【無念】ハイツ友の会、解散

発表が3/31なので、エイプリルフールであるわけではないのですが、いかにも信じがたく、4/1をやり過ごしてもどうもこの解散は事実らしいです。

昨年の和牛は既報のとおり、本当に3月を以って解散したましたし、尼神インターも同じく、そしてGAGもひろゆきさん脱退、と悲報が相次ぐ中、ハイツ友の会も。4月以降、よしもと漫才劇場の出番がなかったことから、色々推察されてましたが、それも解散のためだったと。

2022年M-1敗者復活での「ひらかた大菊人形」のネタに衝撃を受けました。以降、2023年 NHK上方漫才コンテスト 決勝進出、上方漫才大賞新人賞ノミネート、ABCお笑いグランプリ決勝進出、THE W 決勝進出、2024年ytv漫才新人賞決定戦進出、そして「あらびき団」では菅野美穂賞をも受賞。芸歴5年目で劇場メンバーにすらなれないままの芸人もいるなかで、この戦績は立派すぎます。しかし、この1年は「閾値」を超えた状態で続けていたとなると、、その心労たるやいかばかりか。

「理由」については、西野さんの文面からは、「お笑いファンでない男性」がその要因となっていることが垣間見えますが、二人が記している以上のことを、憶測で論じるのは誰のためにもならないので控えたいです。

ただ、筆者が想起したことはまず一点、かつて以下のように、チュートリアル徳井さんが仰っていたことです。

「芸」とは関係のない尺度を持ち出されて、その苦悩たるや、察するに余りあります。
男前ブサイクランキングは2019年で終わったようですが、本当になくなって良かったと思います。

もう一つ、「ドラえもん」からのび太の名言。
単行本37巻「魔法辞典」より。「魔女っ子ノブちゃん」というアニメにハマるのび太。
「女の子の番組だろ」というドラえもんにのび太が

女でも男でもおもしろいものはおもしろい

ドラえもん37巻「魔法辞典」

と言い返します。

今回の件とは無論意味は違うのですが、「面白い」の根幹に性の別はないのだ、というのは通底していると考えます。

「華がある」などと男女問わず、芸能人を指して言うことがあります。また「顔ファン」なんてことばもできています。どうしても人前に出る仕事なので、そうした見た目に関する要素を全く無視できないところもありますが、お笑いを楽しむときはシンプルに「面白いかどうか」を主眼にすべきだと思います。

清水さんは芸人を引退。元来作家志望とのことで、いつかどこかでお笑いに関わってくれないかな、と勝手な願望を抱きます。

西野さんは苦悩を重ねた結果、ピン芸人になることを選択されました。すぐに、という訳にはいかないでしょうが、ピンネタを見れる日を楽しみに待ちましょう。

とにかく、お二人ともお疲れさまでした。面白いネタで沢山笑わせてもらいました。感謝、感謝、感謝。。

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