通っていた学校のホームページに合格体験記が掲載されました。
これからチャレンジする方の参考になれば幸いです。
55歳初チャレンジ41点一発合格でした。

2023年宅建士試験　合格体験記

夢をかなえるために

Ｋ　・　Ｋ

２０２３年　完全合格コース・入門パック受講
２０２３年　宅地建物取引士試験　合格


『本気』になるまで
私はこれまで住宅販売の仕事に関わっておりました。数年前あるコンサル会社のセミナーを受講する機会があり、その時に自分が将来なりたい姿を真剣に考えたことがありました。それがきっかけで夢を実現するために何をしたら良いのかが何となく見えてきて、そのためにいつかは宅建士の資格を取得したいという気持ちを持ち続けていました。

しかし、忙しく毎日を過ごし気づくと50代半ば。「いつかは・・」なんて言っている場合なのだろうかという思いがくすぶっていました。そんな時突然脳梗塞を発症しました。幸い詰まった場所が良かったようで、２度の発作にも関わらず１ヶ月ほどの自宅療養と、飲酒と運転の自粛で済み、後遺症もなくまた元の生活に戻ることができました。（その後飲酒も運転も許可！）

その時、人はいつか死ぬこと、いつまでも健康でいられることが当たり前ではないことにようやく気づき、数年くすぶっていた将来の夢実現に向け宅建士資格取得熱が一気に燃え上がりました。


『本気』になったら！
以前通信で宅建試験の勉強を試みたことがありましたが、テキストに目を通したのはたったの３ページ。自分は決められた時間に授業を受けなければ続かないと判断をして、数校資料請求や実際に話を聞きに行きました。

動画だったり対面授業だったりとさまざまでしたが、年齢的に動画だけではきっと理解ができないだろうと対面の学校に絞り込み「〇〇学校　静岡校」に話を聞きに行きました。
その時初めて〇〇先生と出会いました。熱心に説明をしてくださる姿に先生の誠実さが伝わってきました。
〇〇講師の生講義
〇〇先生は愛知県民の私からすると、とても魅力的に静岡弁を使いこなされていて、それも楽しみの一つでした（笑）。　免許証（に見立てた紙）を破ったり、近所のじーさん話を例えにされたり、思わず笑ってしまう語呂合わせなど、強烈なインパクトで記憶に刻み込んでくださり時折その光景を思い出すことができてとても助かりました。

毎日学習内容を整理していた「一発合格シート」ではかわいいスタンプやシールと共に温かい一言コメント書いてあり、（この勉強方法で合っているのか、学習量は足りているのか）と迷いが生じた時、とても励みになりました。

最初から一貫して「必ず合格する！」と言い続けてくださったのも心強かったです。何度も同じ問題を間違えたり定例試験の点数が悪かったりすると、「もう合格できないのではないか」とマイナスな気持ちに傾いて行きがちでしたが、何度も〇〇先生の超前向き思考に助けて頂きました。
学習期間中、モチベーションを保ったまま勉強をすることができたのは〇〇先生のおかげだととても感謝しています。


愛知県から静岡校へ通学
試験直前期には会社を辞めて地元愛知へ帰りましたが、やはり〇〇先生の元で最後まで勉強したいと思い、１ヶ月間は週に一度片道２時間かけてあえて静岡校へ通いました。
（※受講期間中の転校制度があります。）

その頃になると勉強も佳境に入り、問題を間違える事で再度テキストを確認し、自分が間違えた理由まで理解することでしっかり頭の中に叩き込める事がわかり、苦手項目をピックアップして何度も繰り返し問題を解いていき、頭の中で整理できていない項目は先生に教えていただいた「弱点強化ノート」にまとめる作業に没頭しました。

最初は殴り書きのようにとにかく書いていましたが、気付くと全然頭に入っておらず、やり方を変えて見返してもわかりやすいように「綺麗に」「丁寧に」「色分けして」まとめるようにすると、不思議なくらい記憶できるようになりました。先生のアドバイス通り、時には図書館へ行ったりと場所を変えることも良い刺激になりました。


本試験
１０月１５日の試験当日は前日までの雨予報から打って変わって雲一つない晴天でした。
〇〇先生の名刺と頂いたキットカット（きっと勝つ）をペンケースに入れて会場へ向かいまた。
試験会場の席がいつも授業の時に座っていた、「最前列の窓際」と全く同じだったので、すぐに先生にメールをすると「いつもと同じということですね」と返信をくださり、おかげで落ち着いて試験に挑むことができました。

そしてなんとなんと！　最後の授業の時に先生が黒板にまとめて書いてくださった「電磁的方法」が思いっきり問題に組み込まれていたではないですか！！神かと思いました。


受験勉強を振り返って
人生半世紀以上生きてきてこんなに突き詰めて勉強をしたのは初めてでした。振り返ってみると一言、楽しかったです。職場の理解と協力もあり、授業の日は早退させてもらったり、始業前、昼休憩に自習できたりと好条件だったのもありがたかったです。

26歳の娘も「試験当日頭が真っ白になってしまった時の対処法」を調べてくれたり、周りに「私の母は毎日勉強していて偉いんだよ」と自慢してくれたり（プレッシャー大！）、時には「不安は勉強をする事でしか解消できない！もっと学習時間増やして！」と飴と鞭をうまく使い分けてくれていました。


宅建士　みごと合格！
辛くて不安で涙が出た時もあったけれども、自分で決めたこと、もう後戻りはできないし、夢をかなえるためには合格するしかないと踏ん張って最後までやり通しました。無事合格し、今一番強く感じるのは「やり抜いた」、という達成感です。一番の強敵である自分に勝ったという気持ちです。

今までの人生、言い訳をして自分の忍耐力の無さを正当化して逃げてばかりだったなと大いに反省もしました。もし今後辛く厳しいことが目の前に立ちはだかったとしても、今回の経験を思い出すことで乗り越えられるような気がします。

新しいスタート！　
今月から新たな職場に転職しました。
夢を叶えることができるよう、まずは基礎を身につけて行きます。
これから第二の人生が始まります。





あとがきにかえて
〇〇先生、お互いお酒はほどほどに、いつまでも元気で人生楽しみましょう。
先生のおかげで人生観が変わりました。
お世話になり本当にありがとうございました。
（キンキンに冷えたビールで乾杯しましょう！笑）


K・K様へ
宅建士試験の合格　おめでとうございます！
Ｋ・Ｋ様の益々のご活躍を祈念しております！
『必ずワンチャンある！　楽しみながらがんばる！』
　　　　　　2023年12月7日
担当講師　〇〇俊一・スタッフ一同