と覗いたら清潔そうなエプロンを羽織った女性が、目で誘ってくれた。笑顔とランチとコーヒー。夕方また来ようかな?? 1978年summer

Swedenの南端の町Malmoeから車で15分。バルト海に面したYstad
という漁師町。出来たてのヘリングのhot smokeを新聞紙で包んで
岬の突端で食す。バイショー、オラウソンと3人でオジンjokeを戦わせつつ。かっては海上交通の要衝で、シェイクスピアの戯曲
『ハムレット』の舞台さながら、名セリフ To be、 or not to be,that
is the question!を口ずさみつつ・・・

その晩は、後に北欧サスペンス小説Hotel Saboy  Malmoeに宿泊した。
対岸西方にKronborg城がある。
コペンハーゲン港に着くなりまず飛び付くのがヘリングの酢漬け。
ベルギー国境近くのLille(リール)で初めて食べたエスカルゴは
大きくて美味。白ワインによく合う。

Paris街角のノルマンディー産Oyster,レモンで食べると初めて知った。
woollen mill で有名なSt.Andrews経由 Ness湖へ、宿はいつもの
Dundee郊外のOld Mansion House.grass courtのあるいかにも田舎風の快適な宿。北にCooperAngus, BlayerCathleがあり、丘を越えてInverness(Ness湖の入り口)へ、 どの運転手さんもお顔は湖面を向けている!
英国の夕食のメインは決まってホースラディッシュたっぷりのローストビーフ。fish & chipsは有名な割に味は好き好き。
僕は宿の女将お手製のsunnysideupの卵焼きの方が好き!

さて、どうしても残したいヨーロッパの食は、ドイツ!ヒューンハイムの5月の美食、マインマルクトでゲットしたホワイトアスパラのバター炒めキッコーマン・ソイソースを2滴垂らしただけ!
現地在住の瀬田さんと奥さんの手料理!帰国して北海道から取り寄せたホワイトアスパラでは、あの味はできなかった。simpleは実は
技と知った!

少しばかり AFRICAも覗いてみよう。
当時最大の面積を誇っていた Sudan.首都ハルツームは青ナイルと
白ナイルが合流する場所。
休日に現地大使主催のゴルフにお誘いいただいた。土漠。毎回
ティーアップ。落下点はボンと土煙が上がる。
グリーンはoil sandを円状に葺いてあり、毎回2mtrのパター。

食は試しに市内のレストランらしき建物で食べたが、中身不明、味不明、見目怪しい。食事は唯一ハルツームHILTON Hotelで食べ直しが無難。

もう一つのAfricaは、カサブランカ。大西洋の夕日はこの上もなく
黄昏る。ハンフリーボガードでなくとも、イングリットバーグマンがいたら、シャッターを押したくなる景色と佇まい。
時の過ぎるのを忘れてしまう。

帰りに立ち寄った、イベリア半島最西部のポルトガル首都リスボアは、海鮮料理の宝庫。大皿に山盛りのカニカニカニ。ポートワインで流し込むにはもったいなさ過ぎ!
毎晩カニづくしで幸せな滞在期間だった。リスボアの夜は更けゆく!

追伸)なんだか、エッセイスト西野鷹志さん(函館ロープウエイ)
に少しばかり近づいたなどと勝手に悦に入っていますが、悪しからず!


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