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Winning Post 10 コマンダーインチーフ 系統確立

史実の コマンダーインチーフ について

父:ダンシングブレーヴ
母:Slightly Dangerous(母父:Roberto)

本馬は父:ダンシングブレーヴが欧州に残してきた産駒で、イギリスで調教を積みます。
5月18日と競走馬にしては遅生まれで、デビューも3歳の4月までずれ込みます。3連勝でエプソムダービー(英ダービー・GⅠ・2400M)で挑みます。ジョッケクルブ賞勝ち馬:エルナンドとの叩き合いとなり、3/4馬身差で勝利を収めます。その後は、愛ダービー(愛国・GⅠ・2400M)を1着、キングジョージⅥ&QEDS(英・GⅠ・2400M)で3着となり、このレースを最後に現役を引退します。

現役引退後は、日本で種牡馬入りします。
初年度からアインブライドが阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神JF)を制し、GⅠを送り出すことに成功します。
産駒は、芝・ダート不問で距離も幅広く出て、人気種牡馬となります。
2007年に骨折により、予後不良の処置がとられました。
後継種牡馬としては、レギュラーメンバーやラスカルスズカが種牡馬入りしましたが、そこから大物産駒は出ずほぼ途絶えた系統です。

Winning Post 10 におけるコマンダーインチーフ

コマンダーインチーフ_血統
コマンダーインチーフ_親系統
コマンダーインチーフ_因子

2代前の親系統は、ノーザンダンサー・ターントゥ・ヘイルトゥリーズン・レイズアネイティヴの4系統で、系統の被りはありません。
今回は、上から1つめのノーザンダンサー系がリファール系に、上から3つめのヘイルトゥリーズン系がロベルト系に変化しています。リファール系は、ダンシングブレーヴとアルザオ(ディープインパクトの母父)を確立して、親系統に昇格させました。ロベルトについては、リアルシャダイとブライアンズタイムを確立して、親系統に昇格させました。
能力因子は、勝負根性と柔軟性の2つです。
系統特性は、父から無系統を継承します。ただし、ロベルトの確立もしくは、1984年以降のシナリオではST系に変化します。

系統確立の条件について

スタートシナリオ:1973年
引継ぎデータ:なし
DLC:不要
難易度:中
 少し自家生産するほうが安定して確立できます
確立年:2012年
確立条件:日本5% or 世界2%
確立リミット:2007年
 Private種牡馬として購入すれば、2018年まで寿命を延ばせます
 自家生産をして短期決戦で決めきるほうが箱庭には負担がかかりません

具体的な確立方法について

まず、繫殖牝馬を集めます。
ミスタープロスペクター系やナスルーラ系もしくはマイナー血統の繫殖牝馬を集めました。2007年から5年間で15頭ずつ種付けしています。ノーザンダンサー系やヘイルトゥリーズン系でも血脈活性配合が成立していれば、インブリードの危険度をある程度抑えることができます。

繫殖牝馬はキングヘイローと供用です

スイートラブ(父:テスコボーイ)との間に2007年に生まれた産駒です。成長型:早めを活かして、2歳GⅠを制しました。その後は、NHKマイルカップを目指し2着、3歳秋以降はマイル戦線や豪州GⅠを使い、3つGⅠ制しました。
能力は高いとは言えませんが、安定して産駒を送り出してくれます。また、今回は、父:ダンシングブレーヴの芝質が欧州型になったため、日本や米国型の繫殖牝馬と相性が良く、豪州GⅠを勝利してくれました。
史実馬で3.8-4.0%程度稼げるので、残り1%強を自家生産馬で稼ぐようにしましょう。

自家生産馬_血統
自家生産馬_能力

所有史実馬

続いて所有した史実産駒を紹介いたします。

・コマンダーインチーフ(1990年生まれ)
 生涯戦績:11戦9勝 主な勝ち鞍:フランスダービー
・クリールサイクロン(1995年生まれ)※強制種牡馬入り
 生涯戦績:12戦4勝 主な勝ち鞍:デイリー杯2歳S
・スエヒロコマンダー(1995年生まれ)
 生涯戦績:30戦10勝 主な勝ち鞍:毎日王冠
・タマモヒビキ(1996年生まれ)※強制種牡馬入り
 生涯戦績:28戦9勝 主な勝ち鞍:中日新聞杯
・ハギノハイグレイド(1996年生まれ)
 生涯戦績:35戦28勝 主な勝ち鞍:チャンピオンズC
・ラスカルスズカ(1996年生まれ)
 生涯戦績:23戦11勝 主な勝ち鞍:メルボルンC
・トップコマンダー(1997年生まれ)
 生涯戦績:25戦10勝 主な勝ち鞍:カンタラS
・マイネルコンバット(1997年生まれ)※強制種牡馬入り
 生涯戦績:20戦7勝 主な勝ち鞍:マーキュリーC
・レギュラーメンバー(1997年生まれ)
 生涯戦績:24戦18勝 主な勝ち鞍:チャンピオンズC

強制種牡馬の枠を使用したのは、クリールサイクロン・タマモヒビキ・マイネルコンバットの3頭です。
ラスカルスズカは、史実で重賞勝利はありませんが、天皇賞(春)で2着の実績があるため能力が高く設定されています。国内GⅠはテイエムオペラオーなど相手が強力ですが、メルボルンCなどの高額賞金レースを目指しました。
レギュラーメンバーは、地方交流重賞で無双・場合によっては米国ダートも目指せるくらい能力がまとまっています。
ハギノハイグレイドも、ダートで長く活躍できます。

系統確立時の種付け料

2012年 系統確立条件:日本5%
種牡馬合計:15頭 種付け料合計:5,300万円

コマンダーインチーフ 1,700万円 ※所有
 └ラスカルスズカ 400万円 ※所有
 └レギュラーメンバー 350万円 ※所有
 └ハギノハイグレイド 300万円 ※所有
 └トップコマンダー 200万円 ※所有
 └スエヒロコマンダー 100万円 ※所有
 └クリールサイクロン 100万円 ※所有
 └タマモヒビキ 50万円 ※所有
 └マイネルコンバット 50万円 ※所有
 └自家生産馬 6頭 種付け料合計:2,050万円

自家生産が遅れたため、史実産駒の種付け料が下がっています。レギュラーメンバー・ハギノハイグレイド・ラスカルスズカは1,000万円以上の種付け料で種牡馬入りできます。
また、コマンダーインチーフ産駒は最初の5年くらいに集中しているため、自家生産馬と合わせて短期決戦で決めきるほうが良いです。タマモヒビキなどは強制種牡馬の枠を使う可能性が高いので、自家生産馬は自力で種牡馬入りできそうな馬を入厩させましょう。
孫世代の競走馬は、ラスカルスズカ産駒のサンレイレーザー(2008年生まれ)のみ収録されています。

2012年_ダンシングブレーヴ系血統支配率
2013年_コマンダーインチーフ系血統支配率
2012年_コマンダーインチーフ系血統支配率

後継種牡馬について

現在ではほぼ滅亡状態の系統のため、滅亡を防ぐにはコマンダーインチーフもしくはコマンダーインチーフ産駒から後継種牡馬をつくる必要があります。ラスカルスズカの母父は、ミスワキで近作では系統確立しやすい系統ですが、ミスタープロスペクター系のため相手を選ぶようになります。能力だけならレギュラーメンバー一択です。レギュラーメンバーの母父はリファール系のナスルエルアラブです。

あとがき

ディープボンドの企画の途中経過は、次回のキングヘイロー解説時にご紹介いたします。
10/14の秋華賞では、リバティアイランドが見事に牝馬三冠を制しました。私は、現地で見ていました。(馬券は相手が来なくて外れました)
競馬で叫びすぎたのとカラオケで喉をぶっ壊しました・・・
風邪をひきやすい季節ですので、皆様体調には気を付けてお過ごしください。

ニコニコ動画で、競馬の配信を中心にやっているので遊びに来ていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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