見出し画像

Winning Post 9 2022 カロ 系統確立

カロ について

父:フォルティノ
母:Chambord(母父:Chamossaire)

1967年生まれ 幼駒時代から馬体に関する評価はよく、2歳の5月にデビューを迎え勝利する。2歳時はそのあと勝てず5戦1勝で2歳シーズンを終える。
3歳シーズンは2戦目にフランス2000ギニーを選択します。レースでは2着でしたが、1着のファラウェイサンが降着したため本馬が1着となりました。その後は勝ちきれない競馬が続きますがイスパーン賞でフランスオークス馬たちを蹴散らし勝利します。この勝利を合わせて8戦2勝の成績で3歳シーズンを終えます。
古馬となった4歳シーズンはガネー賞を含む3連勝となるが、4戦目のエクリプスステークスでイギリスダービー馬:ミルリーフと激突します。結果は4馬身差つけられミルリーフの2着に敗れます。その後凱旋門賞にも出走しますが、再びミルリーフに敗れていまします。この年の活躍が評価されフランスの最優秀古馬に選ばれています。
現役時代はミルリーフの後塵を拝しましたが、種牡馬入り後はミルリーフに劣らない活躍をしました。初年度産駒から重賞馬を輩出すると、2年目の産駒からクリスタルパレス・マデリアがクラシックを制します。その後米国に移り、ドクターカーターやコジーンなどを輩出しました。1977年にはフランスのリーディングサアイアーに輝いています。

Winning Post におけるカロ

因子は結構優秀な部類です
初期から種牡馬入りしていますが、2年ほどで欧州から米国に移動します

まず3代前の親系統ですが、グレイソヴリン・マッチェム・ハンプトンです。マッチェムは被っていますが、いづれも傍流の血統なので血脈化配合で爆発力4-6を確保しやすいと思います。今後のことを考えるとノーザンダンサー・ヘイルトゥリーズン・ミスタープロスペクターを含まず繫殖牝馬を作れれば、今後系統確立だけでなく自家生産時の助けになってくれます。
大種牡馬因子・名種牡馬因子はナスルーラ・グレイソヴリン・フォルティノとあるのでそこそこ爆発力を稼げると思います。
血統のうちほぼほぼ零細血統で固められているため、メールラインやボトムライン配合を組むときにも使えます。
因子はスピードと瞬発力で決め手に困らない産駒が期待できます。また、系統特性は無形です。

確立方法について

スタートシナリオ:1976年
ゲーム難易度:Normal
確立難易度:中
 史実馬+少し自家生産しないと厳しいです
確立年:1987年
 確立年次第で使える馬が変わるのと、後ろに倒しすぎるとほかの系統確立に影響します
確立条件:世界2%  or 米国5%
 海外牧場の種牡馬施設を活用すれば米国5%でも可能です
確立リミット:1989年

具体的な確立方法

まず自家生産できるように繫殖牝馬を集めます。
今回はリュティエで系統確立した際に使った繁殖牝馬に加えて、母父がリュティエの繫殖牝馬を使用しました。零細血統なので配合相手も選べる範囲が広く苦労することはありません。自分の好みの繫殖牝馬を集めてもよいですし、リュティエやソードダンサー・シャーペンアップなどの序盤で系統確立しやすい馬を母父に持つ繫殖牝馬を集めてノーザンダンサーやミスタープロスペクターの流行に備えるものありです。

テスコボーイ系の系統確立も同時にやっているため、母父:カロの繫殖牝馬もいます

モンテオーカンとカロとの産駒からG1馬が誕生しました。最終的に三冠+有馬記念を勝利してくれました。賢さと精神力が低かったので、何回もヒヤヒヤしました。
この馬だけではなくカロ産駒全体的に決め手には困りませんでした。仔出しもよいので能力は安定していい馬が生まれると思います。

鍋底タイプでしたが、系統確立のため泣く泣く3歳で引退させました
モンテオーカンは優秀な繫殖牝馬のため、金のお守りを使う価値はあります

所有馬

ドクターカーター(1981年生)
 生涯戦績:25戦24勝 主な勝ち鞍:BCクラシック
  スピードがBでめちゃくちゃ高いというわけではなかったので、マイル以下で勝ちやすいレースを使いました。ドバイゴールデンシャヒーンやBCスプリントなどは手薄になりやすいのでオススメです。距離の下限は1400Mですが、Winning Post では伝統的に距離の下限のほうは300~400M足りなくても普通に走ります。一方で距離上限は100Mでも長いと簡単に沈みます。

シャルード(1983年生)
 生涯戦績:9戦5勝 主な勝ち鞍:BCターフスプリント
  日本ではビワハヤヒデの父として有名な馬です。
  能力的にはG3では十分ですが、G1だとかなり不安な能力です。米国芝路線でも手薄になりやすいカナダのウッドバインマイルステークスやBCターフスプリントが狙い目です。

所有した史実馬は以上です。
リミットまでは2年あるので他に使える史実馬としては、牡馬ではガレットやゴールデンフェザント 牝馬であればウイニングカラーズが使えます。
米国5%で確立したい場合は、1985年にクリスタルパレスが輸入されます。購入後米国牧場へ移動することで、血統支配率を稼ぐことができます。(今回は無駄にはなりましたが・・・)自家生産馬も同様に米国牧場へ移動するか、現役競争馬時代から米国に所属させましょう。ただし、種牡馬の移動枠は2頭までなので種付け料の高い馬を優先したほうがよいです。
また、コジーンですが今回は所有しませんでした。コジーンは米国の芝路線で普通に無双するので、勝手に高額種牡馬入りします。お守りと管理の手間を考え、所有しませんでした。

系統確立時の種付け料

1987年 世界2%で確立
種牡馬合計:14頭 種付け料合計:11,400万円
カロ 2950万円
 └ドクターカーター 1500万円 ※所有
 └コジーン 1350万円
 └シャルード 750万円 ※所有
 └クリスタルパレス 600万円 ※輸入時に購入し米国へ移動
 └カーホワイト 250万円
 └カルドゥン  250万円
 └サイベリアンイクスプレス 100万円
 └自家生産馬 合計:5頭 種付け料合計:3,200万円
 └架空馬 1頭 種付け料:450万円

カロの弱点というかフォルティノ系とニックスが成立しているのは1986年時点でプリンスローズだけでした。ほかの配合理論を犠牲にしてまで、導入する必要はないと思います。ニックスの利点ですがサブパラ爆発力でサブパラ上昇を期待できますが、カロは能力が高いのでほかの配合理論でスピードを上げるほうがよいです。
プリンスローズについては、頑張れば親系統に昇格できます。ただ難易度はめちゃくちゃ高いです。

1986年時点のニックス
1986年のフォルティノ系の血統支配率
1987年のカロ系の血統支配率

後継種牡馬について

グレイソヴリンが親系統に昇格しているため、後継種牡馬を系統確立するメリットは少なめです。また、滅亡しやすい系統かといわれるとそうでもないので放置でも大丈夫です。
後継種牡馬ならコジーンからアドマイヤコジーンのライン もしくはシャルードからビワハヤヒデのラインが最も介入しやすいと思います。特にアドマイヤコジーンはスノードラゴンやアストンマーチャンを輩出し、短距離中心に実績があります。

あとがき

カロですがごくまれに(10%くらいの確率で)系統確立することがあります。架空馬が高額種牡馬入りと史実馬の種付け料がかみ合った時に起こります。完全に運任せで安定しないので自家生産は必須ですが、カロを確立しておくと今後の生産にプラスになると思います。

執筆ですが、一週間に1記事を投稿したいと持っています。(年換算で50本程度)
投稿しました記事にスキをしていただいたり、SNSで拡散していただければ今後の活動のモチベーションにつながりますので、何卒宜しくお願い致します。

ニコニコ動画で、競馬の配信を中心にやっているので遊びに来ていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?