高学歴ニートが小笠原諸島に行った話

2022年11月10日(大阪から東京へ)

 クソみたいな飲み会に参加してしまったことを反省しつつ、大阪発東京行の深夜バスに乗り込んだ。
親睦会とは名ばかりの選考会だったから、参加なんてしたくもなかったけど、仕方なく飲み会に参加した。何を話したのかなんて覚えてないし、深夜バスの集合時間には間に合いますようにと天に祈るばかりだった。
もちろん代金は人事のお偉い方が支払ってくれるけど、自分で支払って、うまかったとかまずかったとか自由に言いたい。人に奢ってもらうとその食事は「美味しい」ものになり、記憶からも消えてしまう気がする。
そんなことを考えながら、深夜バスの一番後ろの席に着き、バッテリーが80%を切ってしまったスマホを充電しつつ、ペットボトルの水を口に含んだ。
 
 バスの一番後ろの席だったので、休憩時間でも自由に動くわけにはいかず(案外そういうところは気にするタイプなので)、トイレに頻繁にいかなくても良いように気を付けた。
となりの大学生グループは意外にも大はしゃぎすることなく、バスが1つ目のサービスエリアを出発した後すぐに寝始めてくれた。
静まり返った社内で、これから向かう小笠原諸島までの行程を再度確認し、とりあえず無事に小笠原につけばなんとかなるだろうと自分を鼓舞する。
ちなみに小笠原でしたいことは特に無く、なんとなく行ってみたいと思ったのがこの旅行のきっかけである。
とはいえ、人生初の一人旅だったので、気合は十分だが、コロナの影響もあったため、ネットの体験談ばかりに頼るわけにもいかなかった。
この記事はちょうど1年前の体験を思い出しながら、適当に書いていこうと思う。

飲み会の間のコインロッカー代金:500円(梅田)
飲み会代金:0円
深夜バス代金:4,200円
コンビニで水:100円




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