赤ちゃんが初めて喋る言葉として、ママかパパか？という論争がある。

ママは一緒にいる時間が長いから、ママと言ってくれると良いなと思いつつも、パパが初めての言葉だったりする。

パパはパパで、娘にパパと言って欲しくて必死だが、ママには勝てない、であったりだとか。

でも実は、初めて喋る言葉がママでもパパでも赤ちゃんとしては別に意味はなく、ただ単純に、パパやママが発音しやすいから言っているだけ、というのが真理だという。

さて。

では、ママ、パパ、以外に初めて発した言葉はないのか？

うちの子は産まれてまだ日が浅く、とてもお喋りができるような月齢ではないが、いわゆる赤ちゃん語（クーイング）を始めている。

いわゆる、アーとかウーとかハウとか、そういう感じの言葉とも呼べない音。

そうすると、意味はないけど、こう言っているように聞こえる、という瞬間が沢山あることに気づいた。

赤ちゃん語空耳アワーである。

では、うちの子は、産まれて初めて何を発したのか？

『ウ◯コ』である。

我が子の初めての言葉がウ◯コだなんて信じたくはないし、母子手帳の『言葉を発しましたか？』の欄にも記載できない。
小児科に行って、受付の方や看護師さん、お医者さんが読むかもしれないし。
思春期になってから本人が母子手帳を見て、顔を歪めてしまうかもしれない。
いや、それを笑い飛ばせるような、明るい子に育てるんだ。

それはさておき。

まだ、ママやパパに聞こえる音は残念ながら発したのを聞いたことがない。
しかしながら、ウ◯コはもうすでに8回くらいは言っている。

最初は、空耳かな？と思ったけど、これだけそう聞こえると、本当にウ◯コと言っているんじゃないかと思えてくる。

あと、『アゴ』。これも言っている。3回くらいは言ってる。

『ウ◯コ』『アゴ』。

『ウ◯コアゴ』と、息継ぎせずにスムーズに言っていることすらある。

何だよ、ウンコアゴって。

それとも、ウンコ　アゴーで　Unko agoなのか？

Long long time agoみたいに言うなよな。

今を起点にしてちょうどウンコ前に何だって言うんだ。

実際に、『ウ◯コ』と発してからウンコしたこともある。
天才かよ。

……もしかしてこの子、ウ◯コだけは意味わかってるんじゃねーのか？

んな、馬鹿な。

結論。

世の中の親御さんは認めたくないだけで、実はみんな子どもが最初に発した言葉は、ウ◯コ的な単語なんじゃないのかな。

知らんけど。