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虚実入り乱れし憂世

20数年前、大学の一般教養的な授業で「論理学」を受講していた。
内容なんて覚えていないが「クレタ人はみな嘘つきだ」というフレーズをふと思い出した。

wikiなどを読んで思い起こしてみる。
クレタ人のエピメニデスが「クレタ人はみな嘘つきだ」というが、嘘つきとされるクレタ人であるエピメニデスが噓つきというのだから、それも嘘なのか、、みたいなパラドックスが考えられるが、「すべてのクレタ人が嘘をいう」「嘘しか言わない」という解釈は、普通には存在せず、「嘘つきのクレタ人もいるよね」くらいに解釈するのが妥当だ、みたいな。

さて。
「週刊誌は嘘ばかり書く」も同様に解釈できるが、たまに本当のことを書いたりしているから厄介である。

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