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ダビデ像(1日1雑学)

イタリアはフィレンツェ、
ルネッサンス芸術を代表するダビデ像ですが、
目がハート型になっているとご存知でしょうか?

一気にパチモン感出ますが、
れっきとした事実です。

誰かに恋をしていたのでしょうか?

否、実はこの当時はまだハートマークが
愛を示すマークとしては
使われていませんでした。

ハートマークが使われているもので
すぐに思い浮かべるトランプも、
当時はまだありませんでした。では、
このハートマークの意味は何なのでしょうか?

それは、戦いに向かう、みなぎる闘志を
表現するために、瞳に差し込む光を
彫り込んだものと言われています。

像は巨大なため、実際に見る人は下から
見上げることになるので、見える角度や
顔の陰影を計算して彫ったものがたまたま
ハートマークになったというものだそう。

なんだ、恋をしていたわけでも、
隠されたメッセージがあるわけでもないのか、
とガッカリされた方もいらっしゃるかもですが、実際にダビデは戦いへのみなぎる闘志を
瞳に宿しており、見る人に勇気を
奮い起こさせるほどの迫力です。
それを計算尽くして彫り込んだとしたのなら、
それは驚くべき技巧と才能だと言えますね。

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