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星よ知るなら、こちらまで (選んだ道の先の景色も)

あるべき柵を壊して、自由に策や思考を辿っていく羊。
私は今この羊みたいだなと描いて書いてみた。(深く分析されたら、たぶん矛盾とか意味わからないわってこともあるので、ごめんなさい)

ちょっと気がかりは、黙って羊を見送る牧羊犬「理性」くん(ボーダーコリーがいいな)

色んな選択をする上で「理性」くんは、最重要。これを失ったら、いよいよいよいよ…

普通なら…こうだろうな。
空気読んだり、一緒に働く人の性格などから、仕事上などではだいたい定まる。
こうだろうな…。

いつも口悪く、怒鳴り散らしている男性社員。若い男性社員はこの人にこんなことをされた。

顔の前にライターを持ってこられ
「お前、今度は燃やすぞ…」
なんてヤクザな!!おそろしすぎるー!
私が20代で働いていた古い歴史ある薬店。

小売りや調剤の他に、学校や官公庁などの注文を受けて配達する外商も行っていた。
私は総務と外商の注文を受けて、請求書などを作成したり、問い合わせに答える事務などをしていた。
その人は実際配達して、配達先と密に交流もしてくる。何でも言えるような雰囲気に。
たまにはイレギュラーな要望に答えたり勉強してあげたり。

その時、私たち事務が請求書に間違いや、問い合わせへお門違いな返答などしてしまっていた時のクレームを受けてくる。
実際やってしまった人のかわりに謝ってくるのだから理不尽だろう。

事務所に帰るなり
「これやったの誰だぁ!!?」
やった人は結構なけなされ方をされる。
私はそんなにされたことがなかった(血眼にして請求書を何度も見直して)けれど、ある時なんでこうしたんだよ!みたいなことで怒られた。

その時、私は持ってる情報と調べられるだけのことをして対応したので、素直な反省の心情になれず。
その人が知っていた、その人しか知り得てなかったそれをもし知ってたら、対応は変わってたのに。

あんな怖い人に逆らったり歯向かったらどうなるかわからない。普通なら、退くべき…

けれども私は上のようなことを伝えた。
知らないのに正しい対応は無理!

そのことを周りからバカだ世間知らずだ、と言われるかもと思ったし、殴られるかもしれないとも思った。
でも、選択した以上それすら構わなく後悔しないと自分に誓った。

私は完全じゃない状態なら、みんなで話し合っていい手段を考えてやっていける会社が理想だったのだ。
それができないなんて、悔しい。
小娘が生意気。

その人、「それは、そうだな」と話を受け入れてくれた。うそでしょ!!
小娘だったからか。いや、今までヤクザな態度は小娘たちにも向けられてたのだもの、違うさ。

その日から、なぜかフレンドリーな仲になって、ちょっとのミスは笑ってあしらうようになった。うそでしょ!!燃やされないの!?

ところで、ないがしろにされていた「理性」くん。
出番あった?と自分でも思った、けれどあったとするなら…

常識あるべきを越えてからの、判断、予測、起こるべきことに対しての準備。
これは理性がきちんと働いていたのでは??

ちょっと歯をむいた場面もあるけれど、あるべきを越えても、理性の出番はあったの、かも。
(こじつけが過ぎて、いつもズルいなと思うけれど、楽しい。)




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