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浮体式原発


6月に入りました。
梅雨入りたかと思うと、いきなり大雨で驚きましたが、降りやめば青空。なんだか、ほっとします。

本日は、先日の新聞記事で見つけた「浮体式原発」について感じたことです。

✳︎2023年5月24日日経新聞

記事によれば、「浮体式原発」は浮体式原子力発電所、の略称。
この記事を読むまで、そんなものがあることを知りませんでした。
記事の趣旨は、英国の開発プロジェクトに日本企業が参加する。実績を積んで、いずれは日本で展開する可能性がある、というもの。

特徴は、
・海上ならどこでも設置でき、浮かんでいるので、地震の影響を受けにくい
・陸上より建設費用が下がる
・脱炭素。作り出した電気で水素やアンモニアをつくる  
など

皆さんは、この浮体式原発、ご存知でしたか。
私がまずもった感想は、
 ・確かにそうだ。原発を陸に作る必要はないな
 ・万一の時のリスクを小さくできる
 ・いずれ水素発電につなげるため、海水を
  ほぼ無尽蔵に、容易に利用できる
 ・費用も下がるなら、マイナスが何もないな
など

そして、聞いて感心したけど、自分では決して思いつかなかったな、です。

私は、原発、洋上風力発電、水素発電、アンモニア発電、など、要素の一つ一つは知っていても、浮体式原発という発想などできませんでした。
でも、どこかに、考えつき、実現した人がいます。

多様な経験、知見、視点をもつ人たちが交流し、意見交換し、アイディアを産み出すことには、やはり価値があります。

1+1を2以上にする、人類の持つ力だな…などと感じつつ、その記事の近くの記事が目に入りました。最近、毎日見る、対話AI「Chat GPT」の記事です。

もし、この「Chat GPT」に、まだ「浮体式原発」が考案される前に、様々な要素を伝え、新たな発電方々を考えてみて、と頼んだとしたら、どんな回答が得られたでしょうか。
皆さんは、どう思われますか?

仮のお話で、正解などありませんが、私は思いました。どっちでもいい。

浮体式原発のような未知のアイディアまでも、過去の知識の足し算だけで出せるなら、それもよし。参考に見て、更なる思考の材料にする。

未知のアイディアは無し、ならば、人類の集合知や想像力、創造力に自信を持って、更に産み出し続ける。

いずれにせよ、これからも出てくる便利なツールを活用し、人の力を高め、社会、世界をもっともっとよくする。
そういう見方、考え方、生き方をしなければと改めて思いました。
では、「Chat GPT」、おずおずと使ってみますか…


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