加点方式で相手を見る

最初から全てが整っているという人は少ない

たいていは欠点の方が多くある

始めこそ悪い印象のあった人が

実はこんな一面もあったのだと

あとから良い部分を度々発見することで

その人に対しての見方が変わる

印象が180度変わってしまうのだ

不良の人であればあるほど

更生していく過程が興味深い

たいていは心に闇を抱えていた為、そうなってしまった

つまり本当の自分として生きられていない

一つ一つ心を解いていく度に

隠されていた性格が顔を出す

作りものではなく、感情を伴った本来の笑顔に戻っていく

相手のマイナス面を見つけて非難していくのではなく

マイナス面を受け入れて、相手を信じていくことで

信じてもらえた相手が心を許していき

いつのまにか素敵な部分(素の人柄)が垣間見える

そうやって日々気づいた良い部分を加点方式で積み上げていくと

初めの頃の悪い印象はだいぶ薄れている

もはや良い人過ぎるのではないかと錯覚してしまう

これが加点方式の良いところであり、誘惑に悩まされるところでもある(異性に対しては特に)

どんな人に対しても良い部分を見つけていくことが、居心地の良い人間関係には必要だ

加点方式を意識して、これからも人と関わり続けたい






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