【短文】おしゃべりな人は、自分がしゃべりすぎている自覚がない

えー、今さらですが慈岳です。
直近でですね、1人の人に2時間掴まりました。

お寺勤めをしていますと、聞き役に徹するか話し手に回るかが比較的ハッキリしており、コミュ障ASDでも勤めやすくはあります。前者であれば仏事相談、後者なら法話が、一般の方々には分かりやすい例えかなと存じます。

しかし、そのどちらにも属さない『非日常』の環境で、『普段接することがない人』とおしゃべりたいだけの人も一定割合でいらっしゃいます。その率は物事に絶対はないとして9割、しゃべりたがるのは女性ですね。

さて、そんなおしゃべり女性と私との『おしゃべり割合』は、大体90:10に設定しています。

私はほとんど相槌係で、おぉとかあぁとかへぇとかなるほどとか言ってるだけで(過多な情報処理に忙しくてアウトプットできないw)、相手はメタクソにしゃべります。

社会慣れしてパキッとしている女性は、会話の目的をきっちり設定して必要なことだけ話されますが、おしゃべり女性は話題がデタラメに移動しまくるし論理の飛躍も普通にする。こちらの脳ミソの疲弊を知ってか知らずか、おしゃべり女性は気にしません。

そうした方のお相手も仕事なので良いのですが、困るのがマシンガン的にしゃべりった挙げ句「私に『全然』しゃべらせてくれなかった」と不満を持つ女性がいること。

彼女らはデフォルトの『おしゃべり割合』90:10であるところを、85:15にされたら怒るんですよ。

明らかに発言量の配分おかしい。『全然』の意味とは。
ナチュラルボーンおしゃべりハラスメンターですかね?

でも、彼女らは『差分の5』をしゃべれないとムカついて、『全然』とのたまう。おしゃべりの自覚がある女性は、一度自分と誰かの会話を録音し、文字に書き起こしてみれば良いかと思います。

まだ大阪にいたころ、おしゃべりが過ぎるある女性に了解を取って、「いつも通りに話してね」と音声データを取り、文字に起こしたことがありました。その結果……。

1人で9割まくし立てておられましたw

その女性は以後、おしゃべりを意識的に控えるようにしたようで、約1年後に同様にデータを取ったら発言量が75%に減少。しかし彼女いわく、

「慈岳さんと『ほとんど』話せなくなった気がする」

7割以上も発言していて『ほとんど』ときた!
おしゃべり病はだいぶやばい!

人間は基本的にしゃべりたがりで、女性にあってはそれが顕著です。しゃべりすぎるのも『コミュ障』ですから、あまりやりすぎないようにご注意ください。ブレーキ掛けすぎるくらいでちょうど良いですよ。

それではまた!

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