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よし、ならば海中に都市を築こうではないか


この記事は、ボドゲ紹介アドベントカレンダーの20日目の記事です。

昨日はNAOさんのヘゲモニーの記事でした。株経済ゲーム会で立てようとされていたところ時間が許さず入らなかったのですが、めちゃめちゃ面白いことは間違いなさそうなのでやってみたい!競いながらも協力関係にあるっていいですね…。

さて、


話題のボードゲームの旬ってすぐ過ぎてしまいますよね。

Twitterで皆が遊んでいたあのゲーム、賞を取ったあのゲーム、あの子と遊びたいあのゲーム


どんどん出る新作に埋もれて、話題のゲームを遊び逃してしまうこともしばしば。

いつ遊んでもいい名作ゲームは遊ぶ機会があっても、2〜5年前のゲームはなかなか遊ぶ機会がなくなってしまうこともありますよね…。




今日紹介するゲームは、旬は過ぎてしまったけど、遊ぶなら今!!のゲームです。




ウラジミール・スヒィ作

「アンダー・ウォーターシティーズ」




スヒィはチェコのデザイナーで、他作品はシップヤード、パルサー2849、プラハ、メッシーナ1347などがあり、好きなゲームデザイナーの1人です。



アンダーウォーターシティーズは2018年のゲームで、日本語版は数寄ゲームズより2019年に発売されています。



ストーリー(ミロ解釈)

近未来、人口が増えすぎてしまった地球、地上や火星に、もはや土地はなく、もう海底に都市を作るしかな〜い!
と海底に都市を築くことを任された我々。
適切なマネジメントをして、トンネル、ドーム都市、海洋施設の建築など、都市の発展を目指して頑張ろう!


というゲームです。

いわゆる重ゲーで、インスト1時間、1人あたり45分程かかります。


1回目ルール読みながら4人でやって5時間、2回目経験者3人拡張入りで4時間かかったので、プレイ時間はけっこうかかります。慣れればもっと早いかな。


ゲームシステムはハンドマネジメントとワーカープレイスメント。

ワーカー型のワーカーはいないのですが、12種類あるアクションは各1人しか打てない、という形です。

強いアクションと、その下位互換のアクションがあるのですが、やる意味あんのか?!ってくらい下位互換に感じるので、先取りで悔しい思いを何度もした…ワーカープレイスメントの要素がけっこう強いと思いました。

アクションボード


1度ルールを理解すればやることはシンプルで、手番順トラックの通りに①アクションスペースに入る、②カードを出す、③アクションスペースの色とカードの色が一致していたらカードのアクションも打てる、④永続効果などを解決する


を3回×10ラウンド繰り返します。そのうち4と7のラウンドまたぎに生産が起こって収入を得られます。


カード効果のアクションはアクションスペースと色が一致していれば発動。これがミソで手札のアクション打ちたいのにボードのアクションは全然やりたくない、また逆も然り。で悩ましいポイントとなってます。


海底都市の建築は手元のボードにしていきます。

トンネル、都市、建造物の3種類が建物で、資源を払ってルール(初期都市につながる等)に従って配置します。

都市がスベスベでかわいいです

建築物の配置ルールは最初ちょっと分かりづらかった…かな。生産は初期都市と都市とトンネルどちらも繋がっていないと発生しないとかは最初のプレイでは見落としてたかも。


カードは近未来イラストでカッコいい感じ。

人間を見下すイルカ

こちらも3色、強いカードアクションと、普通のアクション、それほど強くないアクションがあり、優劣がアクションスペースとは逆になってます。


基本はこんな感じで、これから拡張のことを褒めます。


拡張ですが、入れられるなら最初から絶対入れたほうがいい拡張!


良くなったところ

◯個人ボードがダブルレイヤーになって4枚追加された

基本はペラペラの紙1枚でドームも建物も滑るし何回も崩して事故ってたけどダブルレイヤーになったことでそれが軽減された!(でも崩す)

これが一番よかったことじゃないか?


◯カードが増えた

一時代に20枚くらい追加された。凄く強い!ってわけでないけど、他のカードとのシナジー効果が高まったようです。


◯個人秘書が強化されて有能になった

あのむかつくイルカはじめとする個人秘書のアクション、1金か1鉄もらう、だったのが永続効果が最初からついたわりと強めの個別能力になっている!これは最後まで使いました。

タコが部長になれる世界


◯博物館

建築したときのボーナスで、博物館という要素が増えた。これは最初の個人ボードの選択で入れるか入れないかを決められます。入れたほうが得点が伸びるので入れて損なし。


あとは主要都市も増えてます。主要都市が増えるイコール得点が増える。100点超えます。

どんなゲームも、ラウンドトラックを一周以上回ると気持ちがいいね!




以上がアンダーウォーターシティーズ+拡張 新たな発見です。




こちら2018年のゲームで、最近まで再販なく持っている人に遊ばせてもらうしかありませんでした…。というか面白い噂だけ聞いていて遊んだことなかった。



しかし!数寄ゲームズさんより基本は今年の1月に、拡張は10月に再販されており2023年12月時点で購入可能となっております!!(回し者ではありません)

The One Hundred JP2023 にてランク外から33位に返り咲いた今!

旬は過ぎたけど、手に入れるなら今、遊ぶなら今のゲームだと思っている。


ぜひ、海底に都市を築こうではないか。



余談

ぐらさんが企画してくれるアドベントカレンダー、毎年楽しく読んでいて、私も参加したいなーと思い、2年前から妄想で記事を書いていました。

公開するつもりで書いてないのて、画像などなくお見苦しい所もありますがせっかくなので貼ります。

2021年 陰謀に魅せられ


2022年 健康になるボードゲーム

明日はコヨさんのKLASK世界大会についてです!

KLASKグループでのレポを見ていたのですが、ものすごい楽しそうでした。果たしてあの話は聞けるのか!

日本代表、こうへいさんの活躍はKLASKの公式youtubeで見れるのでぜひ見て見てください。



ではまた〜。




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