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AWSのスタートアップ支援内容(AWS Activate)についてまとめてみた



はじめに

スタートアップでインフラをAWSにするときに利用できるAWS Activateと呼ばれるスタートアップ支援プログラムがあり、全てのスタートアップにとって有用そうなのでまとめてみました。

基本的にはこのページに記載ある内容とAWSのコンソール画面から抜粋しています。

AWS Activateクレジットについて

AWS Activateは2種類に分かれてい流みたいです。

アーリーステージのスタートアップ向けの AWS クレジットパッケージ

Activate Fouders

  • クレジット金額

    • 1,000 USD (15万円)相当

  • 申請条件

    • AWS Activate クレジットを使用したことがない

    • 自己資金で運営している、またはプレシリーズ B で資金調達した

    • 完全に機能する企業ウェブサイトがある

    • 直近 10 年以内に設立された


Activate Portfolio

  • 金額

    • 最大 100,000 USD(1500万円) 相当

      • Tierによって付与される金額は異なる。

  • 申請条件

    • アクティベート・プロバイダーに関連付けられ、組織IDを持っている。

    • 合計で 100,000 USD 以上の AWS Activate クレジットをこれまでに引き換えたことがない

    • Activate プロバイダーから同等以上の価値の AWS Activate クレジットを以前に受け取ったことがない

    • 自己資金で運営している、またはプレシリーズ B で資金調達した

    • 完全に機能する企業ウェブサイトがある(普通に自社HPがあれば大丈夫?)

      • 直近 10 年以内に設立された


申請方法

AWS Activate の申請方法は以下の通りです。

1, (もしなければ)AWS アカウントを作成する

  • Activate の特典を利用するには AWS アカウントが必要になるのでAWSアカウントを作成する

2, AWS Activate のページにアクセスし、メンバープロファイルを作成する

  • AWS Activate クレジットを申請するには、ここをクリックしてください

  • Activate メンバーでない場合は、まず基本的なプロフィール情報を入力して AWS ビルダー ID を作成する。

  • 申し込みは数分で完了する

3, 申請するプログラムを選択する (Founders または Portfolio)

  • Founders: 設立10年以内、出資を受けていないスタートアップ向け

  • Portfolio: Activate プロバイダーと提携するスタートアップ向け

4, 必要事項を入力する

  • 会社のウェブサイトや LinkedIn プロファイルなどの情報を入力する

  • Portfolio の場合は提携する Activate プロバイダーの組織 ID も入力する

5, 申請の承認を待つ

  • 申請の処理には平均7~10営業日かかる

  • 承認されるとウェルカムメールが aws-activate@amazon.com から届く

6, 承認後、AWS Activate コンソールにアクセスし、クレジットの申請や各種リソースの利用を開始する

  • AWS Activate クレジットは、申請承認メールを受信した時点で、自動的に AWS アカウントに適用される。

  • AWS Activate クレジットはお客様のアカウントに自動的に適用され、対象の AWS サービスの毎月の請求額と相殺される。



その他の特典


AWSのクレジット以外にもActivate利用中のスタートアップは外部サービスも無料や割引特典があるみたいです。Activate メンバー限定オファーと呼ぶらしい。
お勧めとしてmiroのクレジット1,000USD、Notion Plusが6ヶ月無料、5,000USDのMongo DB Atlasのクレジット、Slackが12ヶ月間30%オフなどがあるみたいです

それ以外にもZendesk, Stripe, Datadogなどもあり、合計で最大 800,000 USD 相当になるらしいです(すごい)


クレジット以外にも支援内容はあるみたい、日本版だとこの動画で紹介されています。


不明な点がある場合は私に連絡をいただいても回答ができないので、以下よりAWS担当に連絡してみてください。



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