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文系営業マンの苦悩

営業マンにとって、得意先や同僚に好かれる雑談は必須である。

人によって話のネタは様々であるが、
一番多いのはスポーツの話ではないだろうか?
プロ野球、甲子園、Jリーグなど、テレビのスポーツ中継は絶好のネタのように思える。

しかし、私はスポーツに疎い。
というのも、私はスポーツ経験がほとんどない、ど文化系人間であるからである。
テレビでもほとんど見ないし、野球はルールすら知らない(寧ろ嫌いだ)
つまり、雑談ひとつをとっても、
文化系は不利だと感じた。

しかし、そんな私が、営業職で文化系であることを最大限に活かせたと感じたことがあった。

それは、接待のカラオケである

アニソンにしろJ-POPにしろ歌謡曲にしろ
それなりに知識があったので、全世代の得意先に対応できた。

あとはとにかく身体を張るようにした。
雑な氷室京介のモノマネを披露したり、
投資流行りのUSAを踊ったり(もちろん踊れてない)
もちろん、上手くなくてもいいのである。
若手が頑張っていると言うことが伝わり、
場が盛り上がればOKなのである。

身体を張ると言うと令和には時代錯誤にも思えるが、あくまで世渡りの手段の一つとしては
ありだと思う。

もちろん人それぞれではあるが、
体育会系でも文化系でも相手を楽しませる
独自の手段を持っていればいいのではないかと思う。

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